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コンテ完成、カンヅメ終了
小林よしのり
小林よしのり 『大東亜論』第7章のコンテをやっと完成させた。 登場人物の感情の葛藤やユーモアもあるので、 表情も描き込まねばならず、時間がかかった。 だが、また跳ねたかもしれない。   8日発売のSAPIOで主人公の視点を強化させることで、 物語として一回跳ねたが、今回は群像劇になっても 各キャラが活きる方向に跳ねた気がする。   資料がない部分を、史...
「性奴隷」国際化に関するある推理
小林よしのり
小林よしのり 村山談話・河野談話に未来はあるか? 第66回 「性奴隷」国際認識化に関する、ある推理   「クマラスワミ報告書」は慰安婦を「性奴隷」と決めつけ、 日本政府を徹底的に断罪している。 なぜそんな勧告が行われたかというと、クマラスワミが、 慰安婦とは奴隷狩り的な暴力で強制連行された被害者だと 信じ切っていたからである。 実は、クマラスワミ報告書は、あの「...
死を意識する創作活動
小林よしのり
小林よしのり 渡辺淳一が逝去した。80歳だという。 特に読者でもないのだが、あの『失楽園』の大ブームが 64歳だというから、わしもまだまだヒット飛ばせるなと思う。 同時にあのブームはわしも『ゴー宣』でパロディにして描いた ことがあるから、つい最近のような気もする。 あれから16年で死ぬのだから、わしも時間がないなと焦りを 覚える。 最近は死ぬまでにどれだけ描けるかというこ...
宮さま詐欺を終わらせろ
小林よしのり
小林よしのり 高森氏のブログ「『明治天皇の玄孫』を営業の看板に使う不敬」 と「メールアドレスtakeda氏からの反論?」を マスコミ関係者は熟読してほしい。 いいかげんで「宮さま詐欺」の片棒担ぎを止めていただきたい!   旧宮家系の人々だって、こんな人物を信用するはずもなく、 迷惑してるはずなのだ。 誰が今さら「私が皇族になりましょう」とか、 「私の子供を皇室に...
あまりにもみだらなニセ宮様
小林よしのり
小林よしのり 下の高森氏のブログの文章は永遠に残したいくらいだ。 自称保守やネトウヨたちは、よくあんな人物を 宮様あつかいして、皇統の「男系固執」の象徴として 奉ってきたものだ。   この詐欺現象を皇室の方々が知っておられないわけがない。 まったく国民として情けないことだ。   日本会議や神社関係も、あの恥ずかしい人物を講演に 招いて、「男系固執」のご...
あれこれの作品
小林よしのり
小林よしのり 博多はどんたくで人出多すぎ、美味い店の予約はすべて 埋まっている。 ホテル内で食事するしかない。 部屋でひたすらコンテ描くのみだが、確実に『大東亜論』 の内容は面白くなってる。 頭山が、来島が、高場が、そして新たに登場する 武部小四郎・越知彦四郎のキャラも 活き活きと描けてると思う。 今はこうしてコツコツ描くしかないな。 漫画は時間がかかる。 しかし『戦争論...
愚滑稽の愚国民の憲法論議ではダメだ
小林よしのり
小林よしのり 憲法の話題が盛り上がっている。 安倍首相が自分の一存で解釈改憲をやってしまおうと企んでいて、それを「ありがたい」と妄信する愚民保守がいるからだろう。 権力をなめてる連中は、戦後のかりそめの平和主義を自明の状態だと思い込んでしまったからだろう。 自衛隊は「暴力装置」だと、物理的強制機能を表すマックス・ウエーバーの説を言っただけで、怒りだすほどナイーブな自称保守...
「性奴隷」クマラスワミ報告書に登場
小林よしのり
小林よしのり 村山談話・河野談話に未来はあるか? 第65回 ついに国連の文書に登場した「性奴隷」   戸塚悦朗弁護士が「気が遠くなるほどの数」の国際会議 に出まくって、慰安婦は「性奴隷」であり、日本政府の 責任追及をすべきだと訴え続けて2年が経った1994年、 ついに国連人権委は「女性に対する暴力に関する 特別報告官」としてスリランカ人女性、 ラディカ・クマラス...
どんたくに背を向けて
小林よしのり
小林よしのり やっと『大東亜論』第二部第7章のシナリオが完成した。 えらい難しかった。 ようやく明日からコンテに入れそうだ。 数日前から連れ合いの急病で手術のために福岡に来ている。 無事手術は成功したのだが、退院するまでわしはホテルに 籠もって仕事三昧。 どんたくの真っ最中だというのに、隔絶した創造の空間に 嵌りこんでいる。 昼食にうどんを食いに行ったら、ものすごい人出で...
MayJの「Let it go」はすごいね。
小林よしのり
小林よしのり 「アナと雪の女王」は英語版を見て「Let It Go」を歌える 歌手なんて日本にいないだろうと思っていたが、 MayJが今朝のテレビで、生歌で披露するのを聴いて驚いた。 MayJの歌唱力は前からすごいと思っていたが、 やっぱり歌えるのか。 しかも最後の声の伸びが鳥肌立つほど感動的だった。 上手い歌手だなあ。 参りました。
小保方さんを石持て追う資格のある者がいるか?
