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北朝鮮の「水爆」実験より問題は…
高森明勅
北朝鮮が、水爆実験に成功した、と一方的に宣言。 今のところ、疑問視する見方も根強い。 だがいずれにせよ、アメリカも中国も国連も、北朝鮮のやりたい放題を止められない。ならば、わが国が止めさせるしかない。もし北朝鮮が本格的に核武装すれば、手が付けられなくなるのは、火を見るよりも明らかだから。 でもその気になれば、さして困難ではあるまい。 期限を決めて、それまでに...
天皇陛下とAKB48
高森明勅
天皇陛下とアイドルグループAKB48。 その共通点とは? どちらも小林よしのり氏が作品にしている。 確かに、それはその通り。 『天皇論』と『AKB48論』。 だが今、私が求めている回答は、それではない。 正解は“被災地訪問”。陛下については、改めて申し上げるまでもあるまい。畏れ多い言い方ながら、ほとんどご寿命を削りながらのご訪問。現地に圧倒的な「癒し」と「励...
皇室典範改正に向けて
高森明勅
皇室の存続には皇室典範の改正が不可欠。 今の憲法の規定では、典範の改正はもっぱら「国会の議決」(第2条)による。 その際、政治家の考え方が重要になる。 そこで参考になる発言を紹介する。前にも一部引用したが、前原誠司民主党元代表と萩生田光一内閣官房副長官の発言だ。まず前原氏。 「男系男子が望ましいのは一致しても、それなら旧宮家を皇籍復帰させるかといえば意見が大...
皇室の存続を可能にする唯一の具体策
高森明勅
今年の新年一般参賀には約8万3000人の国民が詰めかけたという。 平成になって2番目の多さだったようだ。わが家は3回目のお出ましに間に合い、その時もかなり人が多かった。 しかし参賀に加わった人々でも、皇室の前途に重大な不安がある現実を、どれだけ深刻に受け止めておられるだろうか。 時事通信によれば、安倍政権は、一旦「白紙」に戻した女性宮家創設を含む、皇室活動を...
神武天皇「2600年」式年祭
高森明勅
来る平成28年は「神武天皇2600年式年祭」の年。と言っても、“式年祭”のこと自体、知らない人が多いだろう。そこで、高森ウィンドウズで解説した。 又、百年前の大正5年に執り行われた2500年式年祭の様子については、今発売中の『正論』2月号で紹介した。 あわせて、その時に大正天皇が詠まれた漢詩も取り上げたので、興味のある方は覗いて欲しい。 皆さん、どうぞよいお...
慰安婦問題、「最終的かつ不可逆的な」敗北
高森明勅
慰安婦問題をめぐる日韓合意。 これは、日本側の「最終的かつ不可逆的な」敗北だった、と言うべきではないか。何故なら、慰安婦問題とは何より「歴史認識」の問題だからだ。我々の父祖を永遠に貶めるか、それともその名誉を回復するか。それが問題の本質。 事実として恥ずべき行いをしていたのなら、やむを得ない。 だが、そうではない。 にも拘らず、かねて河野談話の継承を明言して...
12月25日は大正天皇例祭
高森明勅
12月25日、大正天皇例祭。 皇居にある宮中三殿の1つ、皇霊殿で祭典が行われる。 あわせて多摩陵でも。大正天皇が亡くなられたのは、大正15年(1926)のこの日。当時、天皇はまだ47歳だった。 先帝以前、3代の天皇については毎年、宮中で崩御相当日に小祭として「例祭」が執り行われる(神武天皇と先帝は大祭)。大正天皇については、ご病弱というだけの印象を持つ人が多...
共産党、今更どのツラ下げて
高森明勅
国会の開会式には天皇陛下がお出まし。 その時、一般の国会議員や衆参両院議長などより高いお席から、お言葉を賜る。 根拠は憲法。 国会の「召集」は天皇陛下の国事行為だから(第7条)。 「召集」というのは“招集”と異なり、「上位の人が下位の人々を呼び集めること」(明鏡国語辞典)。 だから当たり前に、高いお席が設けられる。更に、天皇陛下が“上位の立場”で国会を召集さ...
陛下、82歳のお誕生日
高森明勅
12月23日、天皇陛下の82歳のお誕生日。1人の国民として心からお祝い申し上げる。 と同時に、日々の尊いお務めと深く厚いご恩恵に、改めて深甚の感謝。今年は家族がそれぞれ都合が悪く、珍しく1人で参賀へ。時間帯が良かったのか、皇居に着いてからもスムーズに流れて、第1回目のお出ましに間に合った。天皇陛下をはじめ皇族方がお出ましになると、人々は一斉に日の丸の小旗を振...
「元皇族」という詐称
高森明勅
近刊の浅見雅男・岩井克己『皇室150年史』(ちくま新書)にこんな記述が。 「(昭和22年10月14日の11宮家の皇籍離脱)以降に生まれた者は『元皇族』とはいえない。もしそう自称すれば詐称である」(20頁) 「念のためにいえば(竹田)恒徳の3男恒和も…生まれたのは竹田宮家がなくなったあとだから元皇族ではないし、本人がそう自称したこともない。さらに皇籍離脱時には...
最高裁、夫婦「同姓」合憲判決
高森明勅
12月16日、最高裁は民法の「夫婦同姓」を合憲とする判決を下した。 当然だろう。 民法は夫婦が同一の姓(氏・名字)とすべきことを求めているだけ。 それが“夫の姓”でなければならない訳では勿論ない。 だから2人で話し合って、どちらかに決めたら良い。 これで何故、女性差別なのか? 原告側は、実際はほとんど女性が改姓していると言う。 だが、それは両者の合意の結果。...
電車の座席に横になって寝ている人を見かけたら?
高森明勅
「道徳リベンジ」とのタイトルを掲げた第52回ゴー宣道場。やむを得ない事情ながら初めての遅刻で、いきなり不道徳ぶりを発揮。。 申し訳なかった。 尤も、高森なんか来ない方が良かった、と感じた人がいたかも。 終了後、語らいタイムを早めに切り上げて、移動。道場運営の縁の下の力持ち、設営隊の皆さんと美味しいタイ料理を食べながら、懇談した。道場の余韻が残っているらしく、...