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新元号「令和」の出典
新元号「令和」の出典
高森明勅
高森明勅 皇太子殿下が即位される5月1日当日、 元号は「平成」から「令和」に改まる。   次の元号、令和の出典はわが国の古典(国書)。   これまでの247の元号のうち、 出典が明らかな(又は推測可能な)例は200余り。 それらが全て、漢籍が出典だったのに比べると、異色だ。   万葉集、巻五「梅花の歌三十二首」に添えられた「序」から。   同序の作者は、(異説もあるも...
新元号の公表と「改元」は異なる
新元号の公表と「改元」は異なる
高森明勅
高森明勅 平成31年4月1日の午前11時半に新元号が公表される。 ちなみに、このブログは公表前に書いている。   ここで勘違いしてはいけないのは、 新元号の公表イコール改元(かいげん、元号を改める事) では“ない”という事。   新元号の公表があっても、実際の改元がある迄は、 元号は「平成」のまま。   昭和から平成への改元もそうだった。   昭和64年1月7日に、今...
明治皇室典範の「二者択一」
明治皇室典範の「二者択一」
高森明勅
高森明勅 明治の皇室典範を制定する際に、 2つの立場の対立があった。   1つは、側室制度を前提に、 非嫡出(庶出)にも皇位の継承資格を認めて、   「男系の男子」に限定する立場。 もう1つは、側室制度を排除し、 非嫡出には皇位の継承資格を認めず、 女性天皇・女系天皇も認める立場。 しかし、当時の皇太子、嘉仁(よしひと)親王 (後の大正天皇)は側室(柳原〔やなぎわら〕...
「皇位の安定継承」を巡る政府見解
「皇位の安定継承」を巡る政府見解
高森明勅
高森明勅 皇位の安定的な継承について政府はどのように考えているのか。 去る3月20日の参院財政金融委員会での安倍首相の答弁に、 それが明確に示されていた。 当日の速記録(未定稿)から紹介する。 「安定的な皇位の継承を維持することは 国家の基本に係る極めて重大な問題である」 「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの 重みなどを踏まえながら、慎重かつ丁寧に検討を行う必...
北方領土という「外交の罠」
北方領土という「外交の罠」
高森明勅
高森明勅 北方領土を巡るロシアの本音はどのようなものか。 ロシア語メディア(NTS、3月15日)が 以下のように伝えているとか。   「露大統領府筋も外務省筋も、 日本への島の引き渡し計画はないとし、 さらに次のように述べた。   大統領の原則は、日本側が受け入れられない 条件を出して日本にそれを拒否させることだ。 露当局は、島の引き渡しを直接拒否することは 『外交的...
「北方領土」プーチンの言い分
「北方領土」プーチンの言い分
高森明勅
高森明勅 安倍首相が自分のレガシーにしたかった北方領土問題。   ロシア側の言い分はどうか。   去る3月14日、 プーチン大統領がメディア関係者も入れて、 ロシアの実業家組織の執行部と会合を持った。 その時に以下のように語ったという。   「(日露)交渉は失速した。交渉進展のためには、 まず日本が日米安保条約から離脱しなければならない。 安倍晋三首相は、島が引き渡さ...
「安」が付く元号はあり得ない
「安」が付く元号はあり得ない
高森明勅
高森明勅 新元号の公表が近くなった。 閣議決定の前に、天皇陛下と皇太子殿下への ご報告がなされるべき事を、繰り返し指摘しておく。   「平成」の次の元号がどうなるか。   様々に憶測する人達がいるようだ。 しかしそれは、「天皇の元号」という 伝統に照らして、陛下の“ご聴許”を得て 決すべきもの。   ただ、1つだけ今の時点で はっきりしている事がある。   それは、 ...
レガシー作りと消費増税
レガシー作りと消費増税
高森明勅
高森明勅 消費増税の先送りがあり得ない理由として、 安倍首相の“レガシー作り”が指摘されている。 ちょっと回りくどい説明ながら、以下の通り。   「『もう(安倍)総理の任期中に北方領土問題は 解決できない』通常国会が始まって間もない2月初旬。 周辺にこう漏らしたのは、安倍晋三首相の主席秘書官、今井尚哉だ。 …『安倍が最も信頼する側近』とされる今井の言葉は、 永田町では...
消費税どうなる?
消費税どうなる?
高森明勅
高森明勅 4月ゴー宣道場の締め切りは3月27日。 もう間近。 テーマは「日本経済は復活できるのか?」   ゲストは京都大学教授の藤井聡氏。   藤井氏が編集長を務める 『表現者クライテリオン』の別冊 「消費増税を凍結せよ」には驚くべき 経済データが満載。   その中に、世界各国の1995年から 2015年までの名目GDP成長率をグラブ化した 表が載っている。   これ...
「男系」論者の本音
「男系」論者の本音
高森明勅
高森明勅 皇位継承を巡る「男系」論者の 代表的なお1人は、憲法学者の百地章氏だろう。 しかし、その百地氏も 「万一の場合には、皇統を守るために、 女帝さらには女系の選択ということもあり得る」 (『憲法の常識 常識の憲法』94頁)と、 注意深く述べておられる。   もう1人の代表的な男系論者、 八木秀次氏も以下のように“率直”に 語っておられた。   「正直に言えば私と...
