• 新しい順
  • 古い順
  • タイル表示
  • リスト表示
ガールスカウト100周年式典に佳子殿下がメッセージをお寄せ
ガールスカウト100周年式典に佳子殿下がメッセージをお寄せ
高森明勅
高森明勅 秋篠宮家のご次女、佳子内親王殿下におかれては、 10月10日、赤坂御用地の宮邸において、オンライン形式で 開催された日本のガールスカウト運動100周年を祝う 「国際ガールズメッセ」の式典などを視聴され、 式典にはビデオメッセージをお寄せになった。 そのメッセージの中では、ジェンダーギャップ指数に触れられながら (同指数の扱い方に注意を要することは以前、指摘し...
上皇陛下の皇位継承へのお考えが奥野修司氏の取材で伝わる
上皇陛下の皇位継承へのお考えが奥野修司氏の取材で伝わる
高森明勅
高森明勅 拙著『「女性天皇」の成立』(幻冬舎新書)の広告が、 日経新聞(10月2日付)と朝日新聞(同3日付)に 比較的大きく掲載された。 メインとなるキャッチコピーは 「天皇が切望し、国民が圧倒的に(87%)支持する 『女性天皇』を、阻むものは何か?」。 本の帯に入っているのと同じ文言だ。 版元が用意してくれたコピーだが、なかなかインパクトがある。 《「天皇が切望」の...
皇室の名誉・尊厳を守る法的保護が事実上、存在しない異常さ
皇室の名誉・尊厳を守る法的保護が事実上、存在しない異常さ
高森明勅
高森明勅 これまでも指摘して来た件ながら、改めて言及しておく。 皇室の方々の名誉・尊厳を守る法律上の保護が、建前はともかく、 事実において存在していない。 最低限、こうした異常な状態は速やかに解消されるべきだ。 《皇族は事実上、告訴できない》 国民には、刑法に名誉毀損及び侮辱を罰する規定がある (第230条・第231条)。 ところが、皇室については以下の通り(同第23...
天皇・皇族は憲法上、基本的人権を認められるのか、どうか?
天皇・皇族は憲法上、基本的人権を認められるのか、どうか?
高森明勅
高森明勅 皇室の方々に人権は認められるのか。 憲法上、基本的人権の享有主体として位置付けられるのか、どうか。 《皇室と人権の関係》 これについては従来、主に3種類の考え方がある。 A説は天皇・皇族共に基本的人権の享有主体である「国民」 と見る立場(宮澤俊義氏・佐藤功氏・芦部信喜氏ほか)。 一般の人達には少し意外かも知れないが、実は長年、これが通説とされて来た。 それに...
国民の1人として眞子内親王殿下に伏してお詫び申し上げる
国民の1人として眞子内親王殿下に伏してお詫び申し上げる
高森明勅
高森明勅 宮内庁が10月1日、秋篠宮家のご長女、 眞子内親王殿下が「複雑性PTSD」と診断される状態であるとの 発表を行った。 これまでの経緯からして当然、予想できたはずのことだ。 しかし、改めて正式な発表に接すると、 胸が張り裂けるような気持ちになる。 《同じ国民としてお詫び申し上げる》 週刊誌やテレビのワイドショーなどの執拗で悪質なバッシング。 それを真に受け、更...
皇位継承と「男女平等」を巡る初歩的な誤解について整理する
皇位継承と「男女平等」を巡る初歩的な誤解について整理する
高森明勅
高森明勅 憲法学者で改憲論者の駒澤大学名誉教授、西修氏。 保守の論客としても活躍され、平成30年には 産経新聞社の正論大賞も受賞された。 その西氏が次のような指摘をされている。 「皇室典範第1条は、皇位の継承を皇統に属する 男系の男子に限定している。 この規定は、男女平等を定めている憲法第14条に 反するといえるのではないだろうか。 なぜ皇位は男子のみが継承しなければ...
