小林よしのり

「積極的戦争主義」へまっしぐら

小林よしのり

2014年 6月 4日


集団的自衛権の「限定容認」とは一体何だったのか?

とうとう多国籍軍と共に戦闘に加わる議論が始まっている。

「積極的平和主義」の正体は「積極的戦争主義」だった。

 

予想通りだが、世論も盛り上がらないし、

自衛隊員さえ外国で死んでくれれば済む話としか、

国民も思ってないのだろう。

イラクから帰還した自衛隊員の25名が自殺している。

ヒゲの隊長はその事実をどう捉えているのか?

アングロサクソンについて行けば100年安泰」としか

思ってないのか?

 

多国籍軍とは、国連決議で正当化された戦争のことなのか?

あるいは国連決議なしで米軍主導でやる戦争のことなのか?

その辺の仕分けはされているのか?

さらに言えば、国連も政治の場だから万能ではないという

現実も踏まえた議論なのか?

前のめりに戦争したがる安倍政権は実にいかがわしい。