大須賀淳

「一般国民・竹田恒泰」のお気楽・不誠実放言

大須賀淳

2026年3月21日 17:40

トッキーさんの記事で取り上げられている竹田恒泰のXポスト、高野あつし氏の返答に対し、竹田が再反論しています(よほど継嗣令の記述が周知されるのが嫌みたいですね)。

それにしても、初っ端から冗談みたいな「マウンティングのためのマウンティング」。「当たり前過ぎるから記録が無いんだ!」と言い合いさえすれば、どんな議論も永遠に空転したまま有耶無耶になってしまいます(そのくせ、古事記(欠史八代は?)とか禁秘抄(継承を男系に限ると書いてある?)などの「記録」で正当性を演出しようとする)。

 

あらためて、この人物が「未来に渡る皇統の安定」になど微塵も興味が無い事がとても良く解ります。 

 

重大なテーマを真剣に議論する場面でこうした態度をとることが不誠実なのは「当たり前過ぎること」なのでどこにも明記されていませんが、特に深く公に関わるテーマでのこの振る舞いは軽蔑以外の念がわきません。

 

竹田によるこの話法は当該ポストに限ったものではなく、10数年前に書かれたコラムで(「なぜ男系継承でなくてはならないか」について)もはや理由などどうでもよいなどと放言していますし、自身の「顧客層」に向けては、他のテーマでも同じような振る舞いを常套手段としています。

しかし、倫理的・道義的にどうであれ、生まれた瞬間から(および父親の代から)完全なる一般国民であった竹田には言論の自由がありますし(当然、それは批判を受けるのもセット)、国や皇室を冒涜するような前方後円墳モドキの墓地を販売するような行いも「表現の自由」で可能となっています。

 

本当に、間違えて皇族に生まれていたりしたらこうした事が一切許されなかったんだから、生まれながらの一般国民で本当に良かったですね。

 

さて、同じ一般国民であっても、選挙で選ばれた議員、ましてや(国会の指名に基づいて)天皇陛下の任命を受けた内閣総理大臣といった公職にある人には、このようなお気楽・不誠実な放言は許されません。

 

冒頭にリンクした竹田返信の元になった高野あつし氏のポストで触れられている(あれだけ長文の返信なのに竹田が一切スルーした)即位20周年での上皇陛下のお言葉

「皇室の将来の在り方については、皇太子や、それを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要と考えています。」

すべての国会議員は(本当は全国民が)このお言葉に正面から誠実に向き合わなくてはなりません。

 

薄っぺらなディベート的言説でその誠実さから自ら「一抜けた」するのも、生まれながらの一般国民であればこそ許された自由ですけどね。