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有効求人倍率のカラクリ
高森明勅
安倍首相は国会で、 有効求人倍率の高さを自分の手柄のように、 繰り返し自慢している。 あたかもアベノミクスの成果であるかのように。 だが、実態はどうか。 既に以前から以下のような指摘がある (中原圭介氏、平成28年)。 「有効求人倍率については、 アベノミクスによって有効求人倍率が 上昇したわけでは決してありません。 …日本の総人口は2008...
大嘗宮の伝統が守られる?
高森明勅
先日、新聞記者の取材を受けた。 その時に、 大嘗宮の屋根の葺(ふ)き方の 変更についても触れた。 簡素・素朴で“清浄さ”の表示と言うべき 伝統的な萱(かや)葺きから、 粗末・粗略な板葺きに変更されようとしていて、 問題だと。 古代から平成の大嘗祭まで、 しっかり守られて来た伝統が今、 我々の目の前で変更されようとしている。 これは見逃せない。 すると、記者は...
ご即位直後に「一般参賀」?
高森明勅
皇太子殿下が5月1日に即位されて 直後の同月初旬に、ご即位をお祝いする 「一般参賀」を行う事が検討されているという (2月18日NNNニュース)。 有難い。 これは、かねて私が提案して来た事だ。 今上陛下のご即位の時は、 昭和天皇の崩御によるものだったので、 悲しみの中、当然ながら参賀は行えなかった。 この度はご譲位による。 だから、国民...
9月に皇居勤労奉仕?
高森明勅
昨年、平成になって初めて、若者達と一緒に、 皇居勤労奉仕に参加する機会に恵まれた。 学生時代には4回、ご奉仕させて戴いている。 毎回、昭和天皇のご会釈を賜った。 だが、平成になってからは、 私自身の都合もあり、 なかなかご奉仕出来なかった。 昨年のご奉仕は本当に有難く、 貴重な体験だった。 その奉仕が終わった時、 「ああ、もし可能なら来年...
ご即位30年お祝い記帳など
高森明勅
2月24日(皇太子殿下のお誕生日の翌日)、 宮内庁庁舎前に特設された記帳所にて、 天皇陛下ご即位30年をお祝い申し上げる ご記帳が許される。 午前9時半から午後4時まで。 勿論、皇居の坂下門から参入し、 同門から退出する事になる。 この日、私は午後の予定が既に入っている。 だから午前中にご記帳をさせて戴こう。 陛下はこの種の記帳には 全て...
自民党の結束を揺るがす安倍総裁
高森明勅
首相公邸で安倍首相と 自民党の各派閥幹部の会食が 秘密裡に行われた(2月6日)。 その時、石破派“だけ”は外す、 という奇妙な呼び掛け方をしていた。 昨年9月の総裁戦の慰労が名目ながら、 余りにも時期が外れている。 しかも、選挙が終わればノーサイドというのが、 党をまとめる総裁たる者の当然の姿勢ではないか。 器が小さいにも程がある。 呆れ...
「建国記念の日」を設けたい
高森明勅
戦後の日本古代史学の顕著な特徴の1つは、 古事記・日本書紀への冷淡かつ否定的な態度にあった (近年はやや違う傾向も現れている)。 その基礎となったのは、 徹底した史料批判に基づく古代史研究で、 戦前に弾圧されていた津田左右吉博士の学説だ。 津田博士は戦前、 「天皇を冒涜する学者として右翼から 攻撃されて大学を追われ、その著書が発禁処分 となるような」...
「建国記念の日」の演説大会
高森明勅
2月11日、「建国記念の日」。 毎年、都内で若者達による 「くにまもり演説大会」が開催されている。 この祝日にふさわしい行事だ。 私は近年、 この大会の審査員を仰せつかっている。 今年はその第11回目。 年々規模が大きくなり、 今回は何と総応募者数が1177名 (応募資格は20代まで)。 その中から第3次審査までを通過した8名だけが、...
自主独立へのチャンス?
高森明勅
2月10日。 今年最初のゴー宣道場。 ゲストは国際政治学者で 拓殖大学教授の川上高司氏だった。 防衛問題の専門家でいらっしゃる。 たっぷり専門知識を披露して下さった。 以下は私なりの感想。 アメリカの衰退と中国の台頭。 少なくとも東アジアでの米中の力関係は いずれ逆転する。 それがたやすく予見できる局面を迎えている。 このトレ...
江戸時代の旧説をそのまま踏襲する歴史書
高森明勅
明治大学名誉教授で日本古代史分野の 代表的な学者である吉村武彦氏。 その近著(『大化改新を考える』平成30年)に、 孝徳天皇(36代)の即位(645年)に当たり、 大嘗祭が行われたかのような記述がある(10ページ)。 これには驚いた。 江戸時代の国学者、河村秀根(ひでね)らの 『書紀集解(しっかい)』(1785年に成立) の旧説を、そのまま無批判...
柳原前光の知られざる功績
高森明勅
明治の皇室典範の起草に当たった 柳原前光(やなぎわらさきみつ)。 その後世への貢献について述べておきたい。 同典範の起草に携わった柳原と井上毅(こわし)は、 共に「譲位」を認めるべしとの立場だった。 だから当初、典範の草案には以下のようにあった。 「天皇ハ終身大位(=皇位)ニ当(あた)ル。 但シ身体ニ於テ不治ノ重患アル時ハ元老院ニ諮詢シ 皇位...
韓国が靖国参拝に抗議を始めたのはいつ?
高森明勅
2月8日、国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長) に招かれ、勉強会の講師を務めた。 テーマは「神道と天皇」。 時間の制約で舌足らずな話になってしまった。 質疑応答の時間は比較的ゆったり取れた。 櫻井理事長や田久保忠衛副理事長をはじめ、 ご参加の皆様揃って良い質問をして下さった。 特に有難かったのは西岡力先生のご教示。 私は話の中で首相...
保守系論者の安倍首相批判
高森明勅
『月刊Hanada』には安倍首相を擁護し、 讚美する誌面が目立つ(本人のインタビュー記事も含めて)。 そんな同誌にも、次のような発言が載っていた。 「自民党は…(安倍)首相に 靖国参拝を要請する議員すらいなくなった。 …出入国管理法改正案(移民法)の強行成立… を行ったのが…『日本を取り戻す』と述べて 政権を奪還した安倍政権なのである。 かつ...