小林よしのり
小林よしのり 小保方晴子さんバッシング事件が、まるでブーメランの ように、権威ある科学者たちに返ってきている。 理化学研究所の調査委員5人の中から、また新たに3人、 計4人の研究者の論文にコピペや画像加工などの 不正疑惑が発覚した。   小保方さんを不正・捏造と決めつけた連中の権威が、 次々に崩壊している。 論文に不正のない科学者を探す方が難しい様相に なって来...
STAP細胞は本当にあるのか?
小林よしのり
小林よしのり 週刊文春の立花隆と緑慎也の「STAP細胞は本当にある のか?」という記事が面白かった。 立花氏はSTAP細胞はあり得ると考えている。 生物学の実験では細かいさじ加減の個人差が結果を左右 する場合がかなりあるそうだ。 クローン羊ドリーも捏造が疑われていたが、若山教授の マウスのクローンで証明されたらしい。 そして莫大な経済的利益を生む成果は、独走態勢でいかな ...
ラブラドール・レトリバーはフレンチポップスのアレンジだ
小林よしのり
小林よしのり AKB48の「ラブラドール・レトリバー」が ミッシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」 に似ていると書いたら、シルビー・バルタンの 「あなたのとりこ」ではないかという指摘があった。 そうかな? わしは、 Toi.viens avec moi Et pends-toi a monbra の旋律の方が似ていると思うな。 いずれにせよ、懐かしきフレンチ・ポップス...
集団的自衛権を首相一存で行使の奇怪
小林よしのり
小林よしのり 恐るべき事態になっているが、どうせ国民は問題がどこに あるのかもわからないし、無関心のままだろう。 安倍首相は集団的自衛権の行使容認を「政府方針」にして、 内閣の了解も得ず踏み切る構えだ。 首相の一存で解釈改憲ができる前例を作ることになる。   公明党が政権離脱の覚悟で反対できたら、大いに株を 上げるだろうが、ここで妥協したら侮蔑されるだろう。 &...
執念の「性奴隷」国連工作
小林よしのり
小林よしのり 村山談話・河野談話に未来はあるか? 第64回 戸塚悦朗の執念、日本政府の無策   国連には国家の代表しか参加できないようなイメージが あるが、国連人権委員会には、一定の条件を満たす NGOが討議に参加できる制度があった。 弁護士・戸塚悦朗は、朝鮮人元慰安婦・金学順が名乗りを 上げた1991年当時、国連人権委の討議の参加資格を持つ NGO「国際教育開...
「戦争論」はこうして次世代に読み継がれる
小林よしのり
小林よしのり 門弟の報告だが、これには感慨深いものがあった。 『戦争論』の読者は必ず排外主義になると言わんばかりの プロパガンダがなされる最近の風潮だが、現場を持って アイデンティティーが揺らがず、苦労しながらも着実な 人生を歩む者は『戦争論』をこのように次世代に繋げて くれている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 先日、中学3年生の長女が、突然「戦争論どこにあるの?...
大東亜論の年表が凄い
小林よしのり
小林よしのり 今日は仕事場でペン入れをしたが、またポカQが 風邪ひいて休んでいる。 昨日も休んでいたという。 ポカQは数か月に一度は風邪ひいたと言って休む。 まったくどうしようもない。   秘書みなぼんが自主的に凄い資料を作ってきた。 「『大東亜論』関連年表」だ。 頭山満や登場人物の年齢も、満年齢と数えで表記 してるし、登場人物の行動と、その時の国内の 出来事と...
馬鹿になれない虚しさ
小林よしのり
小林よしのり AKB48の「恋愛禁止条例」についての連載は 正直言ってくたびれた。 人の憎悪を浴びすぎるとくたびれる。 中にはわかってくれた人もいたようで、 効果があったという報告もある。 頭のいいファンは、わしの意図を見抜いて くれるが、本当に少数。 あれだけ書いても読解力のない馬鹿の方が多いから、 やっぱり悪意と憎悪はなくならない。 まあ、わしが引き受けられるのはこの...
考えない国民の末路
小林よしのり
小林よしのり 朝日新聞や東京新聞で世論調査すれば、集団的自衛権も 憲法改正も反対が上回り、読売新聞や産経新聞なら 賛成が上回る。 これ、当たり前。   朝日から産経まで全部読んで自分の頭で考える者は ほとんどいない。 新聞全紙とる経済的余裕は一般大衆にはない。 ましてや若者は新聞も読まない。ネットで済ませる。 ネットは読みたい項目しか読まないし、上位に並んで い...
「性奴隷」はいつ誰が作ったか?
小林よしのり
小林よしのり 村山談話・河野談話に未来はあるか? 第63回 旧ユーゴ「民族浄化」と「抱き合わせ」に された慰安婦問題   1992年2月17日、国連人権委員会で日本の戦時中の 慰安婦を取り上げるよう発言した弁護士・戸塚悦朗は、 その動機について「日本が犯した過去の重大な 犯罪問題について、日本人として自らその責任を 明らかにしなければ、韓日両民族間の真の友和は ...