小林よしのり

死を意識する創作活動

小林よしのり

日々の出来事
2014年 5月 6日


渡辺淳一が逝去した。80歳だという。

特に読者でもないのだが、あの『失楽園』の大ブームが

64歳だというから、わしもまだまだヒット飛ばせるなと思う。

同時にあのブームはわしも『ゴー宣』でパロディにして描いた

ことがあるから、つい最近のような気もする。

あれから16年で死ぬのだから、わしも時間がないなと焦りを

覚える。

最近は死ぬまでにどれだけ描けるかということばかり考える。

もちろん『大東亜論』は数年かかるが完成させねばならないし、

卑怯者の島』は絶対最後まで描きたいし、

戦争論』も憲法改正に向かう最近の状況を受けて、新たに

描く動機が高まってきた。

死生観をモチーフにした作品も漫画が手法として最適だと

思ってるし、他にも描きたいものがたくさんある。

急がねばならないので遊んでるヒマはない。