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安倍政権、支持率逆転、再々追加
高森明勅
毎日新聞も7月17・18両日緊急世論調査。共同通信の発表と同様の結果だった。 安倍政権への支持率35%(初逆転の前回より更にマイナス7%)、不支持率51%(同プラス8%)。 2社の調査結果は共に、不支持率が半数を越え、支持率が30%台に落ちている。 さて、今後どのような推移を見せるのか? _____________________________ 「安倍晋三...
安倍政権、支持率逆転、再追加
高森明勅
先に毎日新聞、日本テレビ系のNNN、朝日新聞、NHKなどの世論調査で第2次安倍政権発足以来、初めて不支持率が支持率を上回る逆転が起きたことを紹介した。新たに共同通信社が7月17・18両日に実施した調査結果を発表。 この調査でも支持率37、7%(前回は47、4%)に対し、不支持率51、6%(同43、0%)と逆転した。 下落幅が大きく、やはり初めての逆転。この種...
新国立競技場、安倍首相が2年前に「確証」
高森明勅
新国立競技場建設の行方が混迷を極めている。 当初、総工費1300億円のはずが2倍近くの2520億円に膨れ上がり、もっと巨額になるとの見方もあった。それが誰の責任かさえアヤフヤ。 責任者の下村文科大臣本人が「値段は値段、デザインはデザインということなら、ズサン」と、まるで他人事のよう。 ところが2年前、ブエノスアイレスでのIOC総会で、安倍首相はこんな演説を。...
衝撃作『卑怯者の島』
高森明勅
小林よしのりさんから待望の『卑怯者の島』を送って頂いた。ご配慮に感謝。 まず、500ページ近いボリュームに驚く。表紙の重厚さが好ましい。 やや差し出がましいことを申せば、『大東亜論1』の表紙は内容に比べ、些か軽い感じがあった。今回は、中身と釣り合った迫力と格調。 内容は、ギャグでも「論」でもない、王道のストーリー漫画。ペリリュー島での激戦をモデルにしながらも...
安保関連法案、衆院特別委可決
高森明勅
7月15日、衆議院特別委員会にて安保関連法案可決。既に100時間以上審議したから、と。 だが、対象となるのは10の法改正と新法1。 合計11の法案。それを一括審議した。 だから、平均すれば1本、僅か10時間ほど。 全然、時間不足。 更に、国民も殆ど理解できておらず、そのことを安倍首相自身も認めた上で、与党単独の強行採決だった。 国防を巡る国の方針については、...
安倍政権、支持率逆転、追加
高森明勅
NHKの世論調査(7月10日から12日実施)でも安倍政権への支持率が逆転。 支持率41%(前回よりマイナス7%)、不支持率43%(同じくプラス9%)。初の支持率逆転ーとのこと。 但し、支持率逆転と言っても、どのメディアの調査結果も、ほぼ拮抗状態。 さて、産経新聞・フジテレビ系FNNの調査結果がどうなるか?
安倍政権、支持率逆転
高森明勅
このところ、各メディアの世論調査で、安倍政権への支持率が不支持率より下回る結果が、相次いでいる。7月4・5日の毎日新聞の調査で支持率42%(前回より-3%)、不支持率43%(+7%)。 僅かな差ながら、支持率の方が下回った。 第2・3次政権では最低の支持率という。同10日から12日に日本テレビ系のNNNが行った調査では、支持率39、7%。不支持率は41%にな...
歴史問題で連敗中の安倍政権
高森明勅
「保守」層の期待を背負って出発した安倍政権。第1次では大コケ。 その分、第2次への期待は更に高まった。今や第3次に。 でも、歴史問題で連敗中。 最低でも、第1次安倍政権が中断させた靖国神社参拝の復活は、間違いなく成し遂げてくれるはず。 と誰もが信じていた。 が、一昨年の1回だけ。 その後は、アメリカの顔色を窺って、又々中断。 河野談話・村山談話など“負の遺産...
いじめで自殺した子供の親は被害者か?
