小林よしのり

不作為の卑怯者は道徳を語れない

小林よしのり

2014年11月12日 03:57


情報は瞬時に世界中に届くというが、問題は「正確な情報」、

「真実の情報」が届くかどうかだ。

 

「在日特権がある」という「誤った情報」や「陰謀論」

ばかりが、自民党議員や、自称保守論壇や、ネトウヨなど

には届く。

差別を容認してはならないはずの橋下徹までが「特別永住権」

を「在日特権」と思い込んでいる。

 

単なる差別を楽しむための理論武装として、

「在日特権がある」という幻想を巻き散らしているだけ

なのに、それを信じたり、なんとなく容認している人間が

なぜ多いのか?

それが問題なのである。

 

「在日特権などない」という「正しい情報」が

なぜ届かないのか?

新聞や雑誌でなぜ「在日特権などない」という事実を

報じないのか?

それが問題なのだ。

 

自称保守のメディアが報じないのはわかる。

在特会やネトウヨも商売相手だからである。

商売上、カネが欲しくて、嘘の情報を見てみぬふりして

いるのだ。

 

つまり電車の中で、女性に痴漢したり、酔っぱらって迷惑

かけたりしている馬鹿を、見てみぬふりしている卑怯者と

同じなのだ。

不道徳を許容する連中なのだ。

 

普段、りっぱなことばっかり言っていながら、ユダヤ人が

ガス室送りになっている事態を見て見ぬふりする、そういう

不作為の卑怯者が、この日本にはやたら多い。

日本人は果たして高潔な人種か?

誇るべき民族か?

怪しいものなのである。