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皇室への「保守」の暴言
高森明勅
言論サイト「iRONNA」から依頼された原稿が 3月11日に公開された。編集部が付けてくれた タイトルは「『天皇はかくあるべし』上から 目線の知識人が錯覚した陛下のお気持ち」。 ご関心の向きは覗いて戴きたい。 皇室に対し、 「反天皇」の左翼が“上から目線”なのは、 特に驚くにはあたらない。 しかし、“保守”の一部の言論人の横柄さは、 常軌を逸している...
ご譲位を可能にする法整備に膨大な時間が必要?
高森明勅
もう随分昔の話のような気がする。 天皇陛下のご譲位を巡って、 一部の「保守」系知識人がトンチンカンな 発言を繰り返していた。 私が期待している若手の経営者が こんな事を述べていた。 「保守の知識人というのは立派な方々だと 思っていたのですが、違っていましたね。 あれ以来、信頼感が一挙に失われました」と。 本物か偽物か。 あれでハッキリしたのではな...
関西ゴー宣道場を巡る報道
高森明勅
読売新聞(3月11日付)に次のような記事。 「自民党の石破茂・元幹事長は10日、 大阪府内で講演し、安倍首相が目指す2020年の 憲法改正について、『20年(夏の)五輪までに (国会で発議する)というのはなかなか日程的に 難しい』と見通しを語った。 石破氏はそのうえで、 『憲法改正は理性でやるべきものであって、 感情でやるものではない』とも述べた。 ...
神器は皇位と共にあり
高森明勅
日本人には古くから 「神器(じんぎ)は皇位と共にあり」 「皇位は神器と共にあり」 という考え方がある。 勿論、わが国の長い歴史の中で 異例・変則の場面が皆無だったのではない。 ごく稀(まれ)ににそういう場面があっても、 基本的に上記の考え方が覆(くつがえ)る ことなく現代に至っているのが、事実だ。 それを踏まえて、この度の御代(みよ)替わりに おける...
5月に「大嘗祭」の本を出す
高森明勅
私の処女出版は平成2年に刊行された 『天皇と民(たみ)の大嘗祭(だいじょうさい)』(展転社)。 大学院を出て間もない 無名一介の若造の著書ながら、 幸い好評を得て、たちまち3刷りまで版を重ねた。 各地に招かれて講演に飛び歩くなど、 生活も一変した。 当時は過激派が「大嘗祭粉砕!」 などと叫んでいたので、 私が講演で地方のホテルに泊まる時には、 隣...
新天皇のご即位をお祝いする一般参賀
高森明勅
今上(きんじょう)陛下のご即位に当たり、 ご即位をお祝いする皇居での一般参賀が、 平成2年11月18日に行われた。 この時、「即位礼正殿(せいでん)の儀」 「祝賀御列(おんれつ)の儀」は同年11月12日、 「大嘗祭(だいじょうさい)」が同月22・23日だから、 その中間の時点での参賀だった。 参賀者への天皇陛下のおことばは以下の通り。 「即位礼正殿の儀及び関...
右も左も憲法9条を護持して対米依存
高森明勅
右派はナショナリズムを強調しながら自主防衛はやる気無し (だから9条を維持して、戦力未満の自衛隊「加憲」のみ)。 左派は米軍基地に反対を唱えながら占領憲法は死守するという。 しかし、普通に考えたら 、右派の「憲法改正と対米依存」というセット、 左派の「反米と護憲」というセットは、どちらも奇妙。 護憲なら米軍基地は(アメリカがそれを望む限り)固定化される。 そ...
リベラル・ナショナリズム
高森明勅
現代の日本ではリベラリズムは左派、 ナリショナリズムは右派の、それぞれ “代名詞”になっているようだ。 ところが欧米では、 以前から「リベラル・ナショナリズム」 という考え方が浮かび上がっている。 「そもそも、共通の文化的基盤の まったくない所で民主主義的な議論など 成立するのであろうか。 古代ギリシアのデモクラシーがポリスという 共同体と不可分なも...
皇室の存続と憲法9条改正
高森明勅
3月の関西ゴー宣道場のゲストは、 ポスト安倍の有力候補のお1人、 石破茂代議士。 同氏のオフィシャルサイトには、 「天皇陛下のご生前ご譲位について」 と題するご自身の文章が掲げられている (平成29年1月31日)。 そこで、ご自身の見解を次のように要約された。 1、ご生前のご譲位は認めるべきであり、 これを今上陛下ご一代に限るのではなく、 恒久的...
分断を超えて―天皇陛下御在位30年記念式典
高森明勅
2月24日、天皇陛下御在位30年記念式典。 政府主催の行事ながら、 式典の趣旨に照らして当然、 陛下のご意向も反映されている。 例えば「歌声の響(ひびき)」。 陛下がお詠みになった琉歌(りゅうか)に 皇后陛下が曲を付けられた作品だ。 それを沖縄出身の歌手、三浦大知さんが歌った。 この琉歌の由来は、メディアでも繰り返し取り上げられた。 皇太子時...
ポスト安倍「第1候補」?
高森明勅
2月23日のラジオ番組に小泉純一郎元首相が出演。 その中で、安倍首相の後継をめぐり、 石破茂元自民党幹事長に言及したという。 「今のところ第1候補だろう」と。 これをどう理解すべきか。 今の小泉氏は、自分が見込み、 引き上げて首相のポストに就けた 安倍氏を嫌っていて、安倍氏が最も嫌がる 政治家の名前を、今は劣勢に見えても敢えて 取り上げたのか。 ...
皇太子として最後のお誕生日
高森明勅
2月23日、皇太子殿下の59歳のお誕生日。 国民の1人として心からお祝い申し上げる。 殿下にとっては、皇太子というお立場での 最後のお誕生日。 来年からこの日は、 国民の祝日「天皇誕生日」となる。 お誕生日に際して、恒例の記者会見が行われた。 そこでのご発言には、 殿下のご即位に向けたご覚悟が、 確(しか)と拝された。 映像を拝見して...
「天皇の元号」守られる?
高森明勅
新元号について次のようなニュース。 「政府関係者によると、政府は、全閣僚による協議終了後、 新元号の閣議決定が行われる前に、 宮内庁長官を通じて天皇陛下と皇太子さまに 新元号を伝えることを検討している」(NNN、2月22日)と。 元号法では、元号は政令で定める事を規定している。 だが、単に政令で決めるだけでは、 「天皇の元号」という伝統が失われ、...