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オランダ国王の「即位礼」ご参列
高森明勅
10月22日の「即位礼正殿の儀」にオランダのウィレム・アレクサンダー国王 が参列して下さる。 かつて、同国に根深い反日感情があった事を思うと、感慨深い。 先の大戦中、旧オランダ領東インド(現インドネシア)の旧日本軍の 収容所でオランダ人の捕虜や民間人が多数、抑留された。 その為、サンフランシスコ講和条約による国際法上の解決とは別に、 オランダ国内には日本への...
上皇后陛下お誕生日祝賀行事お取り止め
高森明勅
10月20日は上皇后陛下の85歳のお誕生日。 当然、祝賀行事が予定されていた。 しかし、22日のご即位関連行事のすぐ前である事から、上皇后陛下から、 宮殿での行事を全て吹上仙洞御所に移し、簡素化するようにとのお考えが 示されていた。 ところが、この度、台風19号により広域にわたって多大な被害が発生した事に、 上皇陛下とご一緒に大変お心を痛めておられる。 その...
蛇と遊んでおられた皇后陛下
高森明勅
皇后陛下は田園調布双葉小学校に通っておられた。 その時の恩師、岸田泰則先生が以下のような証言をされている。 「田園調布双葉小学校に赴任したのは、教員になってまだ2年目 の頃でした。 私は蛾の研究が専門なので生物部を創設し、そこに6年生の雅子さまが 入部してきました。 5年と6年を合わせても女の子ばかり6人の小さなクラブです。 …雅子さまはそんな生物部のリーダ...
国民文化祭と国民体育大会
高森明勅
令和の「四大行幸啓」の1つは「国民文化祭」。 これが令和から新しく加わったので「四大」となった。 平成時代には皇太子のご公務だった。 始まったのは昭和61年から。 この時には、まだ皇太子にもなっておられなかった天皇陛下が、ご隣席。 以後、平成に入ると皇太子としてお出ましになった。 天皇陛下にとっては、第1回からずっと関わって来られた特別な行事でもある。 平成...
植樹祭と豊かな海づくり大会
高森明勅
平成の「三大行幸啓」の1つは「全国豊かな海づくり大会」。 始まったのは昭和56年だ。 当時は上皇陛下が皇太子としてお出ましだった。 ご即位後、天皇のご公務に格上げされて、ずっとご自身で式典に臨まれた。 全国植樹祭は言わば「山」を守るのが主眼。 ならば「海」を守る豊かな海づくり大会も、天皇のご公務に格上げして こそ均衡が取れる。 そのようにお考えになったのだろ...
スイス・ミューレンでの情景
高森明勅
数学者で作家の藤原正彦氏。 奥様とご一緒に、亡き父、新田次郎ゆかりの地、 スイス・ミューレン村を訪れられた。 同村はアイガー、メンヒ、ユングフラウの3名峰に対峙する、 切り立った崖の上の狭小な地にある。 絶景なのに“隠れ家”のまま。 そこで出会ったイギリス人親子とのやり取りを記されていた。 「夕食前の散歩中、小ぢんまりとした木造教会の芝生のベンチに腰をかけ、...
明治天皇と国民体育大会
高森明勅
昭和の「二大行幸(ぎょうこう)」の1つ、「国民体育大会」。 国内最大のスポーツの祭典だ。 こちらは「全国植樹祭」とは違い、昭和天皇のご意志が きっかけになったのではない。 それどころか、その前身は大正時代に遡る。 大正13年に内務省の主催によって第1回「明治神宮競技大会」が開催された。 その目的は「明治天皇の聖徳を景仰(けいこう)し、国民の身体鍛錬、 精神の...
昭和天皇と全国植樹祭
高森明勅
天皇のお出ましを「行幸(ぎょうこう)」という。 皇后、上皇后、皇太子、同妃などは「行啓(ぎょうけい)」。 天皇とそれらの皇族がご一緒なら「行幸啓」という。 上皇の場合、歴史的には「御幸(ごこう)」という言い方がなされた。 一般の皇族は「お成(な)り」。 昭和の時代には毎年、2回、天皇・皇后が地方にお出ましになる、 いわゆる二大行幸啓が、慣例となっていた。 し...
「天皇論」巡りケネス・ルオフ氏と討論
高森明勅
アメリカにおける近現代天皇制研究の第1人者とされるケネス・ルオフ博士。 先頃、翻訳された『国民の天皇』で大佛(おさらぎ)次郎論壇賞を受賞された (大佛次郎は改めて言う迄もなく、あの『天皇の世紀』の作者)。 そのルオフ氏が10月のゴー宣道場にゲストとして登壇して下さる。 テーマは勿論、「天皇論」。 私も近刊の漫画家・小林よしのり氏との対談本『天皇論「日米激突」...
富岡幸一郎氏が拙著を紹介
高森明勅
文芸評論家で関東学院大学教授、鎌倉文学館の館長も 務めておられる富岡幸一郎氏。 この度、拙著『天皇と国民をつなぐ大嘗祭』(展転社)を 産経新聞(10月5日付)でご紹介下さった。 紹介文のタイトルは「日本人として知りたい儀礼」。 恐縮かつ光栄だ。 その一部を引用させて戴く。 「戦後は新嘗祭すらも『勤労感謝の日』などという祝日となり、 何がなんだかわからなくなっ...
皇統問題は急がない?
高森明勅
某国大使館の女性の一等書記官にレクチャーしていた時。 次のようなやり取りがあった。 某「天皇陛下はまだお若いので、皇位継承を巡る取り組みを 急ぐ必要は無いですね」 私「そんな事はありません」 某「と言いますと…」 私「将来、今のルールのまま悠仁親王殿下が即位されると仮定した場合、 その頃の日本の皇室がどんな様子か想像してみて下さい。 内親王、女王殿下方は皆様...
某国大使館関係者にレクチャー
高森明勅
9月30日、永田町のザ・キャピトルホテル東急のラウンジで 某国大使館の一等書記官と会った。 先方の依頼により1時間程、皇室についてレクチャー。 若くてチャーミングな女性だったので、少し意外だった。 同国は学力の国際比較で世界のトップクラス。 その中でも飛び抜けて優秀・有能な人材なのだろう。 日本語が流暢で、理解力も優れている。 予備知識も十分。 かつ、日本の...
有識者会議は出来レース?
高森明勅
自ら「安倍首相のブレーン」と称する八木秀次氏。 「安定的な皇位継承を確保するための諸課題」に 取り組むはずの有識者会議について、以下のような 発言をされている。 「実は、有識者会議の結論はすでに見えています。 それは『女性宮家創設』と『旧宮家の皇籍復帰』の2案を 両論併記するというものです。 今回の会議は、1つの方向性を打ち出すのではなく、 政府として初めて...