「光る君へ」と読む「源氏物語」

「光る君へ」と読む「源氏物語」

大河ドラマ「光る君へ」を機に『源氏物語』を読む方が増えています。藤原定家らの尽力で散逸を免れ、千年後の今も愛される物語は、1925年にアーサー・ウェイリーの英訳で欧米でも大ヒット。谷崎潤一郎も三度現代語訳するほど魅了されました。「光る君へ」の場面と照らし合わせれば楽しさ倍増。作中の和歌を覚えれば魅力もアップ。愛子さまも愛読された『源氏物語』の世界に触れ、右脳を鍛える第一歩として、まずはあらすじから始めてみませんか?

愛子さまも繰り返し読まれたという「源氏物語」、あの輝くオーラを感じられる右脳を鍛えるためにも、まずは、あらすじに触れてみませんか?

小林先生が「歌謡曲を通して日本を語る」で「越後獅子」の歌と共にお話いただいた大道芸としての散楽が登場する大河ドラマ「光る君へ」は、いたるところに「源氏物語」のオマージュといえる描写があり、幼いときから古典に親しんでこられた愛子さまも、きっと御覧になっておられるのではないかしらと思いながら視聴しております。

大河ドラマ「光る君へ」を機会に「源氏物語」を読んでいる方も多いようで、小林先生も現代語訳を御手にとっていらっしゃるとのこと。「難き時代を乗り越えて」藤原定家をはじめ多くの先人によって散逸を免れ、千年後の今も読める物語は、1925年には英国人・アーサー・ウェイリーが訳して欧米でも大ヒット。「日本人論」で描かれた「陰翳礼讃」の著者・谷崎潤一郎が、なんと三度も現代語訳をするほど魅力的な物語を読めば、「光る君へ」のあの場面、この場面は「源氏物語のここか~」と視聴する楽しさ倍増、作中に詠み込まれた795首もの歌の幾つかを口ずさめるようになればモテること間違いなし。

愛子さまも繰り返し読まれたという「源氏物語」、あの輝くオーラを感じられる右脳を鍛えるためにも、まずは、あらすじに触れてみませんか?

 


 

第1回 第一帖<桐壺 きりつぼ>

第2回 第二帖<帚木 ははきぎ>

第3回 第三帖<空蝉 うつせみ>

第4回 第四帖<夕顔 ゆうがお>

第5回 第五帖<若紫 わかむらさき>

第6回 第六帖<末摘花 すえつむはな>

第7回 第七帖<紅葉賀 もみじのが>

第8回 第八帖<花宴 はなのえん>

第9回 第九帖<葵 あおい>

第10回 第十帖 < 賢木 さかき>

第11回 第十一帖<花散里 はなちるさと>

第12回 第十二帖<須磨 すま>

第13回 第十三帖<明石 あかし>

第14回 第十四帖<澪標 みおつくし>

第15回 第十五帖<蓬生・よもぎう>

第16回 第十六帖<関屋 せきや>

第17回 第十七帖<絵合 えあわせ>

第18回 第十八帖<松風 まつかぜ>

第19回 第十九帖<薄雲 うすぐも>

第20回 第二十帖<朝顔 あさがお>

第21回 第二十一帖<乙女 おとめ>

第22回 第二十二帖<玉鬘 たまかずら>

第23回 第二十三帖<初音 はつね>

第24回 第二十四帖<胡蝶 こちょう>

第25回 第二十五帖<蛍 ほたる>

第26回 第二十六帖<常夏 とこなつ>

第27回 第二十七帖<篝火 かがりび>

第28回 第二十八帖 <野分 のわき>

第29回 第二十九帖 <行幸 みゆき>

第30回 第三十帖 <藤袴 ふじばかま>

第31回 第三十一帖<真木柱(まきばしら)>

第32回 第三十二帖<梅枝(うめがえ)>