大盛況、大成功!
ゴー宣DOJOin横浜
「新春 女はつらいよ」
感想のご紹介です!

【まいこさん】
天女が舞い降りたかのような輝かしい皆さまのなかで、渋い鼠色の御召し物にグレイヘアがますます麗しさを引き立てる小林先生、目も綾なる最強の布陣での日本の分水嶺となる「新春 女はつらいよ」第127回ゴー宣DOJOin横浜、非常に面白く、参考になりました。
特に女性天皇が多数、活躍した奈良の地から輩出された初の女性首相である高市氏が、男尊女卑であり、愛子さま立太子を阻む男系派であることを、何故にフェミニストの方々がスルー、または後押しするような言動をしているのかについて。
フェミニストはマルクス主義であるが故に、人権を侵害している天皇制には興味がなく、フェミニストの代表ともいえる上野千鶴子氏は結果的に男尊女卑を延命させているとの小林先生のご解説から、もくれん先生のフェミニストは変えたいようで変えていない、しろくまさんの愚痴を言っているだけ、女性の役に立っていないとのお話は、中央公論社の出している「婦人公論」を読んだ際に、同じ女性の意見といえども毒気に辟易してしまった理由も腑に落ちたように感じました。
さらにチェブリンさんの役職は男性ばかり、しろくまさんのネトウヨは下駄の歯を折られた人々、もくれん先生のネトウヨは少数派とわかって愛子さまは人気ではいけないとマウントとのお話から、笹先生が「中央公論」-河合香織「〔ルポ〕「初の女性首相」という左右双方への踏み絵 「ガラスの天井」打破をめぐる熱狂と懸念 高市首相 リベラルの女性が結束しなかった 女性がトップになれば社会が変わる?-を紹介、女性が女性であることに固執しているとのご解説に至る流れも白眉。
下駄を履かせてもらって築き上げた男性優位の村を男系固執派、ネトウヨの方々が必死で守ろうとしているのと同様に、同じ女性を弱者と見なし、守護者の立場を築き上げたフェミニスト村の住民は、皇室の皆さまを弱者のままにしておきたい、愛子さまが天皇になることで女性が生きやすい世界になれば、自分たちの存在意義が無くなると察知して、高市氏が男系派であることをスルー、または後押ししているのではないかとも思えてきました。
思想の背景を明確にした上で、登壇者の方々の人生に根差した実感をこめたお話が、たゆたう大河のように、人々の心に注ぎ込み、世を変えてゆく。真に重要なイベントを開催していただきありがとうございました。
【mantokunさん】
今回は皆さんの晴れ着姿が華やかで美しくて、新年初めての開催にふさわしく、笑いもたくさん起きた回でしたね。
日本の男尊女卑が根強くはびこる構図について、登壇者の女性陣の体験談も踏まえていろいろな角度から考察がなされ、あっという間の3時間でした。
木蘭さんがおっしゃっていた、男性に下駄を履かせないで採用試験を行うと内定がみんな女性になってしまうという話は、私が昔勤めていた会社でもそうでした。性別の割合を決めておかないと、純粋に能力で採用したらみんな女子学生になってしまうと、当時の営業部長が話していました。女子のほうがあらゆる方面で能力が高くて、しかも真面目で根気もあるから、男子は同じ土俵では評価できないのだと。やはり日本全国どこでもそうなんだと納得しました。
ここで、小林先生が「気づいてないだけで色々と下駄を履かせてもらっていたんだよね、男は」とおっしゃったのが印象的でした。
実は今回のイベントで私が一番、「今日このお話が聞けて良かった」と思ったのは、少年漫画にも女性作家が次々に現れて大ヒットを飛ばしているという話題になったときの小林先生のお話でした。
「鬼滅の刃」は女性が作者で、女性の感性と表現力を最大限に活かしてキャラクターの内面を描写し、さらに衣装やアクセサリーを実に細やかに描いたことが非常に斬新だった。だから「茶滅の刃」を描いた時、スタッフにはピアスや着物の市松模様もしっかり描くように指示したのだと。私は「茶滅の刃」を最初に読んだとき、ピアスまできちんと再現されてることにまず目がいったのですが、あれはやはり小林先生がしっかり指示して描かれていたのかと納得しました。
実家の母は、「鬼滅の刃は世間ですごい騒がれてたからテレビで映画を見てみたけど、なんだかどこかで見た話で面白いとは思わなかった」と言っていたので、小林先生が(ストーリーや設定の斬新さとかではなく)「少年漫画を女性の感性で描いたことがあれほどの特大ヒットの要因」と分析されていたのは非常に鋭いと感じました。
さらに小林先生が、「女の感性で少年漫画を描いたらあんなにヒットするのかと思っちゃうとね、しかも同じ福岡出身だし、女のくせにって気持ちが出るけど、これも男尊女卑だよね」と、笑いながらも悔しがるお気持ちを実に率直に出された姿がかっこよくて、私は本当に感動しました。
逆に、「女が天皇になれないのは差別じゃない、伝統だ」とか「女を首相になんてしたくないが、我々男に媚びて媚びて媚びまくる無能な女なら操り人形として存在を許してやる」などとチンケなことしか言えない男どもは、優秀な女性への嫉妬心が自分の中にあることを認められないのだと思います。そんなチンケな男のご機嫌取りをする女もまた然り。
男系固執派は嫉妬心を直視することより、統一協会や日本会議の男尊女卑を正当化する理屈にすがるほうを選んだのでしょう。
小林先生が、ヒットを出す女性漫画家の感性をさらに取り込んで新たな漫画作品を生み出そうとされているように、愛子皇太子の実現は人々の固定観念を揺さぶり、あらゆる文化や制度に影響を及ぼしていくでしょう。
日本の女性の地位向上に必要なのは、地位に見合った能力もないのに、女性という属性だけで下駄を履かせてもらった首相の政権を維持することではなく、血統にあぐらをかくことなく、置かれた場所で最高の花を咲かせた内親王殿下に天皇になっていただく道筋をつけることだと実感しました。
それにしても、こんな重要な局面でフェミニズム界隈の人々が全然有効な発言を出来ていないというのは大問題ですね。
やっぱり、生きた言論はここにしかないと実感、再確認させられた昨日のゴー宣DOJOでした!