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「祝賀御列の儀」が新しく始まった理由
高森明勅
11月10日は「祝賀御列(おんれつ)の儀」。 天皇陛下のご即位と令和新時代の門出を祝うパレードだ。 この行事は平成の御代替わりの時に新しく始められた。 おめでたい新儀が始められた理由は以下の通り。 「平成大礼当時、天皇皇后両陛下(今の上皇上皇后両陛下)は 赤坂御所にお住まいであった。 ために宮殿における即位礼正殿の儀を終えられてあと、夜の饗宴の儀までの間、 ...
好戦的なシビリアンと抑制的な軍人
高森明勅
サウジアラビアの石油施設への攻撃を、確たる証拠も無く、 イランによると非難するアメリカ。 アメリカはイランに戦争を仕掛けるのか。 こんな分析がある。 「米国世論は相変わらずイランに対しては軍事攻撃に賛成するなどタカ派です。 ボルトン氏が政権から退場したとはいえ、共和党や政権のなかでイランに対して の好戦的な空気は消えていません。 民主党のなかでも、イランに度...
坂東玉三郎氏が語る三島由紀夫の死
高森明勅
歌舞伎俳優の坂東玉三郎氏。 この度、文化功労者に選ばれた。 その坂東氏が三島由紀夫について語っている。 「三島先生が書いてくださった文章のせいか、先生と私が親しく お付き合いをしていたように誤解されている向きもありますが、 実際はほんの数回、それもごく短い時間、お目にかかった程度なのです。 …(三島作品の)『(椿説〔ちんせつ〕)弓張月(ゆみはりづき)』は、 ...
東京新聞「サンデー版」に注目!
高森明勅
11月3日付の東京新聞・中日新聞「サンデー版」は、見開き二面、全面カラーで 「大嘗祭」を大きく取り上げる。 宮内庁への取材を元に、取材チームが仕上げた特集記事を、私が監修した。 拙文も載っている。 両紙の配布地域ならコンビニや駅の売店などでも手に入るはず。 値段は僅か百円プラス何十円か。 大嘗祭に興味がある人は見逃せない。 学校の教師なら教材にも活用できるだ...
饗宴の儀のさなか閣僚2人も辞任
高森明勅
10月31日、安倍内閣の河井克行法務大臣が辞表を提出した。 7月の参院選で、妻の案里参院議員が運動員に法定の上限額を越える 報酬を渡していたとされる、 公選法違反の疑惑が持ち上がった為。 つい先頃、菅原一秀経産大臣が辞任に追い込まれたばかり。 それが10月25日。 どちらも、天皇陛下のご即位に伴うお目出度い「饗宴の儀」の、 それぞれ第2日目と第4日目に当たっ...
女性・女系天皇「容認」の民意
高森明勅
共同通信の世論調査。 即位礼後の週末に実施した。 「女性天皇」を認めることに賛成が81.9%。反対は13.5%。 「女系天皇」に賛成が75.0%。反対は21.9%だった。 どちらも賛成が圧倒的に多い。 これまでの各種世論調査も同じ傾向を示している。 皇室への受け止め方について、庶民の健全さを示す調査結果だ。 【高森明勅公式サイト】 https://www.a...
男尊女卑と「男系男子」限定
高森明勅
私は随分前から、側室不在の条件下で、皇位継承の資格を 明治以来の(側室を前提とした)「男系男子」に限定したままでは、 皇室そのものが存続できなくなる、と訴えて来た。 それは「男女平等」とか「ジェンダーフリー」といった観点からではない (LGBTの当事者の1人がジェンダーフリーを激しく憎んでいたのを思い出す)。 もっぱら、皇統の維持を願ってのことに他ならない。...
11月九州ゴー宣道場
高森明勅
10月のケネス・ルオフ氏をゲストに招いた道場は、 期待通り充実した内容になった。 又、楽しい時間だった。 但し、2部の質疑応答の時間に長々と自分の感想?だけを述べるような人もいた。 各地から参加してくれた皆さんは、そういう特定の参加者の意見を聴く為に、 わざわざ時間もお金も使って集まっているのではないはずだ。 質疑応答コーナーの趣旨をもう一度、確認する必要が...
田原総一朗氏に敗れたり!
高森明勅
10月25日、BS朝日「激論!クロスファイア」の収録。 対論相手は八木秀次氏。 司会は田原総一朗氏。 ところが、八木氏と私が真っ向から対立するテーマを取り上げた時間は 僅かしかなかった。 それでも、天皇論を巡り、それなりに興味深い話題を扱ったのは確か。 一見の価値はあるはずだ。 だが、始めのコーナーの予定時間の終了が近づいて、スタッフが「残り2分」 「残り1...
「国会議員アンケート結果」の不思議な紹介
高森明勅
10月22日のBS日テレ「深層NEWS」でのやり取りから。 但し、わが家にはテレビが無い。 なので録画を確認したのではなく、専ら私のおぼつかない記憶による。 その事を予めお断りしておく。 司会の辛抱次郎氏が、各種の世論調査では「女性天皇」「女系天皇」容認論が 圧倒的に多い事実に、触れられた。 これに対し、憲法学者の百地章氏が反論された。 一般国民は「女系」の...
ドキュメント・10月22日
高森明勅
10月22日、「即位礼正殿の儀」当日。 朝から強い雨。 これでは国旗を掲げられない。 午前10時、新宿プリンスホテル玄関でテレビ東京が手配してくれた車に乗る。 「報道スペシャル・即位礼正殿の儀」などの番組に出演する為。 六本木へ。 テレビ局に入ると、まず、午前に行われた「賢所大前(かしこどころおおまえ)の儀」 などの映像を拝見。 その後、出演者と制作スタッフ...
憲法にふさわしい「高御座」
高森明勅
憲法は、これまで漠然と考えられて来たのより、 遥かに「天皇」という地位を重視している。 そこを勘違いしてはならない。 行政のトップ首相と司法のトップ最高裁長官を「任命」し、 立法府である国会を「召集(上位の者が下位の人々を呼び集めること)」する。 つまり、三権より“上位”に天皇を位置付けている。 これは、天皇が古代以来、国家の公的な秩序の頂点に位置付けられ ...
上皇陛下の即位礼での「おことば」
高森明勅
今日は天皇陛下の「即位礼正殿の儀」が行われる。 心からお慶び申し上げる。 上皇陛下の場合は平成2年11月12日だった。 そこでの「おことば」は以下の通り。 「さきに、日本国憲法及び皇室典範の定めるところによって皇位を継承しましたが、 ここに『即位礼正殿の儀』を行い、即位を内外に宣明いたします。 このときに当たり、改めて御父(おんちち)昭和天皇の六十余年にわた...
天皇陛下と「神田川」
高森明勅
世の中には、天皇陛下のお身体に定期的に直接触れる、 というお仕事がある。 ご担当の理髪師がそうだ。 10年間、そのお役に携わって来られた大場隆吉氏が、以下のような 証言をされている。 「令和の時代に入り、陛下の行幸やご公務を拝見していると、 身体や心にかかる負荷を心配せずにはいられません。 直接陛下に触れる私の手に伝わった疲労やストレスは、 計り知れないもの...
祝賀パレード延期の背景
高森明勅
10月22日に予定されていた「祝賀御列の儀」(国事行為)が、 急遽11月10日に延期になった。 台風19号の甚大な被害を前にしても、政府は当初、「淡々と進める」 (10月15日、菅官房長官)としていた。 ところが急転直下、延期に決まった。 その背景には皇室のご意向が働いた、と考えるのが自然だろう。 まず宮内庁が天皇・皇后両陛下の「お気持ち」について発表した。...