小林よしのり

朝日新聞は必ずしも安倍政権に批判的ではない

小林よしのり

2014年 6月 5日


朝日新聞は必ずしも安倍政権に批判的ではない。

それは当然で、朝日のトップと安倍晋三は手打ちをしてる

のだから、本心は批判したくない。

慰安婦問題のでっち上げで、日本の国益を損ねた

後ろめたさもあるから、安倍政権と戦う気迫はない。

 

朝日新聞は一応、集団的自衛権は批判しているが、

景気対策では強力に応援している。

 

国防の問題は、中国が安倍政権を応援してるから、

朝日新聞が少々批判的に書いたところで、

安倍のダメージにはならない。

中国が日本人のナショナリズムを育てているから大丈夫だ。

 

国民は身近な景気が一番大事だから、そこを朝日新聞が

応援しているので、結局、朝日の読者は安倍の支持率を

下げる要因にはならない。

野党がいない現在の政局では、

安倍政権の暴走を止める力は、支持率にしかない。

だがそれはマスコミが応援してるから下がらない。