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シネマみれの名調子をぜひ!
切通理作
高森明勅さんとのゴー宣ネット道場有料番組「時事楽論」(http://www.nicovideo.jp/watch/1442564864)で取り上げた、映画『天空の蜂』。その時に出た論点を元に私のメルマガ「映画の友よ」で書いたレビュー(http://yakan-hiko.com/risaku.html)を、なんと同作の脚本家・楠野一郎さんが読んでく...
「映画とデモ 力の連鎖は平和を生むか?」
切通理作
久しぶりに自分がやっているメルマガ『映画の友よ』の話題をしたく思います、 といっても、最新号のVol.039は今回、私スケジュールの圧迫・・・というといかにも売れっ子みたいですが、実際は自己管理の甘さから用意していた原稿が間に合わず、連載陣に頼ってしまいました。すみません!http://yakan-hiko.com/risaku.html 今回...
シールズから、あらかじめハブられていた男
切通理作
先日、小林よしのりさんの出ていた「朝まで生テレビ!」を見てたら、シールズのネットでの活動が目覚ましかったという話題が津田大介さんたちから出ていたので、興味を持ちました。 早速、番組が終わってからツイッターで、朝生にも出ていた奥田愛基さんやシールズの発言を見てみたら、なんと、私切通理作は、奥田さんからも、シールズからも、ブロックされていました。 ...
小林よしのり・茂木健一郎対談と『進撃の巨人』
切通理作
週刊ポストの小林さんと茂木さんの対談読んで、小林さんは、デモは本来民主主義じゃないと指摘しながら、いっそ「モンスター的な暴力性」を持ったデモが起きてもいいんじゃないのっていう思いもあるんじゃないかなって感じました。 たしかに朝ナマひとつにしたって、昔の野坂や大島なんて、もっとずっと破天荒でしたよね。いまの知識人や文化人、もの言う人...
「いま」と関わらせない歴史に意味はあるのか
切通理作
今日は広島に原爆の落ちた日ですが、この日に合わせて収録していた、長崎で被爆した母からのメッセージ動画を公開しています。 https://youtu.be/5w92T6sBOJM 原爆が落ちてから70年目、かつて15歳だった母が「被爆者が日本から一人もいなくなる日も近い」という思いから、85歳のいま、呼びかけます。 以前もご紹...
敗戦の時、15歳だった
切通理作
2日のゴー宣道場を前にして、明日7/30(木)の昼は、まだ詳細は伏せますが、ゴー宣道場に関連する特別編動画の収録に参加させて頂きます。ここしばらく、皆さんの関心が集中している「ある事」についてのトークです。 じきに、小林さんかトッキーさんから告知があると思いますので、楽しみにしていてください。 その収録の後、私は新宿で...
生活ノートと「いじめ責任論」について
切通理作
さて連投です。 高森さんが、岩手で、いじめられて自殺した中2少年の生活ノートを親が読んでいたのではないかと書いており、だとすれば、やはり親の責任が大きいのではないかと示唆しています。 実はこの事は、先日ゴー宣道場の打合せの席で、しばし論議になったのです。 小林さんは「それはない。あの子は父親に知られたくないから、生活ノートを隠していた。いじめられた子どもは、...
いま本当に焦点にすべきなのは?
切通理作
松竹伸幸さんの『慰安婦問題をこれで終わらせる』最後まで読みました。 最終章は、慰安婦問題から離れて、主に憲法第九条をめぐる左右の立場を検討しつつ、それを通して、松竹さんのこれまでの活動を紹介しています。 かつては非武装中立(左)と専守防衛(右)の間の対立だったものが、現在は左でも、非武装中立をまともな市民感覚で当たり前と感じる人はあまりいない。...
「なにがわかっていないのか」がわかる本
切通理作
次回ゴー宣道場のテキストの一冊であり、次回ゲストに迎える松竹伸幸さんの著書でもある『慰安婦問題をこれで終わらせる』をいま読んでいます。 目からウロコが落ちるとはこの事! 「植民地戦争」がいけないとされたのはいつの時点からなのか? それがさかのぼっても裁けるという認識は果たして共有されているのか? 従軍慰安婦は日本だけの問題ではないのに、日本のそ...
一度も覚悟出来ない者
切通理作
あれから『卑怯者の島』を何度か読み返して、 最初に読んだ勢いの中での感想とはまた違った感想を持ち始めました。 実はこの作品には、「本当に卑怯な者」は 一人も登場していないのではないか? 直前まで国の為に死にたいと思っていても、 その瞬間逃げてしまった・・・という事に葛藤する姿や 戦力にならない者を犠牲にせざるを得ない自分を引き受け...
いま読まなくてはならない
切通理作
昨日はゴー宣ネット道場動画の収録でした。 わが自宅から出がけに、郵便受けをたしかめたら、 ナント!小林さんから小学館さんを通して『卑怯者の島』を送って頂いてました。 行きがけの電車の中で読み始めたら止まらなくなり、 収録場所の最寄り駅に着いたらあと20数ページ。 普通だったら「後は帰りがけに」と思うところですが、 もはや止まりませ...
主体なき「調整」に道徳はあるか
切通理作
沖縄の朝生見た。 津田大介氏、三浦瑠麗氏。二人の若手言論人は、戦争における主体の話を言わないで、調整力で物事を解決していこうとしているようだ。 なんだかそこに、苛立ちを覚える。 CMタイムはいざしらず、オンエアを見た限り、彼らは、小林氏が言う日本国民の「主体」という言葉に、まったく反応を示さない。 「主体」をスルーし...
「怪獣使いと少年」宇野常寛さんとの対話
切通理作
今日はゴー宣ネット道場の動画の話題です。 評論家の宇野常寛さんが、しばらく絶版状態だった私最初の単行本 『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(1993年初刊行)を 「あの本がいま読めないのは許し難い。自分の手でもいいから復刊したい」と言ってくれた事は、さる4月3日に出版された 『怪獣使いと少年』増補新装版のあとがきでも書きました。 &...
「リアリティ」と「リアル」
切通理作
東浩紀さんの『弱いつながり』読みました。 頷けるところと、 「この話を、ここにつなげるの?」 という疑問符の浮かぶ部分がありました。 我々は確かに、 感覚的に「これがリアルだ」と思う瞬間があります。 それを通り過ぎて、「情報」だけでモノを見ていると 色々間違うこともあります。 ネットに書かれた事と、現地に行って知る事...
差別者の「逆らうやつは潰す」論理に抗する
切通理作
昨日のブログを見たMarkWinchesterから、 私に対し、次のようなメッセージがツイートされました。 「やっと香山ネタから離れたみたいので、来週大学講師として質問状出します。」(MarkWinchesterのツイートより) な、なんなんでしょう、これは? 「大学講師として質問」? じゃ、いままでは、たとえば「た...
差別を生み出しているのは誰なのか
切通理作
トッキーさん、たしかに、香山リカのふるまいに、「人間的」などという言葉を当てはめてしまうと、とにかく卑怯な人間ですから、自分は人間で、こっちは人間じゃないみたいな構図を作られてしまうおそれさえありますね。 ただでさえ、敵対すると見做した相手を悪魔化しようと躍起になっている連中です。 『アイヌ民族否定論に抗する』の編者の一人で...