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個人的だが公に繋がる事
小林よしのり
7月発売のKKベスト新書のタイトルは、 『保守も知らない靖国神社』に決まった。 これは他の保守論客には絶対に書けない。 もちろん左翼に書けるはずもない。 ゲラのチェックをするとともに、まえがき、あとがきを 書いている。 だが、まずいことに『大東亜論』のペン入れが 追いつかれてしまった。 明日はわしが入れなければ進まない。まったく困った。 次のコ...
次回、「ゴー宣道場」のテーマ変更
小林よしのり
次回、「ゴー宣道場」のテーマ変更 次回8月10日の「ゴー宣道場」は「今は戦後か、戦前か?」 でいくと告知しましたが、道場終了後、打ち上げの場所に 行く車中で、秘書みなぼんが「議論の展開が予想つく」と 文句を言ったので、わしはたちまち納得して、 やめることにしました。 同乗していた泉美さんがライジングでやってた 「積極的平和主義」み...
憲法の議論、伝わっていたようだ
小林よしのり
昨日の「ゴー宣道場」、難しかったかな? いきなり知識を詰め込みすぎたかな? と心配してたのだが、門弟からこんな投稿があった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こんにちは。Tです。今回の道場で最も興味深かったのは、日本と西洋の、 憲法に対する意識の違いです。西洋では近代憲法が成立する過程において、王権という、 倒すべき明確な他者がいました...
憲法は結局は「慣習法」である
小林よしのり
日曜の「ゴー宣道場」は「憲法」の本質を理解してもらう ために、高森氏とわしが講義をしてるような風になって しまったが、あれだけのことは伝えておかねばならなかった。 一つ、わしのミスを書いておきたい。 憲法は成文法だが結局は「慣習法」です、と言うべきを、 「不文法」と言ってしまった。あれは言い間違い。 憲法は国家権力(天皇、国務大臣...
へタレの集団的自衛権
小林よしのり
安倍政権は「多国籍軍参加のための」集団的自衛権を 提出していたはずだ。 武装地帯や非武装地帯の区別をなくすつもりだったはずだ。 ところが公明党が難色を示すと、たちまちそれを 撤回してしまった。 しかも自衛隊が後方支援してる途中で、 戦闘行為になったら「撤退」するそうだ。 はあああああ? 一体、何のための議論なんだ? わしは集団的自衛権は、「憲法...
安倍自民の補完勢力が分裂
小林よしのり
橋下新党と石原新党って何の意味があるんだ? どっちも改憲派で、自民党の補完勢力じゃないか。 野党再編には全然役に立たない。 日本の最も重大で危険な問題は、野党が壊滅してること であり、マスコミまでが権力の広報紙に成り下がった 現状にある。 国士ならば、こんな事態に安穏としてる場合ではない。 橋下にしろ、石原にしろ、わしの前で憲法改...
「ゴー宣道場」の日は天候は回復に向かう
小林よしのり
今日は雨、明日はもっと激しい雨、明後日・日曜はようやく 雨が収まる方向での曇りくらいの模様だ。 今まで「ゴー宣道場」は99%が晴れ、小雨程度が一回 あったかどうかくらいの空模様だった。 「ゴー宣道場」は天気に恵まれていたから、 日曜は悪天候にはならない。 つまり、AKBの総選挙は悪天候になるが、大島優子の 卒業コンサートは曇り時々小雨になるので...
朝日新聞は必ずしも安倍政権に批判的ではない
小林よしのり
朝日新聞は必ずしも安倍政権に批判的ではない。 それは当然で、朝日のトップと安倍晋三は手打ちをしてる のだから、本心は批判したくない。 慰安婦問題のでっち上げで、日本の国益を損ねた 後ろめたさもあるから、安倍政権と戦う気迫はない。 朝日新聞は一応、集団的自衛権は批判しているが、 景気対策では強力に応援している。 国防の問題は、中国が...
旅行は目的と緻密な計画だ
小林よしのり
『小林よしのりライジング』の巴里紀行が楽しいと好評のようだ。 わしが旅行の目的と希望を言って、妻がプランを提出し、 ホテル・レストランの予約その他を、すべて現地に電話して 拙い英語で交渉して決めてしまう。 アバウトに旅行したって三ツ星レストランなんて入れないし、 いかにも楽しそうに書いてるが、警戒心や緻密な計画がなければ、 トラブルに遭って嫌な思い出になるか...
