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「つるセコ」イズムが懐かしい
切通理作
のむらしんぼさんの『コロコロ創刊伝説』さっそく 買って読んだ。 僕は『つるピカハゲ丸』のアニメ化『つるピカハゲ丸くん』 が好きだった。 題名からだと、 ハゲの子どもが活躍する漫画ということしか わからないが、 ハゲ丸くんの一家はおばあちゃんに至るまで全員セコくて、 わずかな小銭をかすめとることだけが生きがいの人たち。 ...
堀辺正史創設師範の名言
切通理作
ゴー宣道場、次は堀辺師範の事を振り返る回です。 道場の本(『原発はヤバイ、核兵器は安全』)を作る際、各師範の「名言」として道場内での発言から引用しようとして、堀辺師範が「僕は武士がタイムスリップしたような存在。意識的にそうありたいと思っている」と自らおっしゃっていたのを思い出し、それがどの回だったのか、辺りをつけて動画のアーカイブから探してもなかなか見つけら...
優先順位論の無効と、言葉の罠
切通理作
一昨日のゴー宣道場、慰安婦問題を通して、国際社会の中の日本のあり方について、本質的な認識が深まりました。 保守層ですらみられる今回の安倍総理による日韓合意賛成論には、歴史認識の問題より安全保障を優先するべきである……という考えがみられます。 その点、ゲストの藤岡信勝さんには「それはそうだけど、で...
パンツをかぶった道徳
切通理作
次回道場、当日基調講演的トークをする側としては、当日例に出す「身近な所から考えるトーク」の実例をあまりばらしてしまうわけにもいかず、非常にブログが書きにくい立場にある私ですが、本日は応募しめきり日として、最後の一押しコラムを書きに参上しました。 当日は、ちょっと目をそむけたくなる、耳を塞ぎたくなる反道徳的な話題が出ると思いますので、御容赦くださ...
カード作らないのも道徳?
切通理作
マイナンバー制度には反対だけれど、決まったもんは仕方がない。 そう思ってました。 しかし聞くところによれば、必要な時は 最初に自宅に送付されてきた通知ナンバーさえ提示すれば、 市民生活に支障はないとのこと。 マイナンバーのカードを作る事は拒否できる。 そんなことを知っても、従来の僕なら 「おんなじようなもんじゃないの」 と思ったでしょう。 &n...
「道徳リベンジ」になった理由
切通理作
次回のゴー宣道場のテーマは「道徳リベンジ」。 なぜこういうテーマになったのか、経緯をお話ししましょう。 実はその一週間前、一度は「ダメな国民の直し方」というテーマにしようという話になっていたのでした。 それは小林よしのりさんが「次回道場のテーマは何がいい?」と各師範の意見を求めた時、泉美木蘭さんが提案したことでした。 木蘭さんの普...
ポジショントークってなんだ!
切通理作
関西道場の興奮冷めやらぬ思いです。 ずうっと小林よしのりさんの著作を読んできたという思いの丈を持って参加された皆さんの熱気がすごかったですね。 語らいタイムでも触れましたが、感想の中でひとつだけ「ゴー宣道場だってポジショントークでは?」という声がありました。 それに対する答えは、道場の中での、高森さんのお話にあったと思...
九条を深読み出来ないお前が悪い
切通理作
小林よしのり氏が以前ブログで触れた、朝日新聞10月4日掲載の、高校生による投稿『護憲派へ 自衛隊は違憲でしょ?』。 http://blogos.com/article/137424/ この時の投書が今日の朝日朝刊でふたたび取り上げられ「どう思いますか」と題し、それに対する意見の投稿が掲載されています。 掲載されているのは、四通の投...
それが本当の問いかけなのか
切通理作
ゴー宣道場で小林さんと接していて、すごいなと思うのは、ヴィヴィットに「いま」に触れて次の解答を模索する力もさることながら、それが世の現実と比して行き過ぎないようにするバランス感覚だと思うんです。 憶測するに、長年漫画連載されていて、先を行き過ぎた時に、読者が付いてこれないと反響が薄くなるという経験による勘から来るものでは...
いつの間にか分けられている
切通理作
歴史社会学者の小熊英二さんが、13日の朝日新聞夕刊の記事『思想の地層 デモから選挙へ 自己規制を取り払おう』で、国会前のデモがいくら盛り上がっても、「運動の高揚は、必ずしも選挙結果に直結しない」とし、それは国会議員の側になって考えてみれば「国会前の群衆」よりも「町内会や業界団体、労働組合」を回った方が票に繋がるからだ・・・・と書いています。 そ...
バカボンのパパじゃないよ
切通理作
トッキーさん、「せつないかもしれない」の告知ありがとうございます!https://www.gosen-dojo.com/?page_id=323 私のやっているメルマガ「映画の友よ」のレギュラー執筆者・後藤健児さん(オンラインVHSレンタル「カセット館」店主)に登場頂いてますが、昨日その最新号が配信になりました。 当メルマガ初期を思...
別の意味でもビックリ
切通理作
しかし小林さんの触れてたシールズの牛田って若者が書いた新聞記事、「安保法を認め」たら日本は「強い国を目指す」事が出来ると思ってるという認識には驚かされました。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/himitsuhogo/iwaneba/list/CK2015101202000133.html 強い国って何? ...
第50回道場「憲法九条で平和は守れるか」に参加して
切通理作
人は、長く続いたものを 変えたくないという習慣性を持つとはよく言われます。 憲法九条にしても、細かい事はわからなくても 長く続いたものをいじってしまう事に、 なんとなく抵抗があるという人も多いのではないでしょうか。 そこへ「軍事」と言っても即殲滅戦ではなく、 平時からの軍事戦略をイメージさせる事の重要さを説いたのが昨日のゴー宣道場...
初期衝動が先でも、後戻りできない事がある
切通理作
小林さんからいきなり電話かかってきて「『それでも僕は帰る』ってどこでやってるの?」と。「(メルマガの)文章で興味持ったから、わし見に行くわ」 そこで私も渋谷アップリングにご一緒する事に。 シリア人が自らシリア人の反政府活動を追ったドキュメンタリー映画『それでも僕は帰るーシリア若者たちが求め続けたふるさと』は、廃墟となり人がほとんどいないゴースト...