小林よしのり

「積極的バクチ主義」で公的年金がパー

小林よしのり

2014年 6月 4日


安倍政権はひたすら株価を上げることだけ考えている。

バクチで稼ぐ外国人投機家の意のままに操られている。

日銀の異次元の金融緩和は、はったりだけで効果なく、

打つ手がなくなり、外国人投機家の売り浴びせの脅迫に

耐えられず、ついに大博打に乗り出した。

 

安倍はすでにイギリス金融街でのスピーチでも言っていたが、

成長戦略のためと称して、ついに公的年金を注ぎ込む。

130兆円の公的年金が、株価を上げるために「ギャンブル」に

使われるのだ。

 

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)にも、例によって

自分のお友だちを送りこみ、ゴールドマン・サックスなどの

数社に年金の運用を委託することになっている。

「積極的バクチ主義」で株価を上げて、景気回復ムードを

偽装しようという魂胆だ。

これにどうせ全マスコミが乗せられるのだろう。

 

一旦、株価が暴落したら、国民の年金がパー!

もう年金が返ってくるなんて思わない方がいい。