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秋篠宮殿下ご即位辞退?
高森明勅
朝日新聞が以下のような報道(4月21日付)。 「『兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです』 一昨年6月、天皇陛下の退位を実現する特例法が成立した後、 秋篠宮さまが皇位継承についてこう語るのを聞いた。 当事者として、高齢で即位する難しさを指摘した形だ。 代替わり後、秋篠宮さまは皇位継承順位1位の『皇嗣(こうし)』となる。 『天皇になることを強...
昭和天皇から今上陛下へ
高森明勅
児童文学作家の高木敏子氏。 今上陛下の「慰霊の旅」を巡って、 以下のように述べておられる。 「中学生だった秋篠宮さまが、 両親と妹を亡くした戦争体験を綴(つづ)った 『ガラスのうさぎ』(昭和52年刊)を読んでくださり、 両陛下に勧めてくださったそうです。 それがきっかけとなり、東宮(とうぐう)御所や 皇居にお招きいただくようになりました。 …陛下からは国外を...
「北方領土」間違ったシグナル
高森明勅
ロシア研究の専門家で新潟県立大学教授の袴田茂樹氏が、 北方領土問題について以下のように指摘されている。「(20)16年5月、安倍首相はこれまで領土交渉は 1センチも進まなかったとして、従来の発想にとらわれない 『新アプローチ』を提案し8項目の協力提案をした。 私が最も懸念したのは、露側に間違ったシグナルを送ったことだ。 つまり、露は、対日姿勢を強硬化したので...
令和元年の皇居勤労奉仕
高森明勅
5月1日から元号は「令和」に改まる。 その令和元年に皇居勤労奉仕をさせて戴けそうだ。 昨年、高森稽古照今塾の私の教え子たちが中心に なって勤労奉仕団を結成。 私も勤労奉仕に参加できた。 奉仕を終えた直後、 「来年もやりたいな」と思わず呟いていた。 それを覚えていてくれたのか、 今年も新たに奉仕団を結成するという。 団員は若い社会人ばかり。 だから、4日間...
「立太子礼」を祝われた御歌
高森明勅
平成3年2月23日。 皇太子殿下は満31歳のお誕生日に、 「立太子(りったいし)の礼」を挙げられた。 この時に、皇后陛下はお祝いの御歌(みうた) を詠(よ)んでおられる。 赤玉(あかだま)は 緒(お)さへ光りて 日嗣(ひつぎ)なる 皇子(みこ)とし立たす 春をことほぐ 「赤玉は緒さへ光りて…」とあれば、 日本の古典に興味を持つ者なら、 古事記に出てく...
ご手術直後の「ありがとう」
高森明勅
天皇陛下の前立腺癌のご手術に当たった 東京大学医学部名誉教授、北村唯一氏。 ご手術直後の陛下のご様子について、 以下のような証言をしている。 「手術直後、病室に移動するための ストレッチャーに乗せられた陛下に 『無事終わりました』と伝えると、 一言『ありがとう』とおっしゃいました。 普通、手術直後は朦朧(もうろう)とした 状態が続いていますから、 手術室...
天皇陛下とイルカさん
高森明勅
シンガーソングライターのイルカさん。 これまでに2度、天皇陛下とお話する機会をお持ちだ。 1度目は皇太子時代にチャリティーコンサートに 御臨席賜(たまわ)った時。 2度目は平成26年「秋の園遊会」にて。 その時の事をご本人が記されている。 ここでは後者のみ引用しよう。 「私はIUCN自然保護連合の親善大使を 務めておりますが『生物多様性』を広める為に 歌...
美濃部達吉博士の「象徴天皇」論
高森明勅
憲法学者の美濃部達吉博士は、 戦前の特殊な「空気の支配」のもと、 天皇機関説事件で貴族院議員の辞職に追い込まれ、 更に右翼の暴漢に銃撃されて重傷を負った。 戦後には『日本国憲法原論』(昭和24年、同27年に補訂版) を刊行されている。 その中で、憲法の「象徴」規定を巡り以下のように述べておられた。 「『象徴』とは他の語で言へば『形態的の表現』 とも謂(い...
今上陛下を「平成…」とお呼びするな!
高森明勅
最近、刊行物でしばしば「平成天皇」 という呼び方を見かけて、驚く。 これは即刻止めるべきだ。 一世一元制のもと、元号はその時代の天皇が 崩御(ほうぎょ)された後(!)に、追号(ついごう)となる。 明治天皇、大正天皇、昭和天皇、全てそうだ。 分かりやすく言えば、“元号”プラス“天皇”という呼び方は、 一般の「戒名(かいみょう)」に近い。 だから、ご存命中にそう...
元号は「昭和」で終わる可能性があった
高森明勅
先頃、新元号「令和」の発表があった。 いよいよ改元も近づいた。 しかし今回の改元も、昭和54年6月の国会での 「元号法」の成立があればこそ(公布・施行は同月12日)。 その事実を改めて銘記したい。 占領下、GHQの圧力によって皇室典範から 「元号」の規定が削除された。 その結果、元号の法的根拠が曖昧になった。 典範の規定は無くなっても、明治元年9...
津田左右吉博士の「元号」擁護論
高森明勅
戦時下の特殊な「空気の支配」の中で、 大学の職を追われ、著書も発売禁止の処分を受けた 津田左右吉(そうきち)博士。 占領下に、GHQの指示で皇室典範から「元号」の規定が 削除されるという、新しい「空気の支配」のもと、 知識人達の間で元号廃止論(=西暦公式採用論)が 唱えられるようになった時には、堂々と元号“擁護”論を 発表された(『心』昭和25年7月号)...
「文選」の名前は何故外された?
高森明勅
皇太子殿下のご即位と共に施行される新元号「令和」。 佳(よ)い元号だ。 但し不審な点が1つ。 政府の発表で、出典に『万葉集』“だけ”が挙げられた事。 今回、出典として紹介された 「梅花(ばいか)の歌三十二首」の 「序」の該当箇所が、『文選(もんぜん)』 (張衡〔平子〕の「帰田賦〔きでんのふ〕」) の句を踏まえている事実は、 『万葉集』に興味を...