小林よしのり

STAP細胞は本当にあるのか?

小林よしのり

日々の出来事
2014年 5月 2日


週刊文春の立花隆と緑慎也の「STAP細胞は本当にある

のか?」という記事が面白かった。

立花氏はSTAP細胞はあり得ると考えている。

生物学の実験では細かいさじ加減の個人差が結果を左右

する場合がかなりあるそうだ。

クローン羊ドリーも捏造が疑われていたが、若山教授の

マウスのクローンで証明されたらしい。

そして莫大な経済的利益を生む成果は、独走態勢でいかな

ければならないので、そう簡単にコツを教えるわけにも

いかないようだ。

細胞が分裂して臓器や胎児になる理由もわかっていないし、

初期化現象も理由はわからないのだから、

何が発見されるかわからない。

やはりSTAP細胞がないと決めつけるのは早計だろう。