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トヨタとSoftBankの提携
高森明勅
国内企業として時価総額1位のトヨタが 同2位のSoftBankとの提携に乗り出した。 その背景には、 「勝ち上がりではなく生き残り」を賭けるーという、 トヨタ側の危機感がある。 既にGoogleと日産の提携が先行している。 その他の条件を見ても、 今回の提携の行く末は決して楽観できない。 日本経済における トヨタの存在感の大きさを考えると、 ...
私たちが知らなかった天皇と皇室
高森明勅
10月3日、私の新著 『私たちが知らなかった 天皇と皇室』 (SBビジュアル新書)の「見本」本が届いた。 5日(地方は6日)には書店に並ぶはずだ。 横組みで全ページがカラー。 私にとっては初めての体裁だ。 書名は、私の原稿を読んだ担当の編集者の実感を、 そのまま表現したそうだ。 「天皇と皇室について、 大切なことは何も知らなかった!」と。 私がこれまで、様々...
石原信雄氏の講演など
高森明勅
9月29日、神社本庁で政教関係を正す会 (大原康男会長)の役員会・総会・研究会。 研究会では研究発表が2つ。 長年、靖国神社の訴訟を担当して来られた 弁護士の竹野下喜彦氏の「靖国神社参拝訴訟の顛末 ―靖国神社が被告となった訴訟を中心として」 と國學院大學教授の藤田大誠氏の 「大嘗祭をめぐる政教問題の回顧と展望」。 藤田教授の発表の締め括りは以下の...
藤田大誠氏の「昭和殉難者合祀論」から
高森明勅
先に國學院大學教授、藤田大誠氏の 「戦後の靖国神社と昭和殉難者合祀」を紹介した。 その連載3回目(『靖国』9月号掲載)から一部を以下に掲げる。 この種の文章を読み慣れていない人には 少し読みにくいかも知れないが。 「昭和27年4月28日における サンフランシスコ講和条約の発効以降、 『戦犯』赦免・釈放に関する一大国民運動や数度に亘(わた)る 国会...
天皇陛下の過酷なスケジュール
高森明勅
天皇陛下には、先にも書いたように、 西日本豪雨の被災者をお見舞い下さるべく、 先週14日の岡山県に続き、21日にも 愛媛・広島両県に日帰りで、お出ましになった。 2週連続だ。 しかも、それぞれ閣議がある日に重なった為、 お帰りになった後に、お疲れを押して、 内閣から届いた上奏書類の決済をされた。 これは、当日の内になさるのが原則だからだ。 と...
女性宮家と「男女平等」
高森明勅
近頃、複数の方面から、私の元にこんな声が届く。 「最近、男女平等を求める声が高まっています。 女性宮家を創設するのに有利な情勢が生まれつつ あるのではないですか。良かったですね」と。 これは、私に対する善意・好意・共感を 前提とした声だろう。 そのお気持ちは確かに有難い。 但し、誤解があってはいけないので、念の為に記す。 私は、原理主義的...
「痛いとはどういうことか
高森明勅
『SAPIO』9・10月号に 「天皇の畏るべき言葉」という特集。 それに、昭和天皇の最晩年にお側に使えた 元侍医の伊東貞三氏の証言が載っている。 「過去に一度、陛下(昭和天皇)に 『お痛みですか』とうかがったことがあります。 陛下は『痛いとはどういうことか』とお応えになりました。 痛いと訴えることは天皇としてふさわしくない 振る舞いとお考えになったの...
紀宮殿下の“深い”ご公務論
高森明勅
9月21日、天皇・皇后両陛下には、 西日本豪雨の被災者へのお見舞いとして、 先週の岡山県へのお出ましに続き、愛媛・広島両県をご訪問になった。 ご高齢の両陛下が日帰りで四国・中国地方の 2つの県を回られるハードスケジュール。 しかも、岡山県の時と同様、 天候不良によるご延期の為、 ご執務がある金曜日と重なってしまった。 陛下は午後7時頃に帰京された...
自民党総裁選を巡る新聞各紙の記事から
高森明勅
自民党の総裁選の結果が出た。 新聞各紙(9月21日付)の紙面から。 「議員票と党員票の得票率にカイ離が あったことも懸念材料だ。 改選を迎える若手参院議員の1人は不安をこう吐露する。 『石破氏の地方人気というより、 首相の不人気が証明されただけではなかったか。 1強の足元は思った以上にもろい」(読売) 「『最後の3年』の成否は、安倍氏の言葉通...
個人サイトがリニューアル!
高森明勅
私の個人サイトは、長男が全て管理・運営してくれている。 私はかなり純度の高い“アナログ人間”。 なので、毎日更新しているブログも全部、 息子が、自分の仕事や様々なスケジュールの合間に、 アップしているのだ。 そのサイトが9月18日に全面的にリニューアルされた。 勿論、息子がデザインしたもの。 斬新ですっかり気に入った。 サイト内のブログには、漏れなく彼が選ん...
医療がそのすべての効力を失った後も…
高森明勅
先に皇后陛下の「読書論」の一端を紹介した。 また別に、私の胸に深く刻まれているのが、 皇后陛下の「看護論」。 平成8年11月16日の日本看護協会創立50周年記念式でのお言葉だ。 日本看護協会というのは、昭和21年に保健婦、助産婦、看護婦の 3団体が1つになって発足した組織。 しかし、このお言葉は、直接、看護職に携わる人々だけでなく、 幅広い国...
東京・台場に集合!?
高森明勅
東京・台場にて大掛かりなイベント。 私の次男が運営の末端で働いた。 ところが偶然、長男の彼女も当日、 主催サイドの社員として働いていた。 そこへ偶然、私の甥(末弟の次男)が、 倉敷から上京して観客として参加していた。 イベントも規模が大きくなると、 こういう事が普通に起こるのか。 それとも、やはり珍しい出来事なのか。