高森明勅
以下に述べるのはあくまで一般論。 個別のケースについては、正確かつ詳細な事実を知り得ない。 よって、残念ながら責任ある言及ができない。これまでも繰り返し指摘して来たことだ。子供がいじめで自殺した場合、たちまち担任の教師や校長など学校関係者が、あたかも「加害者」であるかのように非難されるケースが目につく。 一方、自殺した子供の親は「被害者」の如く扱われ、本人ま...
ギリシャ危機の“分かりやすい”原因
高森明勅
国家財政が事実上のデフォルト(債務不履行)に陥ったギリシャ。今後、国際債権団(EU、欧州中央銀行、IMF)への要求拒否をギリシャに許せば、スペイン、イタリア、ポルトガルなどの重債務国も後に続く可能性がある。 そうなると、ユーロ圏そのものの解体にまで繋がりかねない。世界のGDPの20%を占めるユーロ圏がもし瓦解すれば、世界経済にどれほど甚大な被害を与えるか。ギ...
「つくる会」世界遺産登録で声明
高森明勅
この度、世界遺産登録で韓国に譲歩した件につき、「新しい歴史教科書をつくる会」は7月9日に声明を発表した。タイトルは「世界遺産登録でのユネスコ大使の声明は『第2の河野談話』ーー政府は大使発言を撤回し、将来の禍根を絶て!」。 その一部を引用する。 「そもそも、戦時労働力の不足を補うための国民動員は、英米をはじめどこの国でも行われたことであり、これを戦後、強制労働...
初の政府発「歴史問題」
高森明勅
今、新たな歴史問題が浮かび上がった、悪夢のような場面に、我々は立ち会っている。 しかも、これまでの歴史問題は皆、朝日新聞発や、左翼弁護士発などだったが、今回は違う。何と初の政府発。 今更、韓国に攪乱されたなんて言い訳は、通じない。 たかが世界遺産登録の為に、何と愚かなことを仕出かしたのか。
靖国参拝無き安保法制
高森明勅
集団的自衛権の行使は、独立国なら当たり前。 だが問題は、今の日本が独立国なのか、どうか。 と、以前にも述べた。具体的には、例えば首相の靖国神社参拝。今年は戦後70年の節目の年。なのに、安倍首相が靖国神社に参拝する気配は、微塵もない。 どころか、安倍首相はよりによって、靖国神社に勅使のご差遣を仰ぐ4月22日、春季例大祭当日祭の日に、中国の習近平国家首席との首脳...
奴隷労働の遺跡が世界遺産に?
高森明勅
今回の世界遺産登録にあたり、韓国に歴史問題で譲歩したのは、今後必ずロクなことにならない。 私は先にそう指摘した。 早速、欧米のメディアも反応し始めたようだ。 「日本政府…過去の強制労働を認める」(米誌フォーブス) 「戦争犯罪である残虐行為が行われた場所が日本の世界遺産となった」(米CNN) 「強制労働の歴史を認めた」(米紙ワシントンポスト) 「日本が強制労働...
世界遺産登録、戦時徴用裁判への懸念
高森明勅
韓国で相次ぐ戦時徴用を巡る賠償請求裁判。 国際法上、とっくに解決済み。 それを、無法かつ執拗に蒸し返している。だが今回、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録で、日本自身が「強制性」を認めた。 韓国では「日帝の強制労役・動員、日本が国際舞台で初認定」(朝鮮日報)、「日本政府、“朝鮮人強制労役”初公式認定」(東亜日報)などと大喜び。これが裁判に悪影響を及ぼさ...
河野談話よりダメダメ、世界遺産登録
高森明勅
大急ぎで付け加えておく。 今回の世界遺産登録に伴う、歴史問題での韓国への譲歩は、河野談話より遥かに愚か。何故なら、河野談話の時はまだ前例が無く、韓国がどれだけ酷い対応を見せるか、十分に予想出来なかった。甘かったと言えば、その通り。 だが今回の場合、既にさんざん煮え湯を飲まされて来ている。 その上、この度の登録プロセスそれ自体でも、手のひらを返されている。それ...