「積極的バクチ主義」で公的年金がパー
小林よしのり
安倍政権はひたすら株価を上げることだけ考えている。 バクチで稼ぐ外国人投機家の意のままに操られている。 日銀の異次元の金融緩和は、はったりだけで効果なく、 打つ手がなくなり、外国人投機家の売り浴びせの脅迫に 耐えられず、ついに大博打に乗り出した。 安倍はすでにイギリス金融街でのスピーチでも言っていたが、 成長戦略のためと称して、ついに公的年金を...
「積極的戦争主義」へまっしぐら
小林よしのり
集団的自衛権の「限定容認」とは一体何だったのか? とうとう多国籍軍と共に戦闘に加わる議論が始まっている。 「積極的平和主義」の正体は「積極的戦争主義」だった。 予想通りだが、世論も盛り上がらないし、 自衛隊員さえ外国で死んでくれれば済む話としか、 国民も思ってないのだろう。 イラクから帰還した自衛隊員の25名が自殺している。 ヒゲの隊長はその事...
小林節氏への違和感あり
小林よしのり
今しがた、小林節氏の「白熱講義 日本国憲法改正」を 読んでいたのだが、ぎょっとする記述がある。 天皇は万世一系で、しかも、男系でつないできたと 書いてある。 「象徴」=「元首」になっている。 大日本帝国憲法は、すべての権力が天皇に束ねられていた 権力構造で、国民の人権など認められていなかったと 書いてある。 わしのと違うなあ。 立憲主義は同意できるのになあ。
「おぼっちゃまくん」のLINEスタンプが大ヒット
小林よしのり
スマホの登場が若者の文化を激変させている。 ゲームを出していたオモチャ会社が一気に収益を減らして、 ゲームもスマホでやるようになり、スマホでやりやすい ゲームに変わっているという。 メールの種類もいくつかあって、LINEが大きくシェアを 奪い始めている状況のようだ。 絵で感情を表現するのも漢字文化の日本ならではかもしれない。 そし...
「ゴー宣道場」を全部、生放送!
小林よしのり
6月8日(日曜)の「ゴー宣道場」 『憲法を知らぬ保守を叱る!』は、午後1時から4時まで、 第一部、第二部の全部を生放送することに決まった。 集団的自衛権の解釈変更を、閣議決定で行うこと自体が、 そもそも「憲法」の捉え方に重大な影響をもたらす。 この際、全時間生放送することにした。 議論の進め方としては、冒頭でまず高森氏とわしが 3...
イラク戦争は証明できなかったイラクが悪い?
小林よしのり
安倍首相がデタラメな国会答弁をしている。 「イラク戦争は証明できなかったイラクが悪い」 と発言したのだ。 「累次にわたる国連決議に違反したのはイラクであり、 大量破壊兵器がないと証明できるチャンスがあるにも関わらず、 それを証明できなかったのはイラクであったということは 申し上げておきたい」 安倍晋三、なんという馬鹿だろう! 「ない!」という事...
エセ保守・親米ポチの集団的自衛権
小林よしのり
産経新聞の櫻井よしこの記事が粗雑で話にならない。 櫻井の言う「美しき勁き国へ」とは何のことか? 中国は確かに脅威である。東アジア全体にとって脅威である。 これを座視するわけにはいかない。 安倍首相の国際法を守れという演説は妥当である。 だがそのことと、集団的自衛権の問題を直結させるのは、 短絡的、粗雑な意見である。 日本はベトナム...
クマラスワミ報告書を巡ってまたも譲歩
小林よしのり
村山談話・河野談話に未来はあるか? 第72回 クマラスワミ報告書評価をめぐってまたも譲歩 クマラスワミ報告書が事実の根拠としたものは、 吉見義明ですら削除を求めるヒックスの本と吉田証言、 あとは荒唐無稽な慰安婦証言だけである。 つまり、事実関係における信憑性はゼロなのである。 だが信憑性ゼロの「事実」に基づき、報告書は結論として、 以下の6項目...
安倍政権の提灯記事を書くマスコミ
小林よしのり
日本人拉致被害者の再調査に北朝鮮が合意したと、安倍首相が 発表したら、全テレビ局が生中継しなければならないのだろうか? 産経新聞の産経抄が、NHKは生中継しなかったと文句を言っている。 他の民放は生中継してたのに、NHKがテロップでしか伝えなかった のが、拉致問題に真剣に取り組んでない証拠だと批判してるのだ。 NHKは籾井会長以下、経営委も安倍...