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コンテのラフ絵を描く作業
小林よしのり
昨日は『大東亜論』のコンテにラフ絵を描き込むだけで 一日が終わった。 今日もその続きだ。 物語になると表情の変化を徹底的に描かなければならず、 ユーモアの場面も多いから、ニュアンスを克明に描くのに 集中力と時間がかかる。 それはコンテの段階で描いておかねばならなくて、 『大東亜論』はキャラがどんどん増えていくから、 描き分けるのが大変になってきた。 死ぬ...
不作為の卑怯者は道徳を語れない
小林よしのり
情報は瞬時に世界中に届くというが、問題は「正確な情報」、 「真実の情報」が届くかどうかだ。 「在日特権がある」という「誤った情報」や「陰謀論」 ばかりが、自民党議員や、自称保守論壇や、ネトウヨなど には届く。 差別を容認してはならないはずの橋下徹までが「特別永住権」 を「在日特権」と思い込んでいる。 単なる差別を楽しむための理論武...
「よしりんに、きいてみよっ!」にプチ鹿島、登場
小林よしのり
次回のニコニコ生放送『よしりんに、きいてみよっ!』は、 来週11月19日(水曜)20時からになった。 ゲストにプチ鹿島氏を迎えて、『教養としてのプロレス』 (双葉新書)をテキストに、プロレスが我々に与えた影響や 教養について、語り合ってみたい。 プチ鹿島氏とは渋谷のライブハウスで一度トークイベントを やったのだが、観客が来場者に限...
作画スタッフへの励まし
小林よしのり
これは作画スタッフへの励ましで言うが、『ゴー宣special』の 第8章までの完成原稿を見ると、なかなか凄いじゃないか! 見ごたえのある、迫力ある絵になっている。 宇野常寛氏は『戦争論』を情報と言うが、実は物語と情報の 両面があって、ネトウヨは情報しか受け取れないが、 物語の情緒を受け取った読者の方がはるかに多いのである。 ネトウヨは『戦争論』...
「おぼっちゃまくん」は今も活躍中
小林よしのり
昨日は小学館プロとの打ち合わせで、LINEの「おぼっちゃまくん」が小学館のキャラの中で一番人気だと聞いた。 わしの知り合いにはLINEをやる人がいないので、秘書とだけやっているが、段々文章が少なくなって、絵だけになって終わる。 「おぼっちゃまくん」のスタンプは、感情表現の種類があるから、人のコミュニケーションって、感情さえわかればいいのかもしれない。...
在特会に感化された自民党の不道徳
小林よしのり
民主党がヘイトスピーチを規制する法案の骨格をまとめたという。 道徳的に良いことをしている。 自民党の「ヘイトスピーチ対策等に関する検討プロジェクト チーム」は、奇妙なことに、韓国の対日ヘイトスピーチの実態や 規制の検討状況を調査するよう、関係省庁に求めたという。 何をやってるんだ? 自国のヘイトスピーチが問題になってるんだろう。 韓国で在韓日本...
豊臣秀吉よりわしの方が若い
小林よしのり
『大東亜論』のコンテに没頭している。 食事中も、風呂に入っても、トイレに入っても、就寝前後も、 登場人物のセリフや、細かいシチュエーションや、説得力ある 展開のことばかり考えている。 今描いてるのは来年1月発売の章だ。 また新たな人物を登場させて、新たな物語の要素を加えていく ので、今日はそのための資料になる本を一冊読まねばならない。 昨日「軍...
バンザイノミクスの虚しさよ
小林よしのり
日銀黒田総裁の追加緩和を、海外では「バンザイノミクス」と 揶揄しているという。 日本兵が「天皇陛下バンザイ」と叫んでやみくもに玉砕して いった様子に例えているのだ。 ただひたすら短期の株価だけを気にして、怒涛のように 金融緩和をしているのだが、株価と景気は全然連動しない。 それどころか、株価にしても第一次安倍政権の頃は18000円台 だったのだ...
低気圧でも覚醒せねば
小林よしのり
朝から低気圧のせいか、睡眠不足のせいか、テンション上がら なくて、「ファンテ・ユンケル・ゴールド」を飲んで、 気合い入れた。 このドリンク剤が一番好きである。 トラック運転手が飲んでる、眠気を覚ますドリンク剤も売ってる ようだが、健康に悪いような気がして飲んだことない。 「ファンテ・ユンケル」以外は、胃がもたれるのでダメだ。 岡田斗司夫氏の『僕...
宇野常寛氏の「ダ・ヴィンチ」の評論が凄い
小林よしのり
「ダ・ヴィンチ」に宇野常寛氏が「どこまでも遠くへ届くもの」 と題し、わしの『戦争論』と「ゴー宣道場」と『大東亜論』を 批評しながら、物語と情報についての分析を書いてくれている。 10月にゲストで登壇してくれたばかりの「ゴー宣道場」の体験と その感想も交えて、ここまで緊密に重厚に論じてくれてることに 感謝する。 自分の考えに基づく文...
それは道徳か、国語か?
小林よしのり
笹さんと泉美さんのブログのおかげで、突然、「道徳」への 興味が盛り上がってきて嬉しい。 自分の受けた道徳教育についての投稿が、「ゴー宣道場」の 門弟のメーリングリストや、「ライジング」のコメント欄で 続いている。 それがすごく面白い。 年代によっても道徳の教材が違うし、サンプルが不思議で ならない。 ひとつ、疑問なのは、「走れメロス」とか、「蜘...
花子さんのハサミの話は謎だ
小林よしのり
笹さんが習った道徳の、花子さんのハサミの話は、門弟の 報告を読んでも、何が言いたいのかさっぱりわからなかった。 布切りハサミで紙を切ってはいけない、壊れるという、単なる 道具の使い方が、なんで道徳になるのだろう?と首を傾げた。 「いけないことに手を出したら、一回じゃ終わらない」って、 孫の手がないときに、定規で背中をかいてはいけないのか? 常に...
アベノ屁クズなんか信じちゃいない
小林よしのり
今日は『ゴー宣special』のわしの分のペン入れを終え、 明日は『大東亜論』のペン入れをする。 スタッフは『大東亜論』の〆切もあるが、今月いっぱいで special本の方も終わらせなければならない。 今月が一番ハードだ。 休日返上で描いて描いて描きまくる! 我々はバクチ打ちだ。ヤクザもんだ。 勝負する時には大きく張って、全力を出し切らないと、...
飢えた子どもが1960年代より増えた日本
小林よしのり
1999年ごろの国民の所得は、年収300万から500万が ピークだった。 今は年収200万から300万がピークで、その人口が突出 して増えている。 子供の貧困率は過去最悪で16・3%、6人に1人が貧乏な子で、 一日3食摂っていない子供も増えている。 一日のカロリーを給食に頼っている子供もいる。 わしの小学生の頃、1960年代より、今の方が貧困で...