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日本と欧米、衛生観念の違い
高森明勅
レバノンで生まれて、千葉県で育ち、東京大学を卒業後、 フランスのパリ第3大学日仏翻訳科を修了、パリで4年半、 ロンドンで8年半過ごした後、ニューヨークに移住された 英仏翻訳者のオティエ由美子さん。日本とイギリス・フランス・アメリカの“暮らしやすさ”を、 ①文化・暮らし、②メンタリティ、③教育、④社会という 4つの視点から比較しておられる(平成26年、リンダブ...
立皇嗣の礼は延期すべきか?
高森明勅
秋篠宮殿下が「皇嗣」でいらっしゃることを、 天皇陛下が改めて明らかにされる立皇嗣の礼。内閣の責任で国事行為として行われる。政府は何故か、これを御代替わりに伴う一連の行事に位置付けた。しかし、旧皇室令では、即位の礼や大嘗祭は「登極令(とうきょうれい)」で、立太子の礼は「立儲令(りっちょれい)」で、という具合に、両者はその性格の違いを踏まえて、それぞれ別に規定さ...
矢部万紀子氏の「読み込み」
高森明勅
4月14日の緊急シンポジウムのパネリストのお1人、矢部万紀子氏。 ご著書『雅子さまの笑顔』の中で小林よしのり氏に言及しておられる。 「『週刊ポスト』(2020年1月17日・24日号) …眞子さまと小室さんの結婚問題は、漫画家の小林よしのりさんが 『(ご結婚を)進める』立場…で登場している。 …小林さんは小室さんを『男としてたいしたものだ』と評価していた。 そ...
野党合流の「新たな軸」?
高森明勅
4月3日、衆議院第2議員会館の多目的会議室で集会があった。 「国際人道法違反を裁けない日本の法体系を考える集い」 (主催=国際刑事法典の制定を国会に求める会、 代表・伊勢崎賢治氏、事務局長・松竹伸幸氏)。 自衛隊がPKOで海外に派遣されていながら、万一現地で 「業務上過失致死傷」があっても、受け入れ国との地位協定 によって当該国では処罰されない一...
ヨーロッパ君主制の趨勢
高森明勅
4月14日に、衆議院第1議員会館で予定されている 「皇位の安定継承」に向けた緊急シンポジウムのパネリストの お1人、君塚直隆氏。サントリー学芸賞を受けられた『立憲君主制の現在』から、シンポジウムのテーマに関連する一節を紹介する。「伝統あるヨーロッパ諸国の王室も21世紀までの間に女性への 王位継承権や、男女を問わずに第1子の継承が優先される 『絶対的長子相続制...
緊急シンポジウムを開催
高森明勅
「立皇嗣の礼」を前に、急遽(きゅうきょ)、 シンポジウムを開催する。 4月14日、午後4時~6時まで、 衆議院第1議員会館の国際会議室で。 タイトルは 「皇位の安定継承に向けてー立皇嗣の礼を控えて」。 パネリストは以下の4人だ。 ヨーロッパの君主制に詳しく、『立憲君主制の現在』 でサントリー学芸賞を受けられた、関東学院大学教授の 君塚直隆氏。&n...
皇統問題「棚上げ」シナリオ
高森明勅
平成29年6月に成立した皇室典範特例法の附帯決議には、 次のようにあった。「政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、 女性宮家の創設等について、皇族方の御年齢からしても 先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み、 本法施行後速やかに、皇族方の御事情等を踏まえ、 全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を速やかに 国会に報告すること...
皇位継承の「直系」主義
高森明勅
皇室典範の11条に以下の規定がある。 「1 年齢15年以上の内親王、王及び女王は、その意思に 基(もとづ)き、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる。 2 親王(皇太子及び皇太孫を除く。)、内親王、王及び女王は、 前項の場合の外、やむを得ない特別の事由があるときは、 皇室会議の議により、皇族の身分を離れる」 皇籍離脱を巡る規定だ。 注目すべきは“2項”。同...
「側室」に触れない男系論
高森明勅
国内最大の保守団体、日本会議。 その事務局を主に担っておられるのは日本協議会・日本青年協議会だ。 両協議会の皆さんとは長年、お付き合いをさせて戴いている。 どなたも真面目で、尊敬すべき方々が多い。両協議会の機関誌が『祖国と青年』。薄い冊子ながら、皇室関係の充実した記事が特長だ。他誌を凌駕する貴重な記事を、いくつも載せて来ている。古くなった雑誌をじゃんじゃん棄...
教科書における「聖徳太子」
高森明勅
文部科学省は学習指導要領の改訂に当たり、 「聖徳太子」の名前を削ろうとしていた(平成29年)。この時の改訂には、その他にもおかしな内容が多かった。それに対して、「新しい歴史教科書をつくる会」をはじめとする国民有志が批判の声を挙げ、ことごとく押し戻した経緯があった。当時は私も、国会議員の皆さんに学説状況や関連史料を紹介する機会を与えられた。今回の文科省の奇妙な...
皇室の祈りと国民の責任
高森明勅
皇室にとって、国民への「祈り」が取り分け 大切な意味を持つことは、改め言うまでもあるまい。 では、その“皇室の祈り”とはどのようなものか。 上皇后陛下の明確なご説明がある。「陛下が…国民の叡知がよき判断を下し、国民の意志がよきことを志向するよう祈り続けていらっしゃる」(平成7年)と。これは、皇室が国民の為にひたすら祈って下さっているから、 国民は皇室に頼って...