「旧宮家」当事者の肉声
「旧宮家」当事者の肉声
高森明勅
高森明勅 皇室典範特例法の附帯決議では、 新天皇のご即位後「速やかに」、 政府が「安定的な皇位継承を確保する諸課題、 女性宮家の創設等」について、「検討を行」う事が 義務付けられている。 皇位の安定的な継承の為のプランとして、 前から提案されて来たのは以下の2つ。   (1)旧宮家系男性が新たに皇籍を取得できるようにする案。   (2)女性宮家を創設する案。   とこ...
安倍首相が「旧宮家」案を否定
安倍首相が「旧宮家」案を否定
高森明勅
高森明勅 産経新聞(3月21日付)に 「旧宮家の皇族復帰、首相が否定的見解」 との見出しで、以下のような記事が掲載された。   「安倍首相は20日の参院財政金融委員会で、 皇位継承の安定策をめぐり、戦後に皇籍を離れた 『旧宮家(旧皇族)』の復帰に否定的な考えを示した。   『70年以上前の出来事で、皇籍を離脱された方々は 民間人として生活を営んでいる。 私自身が(離脱...
立憲民主党全議員勉強会
立憲民主党全議員勉強会
高森明勅
高森明勅 3月19日、 立憲民主党の皇位の安定的継承に 向けたキックオフの「全議員勉強会」。   そこで1時間ほど レクチャーする機会を与えられた。 光栄だ。   質疑応答の手前迄はメディアにも公開。 だから内容を特に隠す必要はないだろう。 取り敢えず、私が用意したレジュメの目次だけを 掲げておく(“→”の後が本論だが省略)。   皇位の安定的継承のために 1退位特例...
政府・国会が皇位の安定的継承に取り組む?
政府・国会が皇位の安定的継承に取り組む?
高森明勅
高森明勅 3月18日の参院予算委員会で 菅官房長官が皇位の安定的な継承への 検討“開始”について言及した。 「皇族数の減少等については、 皇族方のご年齢からしても先延ばしすることは できない重要な課題であると認識しております。 (新天皇が)ご即位された後、というふうに考えています。 そんなに時間を待たないで、 というように思っています」と。 政府は皇室典範特例法の附帯...
宮内庁が企画したDVDは貴重
宮内庁が企画したDVDは貴重
高森明勅
高森明勅 宮内庁が企画し、 毎日映画社が製作した皇室紹介DVD 「天皇皇后両陛下の1年~ご譲位を前にされて~」 (60分)を、皆さんはご覧になっているだろうか。   宮内庁のホームページに3月14日から掲載されている。 貴重な映像が満載だ。 年末に両陛下が餅つきをされている お姿を拝見したのは、私も初めて。 年始から年末まで、両陛下の日々のお務めを、 リアルに実感でき...
延長線上じゃない未来
延長線上じゃない未来
高森明勅
高森明勅 私のパソコンに動画を送って貰った。   トヨタの豊田章男社長の 今年の年頭のスピーチなど。 さすがに立派なスピーチだ。 その中でも、次の一節に感銘を受けた。   「従来の延長線上にある未来と訣別し、 自分たちの手で新たな未来をつくる。 簡単なことではありません。 しかし、私たちの先輩は、一度、 それをやり遂げているのです。 そのDNAを受け継いでいるのであれ...
世論調査で次の首相に相応しい政治家は?
世論調査で次の首相に相応しい政治家は?
高森明勅
高森明勅 時事通信の3月の世論調査(8日から11日に実施)。 自民党の総裁4選論への賛否を尋ねている。 結果、賛成は僅か9.0%だった。 1割に満たない。   次の首相に相応しい政治家は以下の通り。   1位‐小泉進次郎厚生労働部会長、支持率24.4%。 2位‐石破茂元幹事長、18.9%。 3位‐安倍晋三首相、14.2%。 4位‐岸田文雄政調会長、5.1%。   自民...
「一世一元」制の意味
「一世一元」制の意味
高森明勅
高森明勅 お1方の天皇に1つの元号。 この制度を「一世一元(いっせいいちげん)」制という。 この制度について、拓殖大学学事顧問の渡辺利夫氏が 興味深い指摘をされている。   「御代替わりが近づいてきた。 明治、大正、昭和、そして平成までが 過ぎ去ろうとしている。 『一世一元の制』は明治の改元以来のものだが、 改めて優れた『制度設計』だと思わされる。 天皇家の血脈が瞬時...
天皇として最後の一般参賀
天皇として最後の一般参賀
高森明勅
高森明勅 和歌を詠(よ)む方々のミニコミ紙 「あづま通信」(不二歌道会千葉県支部)を毎号、 送って戴いている。 その最新号(351号)に、 若い教師H氏の次のような和歌が掲載されていた。 今年2月の「月例歌会」で詠まれたものの1首。 国民の 声に応へて 幾度(いくたび)も いでまし給(たま)ふ 御(み)手振り給ふ (原文は正字、一行書き) 今年1月2日に、皇居で行われ...
昭和天皇への最後の「君が代」
昭和天皇への最後の「君が代」
高森明勅
高森明勅 3月13日、福島県宗教団体連絡協議会で講演。 その後、懇親会に。   事前には、懇親会にまで参加するとは 全く聞かされていなかった。 しかし、かねて尊敬している地元神社界の 指導者の方が、今回の講演者として私を 推薦して下さったそうなので、 素直に参加した。 と言うより、お酒の場だから拒絶しなかった、 というのが正直か。 どちらにしても、参加して良かった。 ...