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三浦瑠麗の不正義を問う
切通理作
明日の道場ゲストの三浦瑠璃さんの著書『日本に絶望している人のための政治入門』(文春新書)読みました。 文章は平明なのですが、正直僕にはややとっつきにくく、ひと段落を三回以上は繰り返し読んで、先に進みました。グローバル化に開かれつつもアメリカと対等に意見を交わし合う関係というものが実際にできるのか、まだ認識が追いつけておりません。 ...
人の気持ちがわからないというのが、一番の問題
切通理作
小林さんのブログに、衣緒菜さんが『昭和天皇論』を読んで泣いたと言っていた・・・とありましたが、より正確には、読んだ時に泣いたと言っていただけでなく、その場(収録中)でも、本で紹介された天皇の「お気持ち」を思い出して涙を流していたので、僕はビックリしました。 「そ、そこまで感情移入しているのか?」と。http://www.nicovideo.jp/watch/...
表現は常にせめぎ合い
切通理作
オリンピックの閉会式で、安部首相がスーパーマリオの格好をして出てきた。その瞬間までは映像で、日本代表のアスリートたちと、日本人が作り出したアニメやゲームのキャラクターたちが動員された後の、総仕上げ的な演出だったから、そこに「アベマンセー」的な政治的意図を見取る層がいる。一方、それは考えすぎじゃないかと言う層がいる。 たしかに、誰が首相だとしても...
ことの本質は伝えられているか
切通理作
参院選の結果、自民が三分の一の議席を獲得したら改憲につながるということを、マスコミは国民に黙っていて、開票結果が出た途端、公にしたという言い方をする人がいる。投票した人間の多くが、その争点を知らなかったというアンケート結果も出ている。 選挙の後、新聞の見出しなどで、急にそのような、すわ改憲かという押し出しがされるようになったのはたしかである。 ...
投票しない奴は死ぬべきなのか
切通理作
前回の道場、前半は権力を監視するジャーナリズムの役割という点では学ぶべき事が多かったが、この日の道場のテーマ展開という点では「このままではヤバイ」と感じ、休み時間に僕の方から提案して、『民主主義という病い』それ自体のゲストの感想、そして参院選の当日であるということを活かし、投票行動のありようの表明から第二部をスタートしてもらった。 結果、第二部...
一年かけた『85歳の被爆者(仮)』クラウドファンディング募集の終了日
切通理作
本日はゴー宣道場当日、及び選挙の投票日です。 と同時に、私にとっては、長崎で被爆した母との対談集『85歳の被爆者 歴史を消さないために(仮)』のクラウドファンディング募集の終了日でもあります。 以前こちらでも告知させて頂いたので、報告いたします。 従来告知したものとは、タイトルが一文字だけ変わりました。 『85歳の被爆者 歴史を消さないために』...
『民主主義という病』という本質
切通理作
映画撮影が終わってから読ませて頂こうと思っていた 『民主主義という病』、冒頭ちらっと見たら先が気になり、結局もう読み終わってしまいました。 これはすごい! グルメ本であり思想本でもある本なんて、そうそうないんじゃないですか? 田中康夫がこれを読んだら、負けたと思うんじゃないかと。っていうか、負けたと思うぐらいじゃなきゃダメだよなと。 民主主義に...
愛国心は教えられるか
切通理作
小林さんから指摘のあった ゴー宣道場第一回における 「愛国心を教えるべきかどうか」の話ですが、 誤解を与える概括になったことをお詫びします。 前回のブログでは堀辺さんと小林さんによる発言の概要を抽出しましたが、 今回、他の師範の発言も含め より正確にまとめれば、 国家がなんたるかを教えれば愛国心は教える必要はないとする堀辺氏に対し...