悠仁殿下が即位を辞退される可能性に言及した八木秀次氏
悠仁殿下が即位を辞退される可能性に言及した八木秀次氏
高森明勅
高森明勅 かねて皇位継承における「男系」限定の維持を 強く主張して来られた麗澤大学教授の八木秀次氏。 一時、「神武天皇のY染色体」論を振り回して顰蹙を買ったことも。 今回はこんな発言をされている(「週刊新潮」9月23日号)。 《「ご結婚の自由」への批判》 「眞子さまのご結婚は、佳子さまのみならず、 将来の皇位継承にも悪影響を及ぼす恐れがあります。 眞子さまにご結婚の自...
宮内庁は違法が疑われる一時金不支給により禍根を残すのか?
宮内庁は違法が疑われる一時金不支給により禍根を残すのか?
高森明勅
高森明勅 秋篠宮家のご長女、眞子内親王殿下のご結婚による 皇籍離脱に伴う一時金について、今回だけは例外として 支給されない見通し、との報道がなされている (被占領下にいわゆる旧宮家の皇籍離脱が行われた際、 GHQの意向で元軍人だった方々には一時金が支給されなかった)。 眞子殿下ご自身が辞退されるご意向なのを踏まえて、 内閣法制局などで法的な検討も加えた結果、 一時金を...
佐藤優氏は天皇・皇室が滅びて無くなることを望んでいるのか
佐藤優氏は天皇・皇室が滅びて無くなることを望んでいるのか
高森明勅
高森明勅 多くの著書を持ち、様々なメディアにも露出されている作家の佐藤優氏。 皇位の安定継承を巡り、以下のような発言をされている (『週刊新潮』9月16日号)。 《佐藤氏の神風主義》 「側室制度のないところで、男系を維持するのは困難ですが、 (側室制度は)もう作れません」 「私は男系維持の方に傾いているのですが、なぜかといえば、 このシステムの中に女系が入ってくる理屈...
旧宮家案、櫻井よしこ氏・百地章氏の指摘は共に頷ける点あり
旧宮家案、櫻井よしこ氏・百地章氏の指摘は共に頷ける点あり
高森明勅
高森明勅 これまで禁止されて来た皇族の養子縁組を認め、 被占領下に皇籍離脱を余儀なくされた、いわゆる「旧宮家」系の 国民男性を新しく養子として皇室に迎え入れること (皇籍取得)を可能にする、という旧宮家案。 以前、対象者は未婚の成年男性というのが、当然の前提だった。 しかし、なかなか候補者が見つからない為なのか、 未成年者が視野に入って来た。 これについて、ジャーナリ...
拙著『「女性天皇」の成立』(幻冬舎新書)の見本が届いた
拙著『「女性天皇」の成立』(幻冬舎新書)の見本が届いた
高森明勅
高森明勅 9月17日、7月に大急ぎで書き上げた拙著『「女性天皇」の成立』 (幻冬舎新書、定価860円+税)の見本が届いた。 一般書店での発売は9月29日。 今後、政治の場で皇室の将来を巡る議論が本格化するタイミングで、 何とか刊行できたのではないか。 衆院選を控え、議員達が最も有権者の声に耳を傾ける時期だ (それで良いのかはともかく)。 本書を活用し、地元の議員に働き...
憲法に軍隊の規定が無いので自衛隊は役所として法律に縛られる
憲法に軍隊の規定が無いので自衛隊は役所として法律に縛られる
高森明勅
高森明勅 『海幹校戦略研究』第11巻第1号に掲載の論文 「日本と諸外国の防衛法制の比較研究」(熊取谷行1佐ほか)によって、 以下の実情が明らかになった。 「他国の場合は憲法で軍隊をしっかり位置付ける一方、 その権限や行動を縛る国内の法律を持たないのに対し、 日本だけは憲法には何の規定も置かず、 自衛隊の権限や行動は全て法律による制約を押し付けられている」 憲法での位置...
自衛隊が「軍隊」でないことを国際比較で論証した自衛官の論文
自衛隊が「軍隊」でないことを国際比較で論証した自衛官の論文
高森明勅
高森明勅 海上自衛隊幹部学校から『海幹校戦略研究』第11巻第1号 (令和3年7月)を送って戴いた。 その中に、熊取谷行1佐、堀内智治1佐、アンドリュー・ダフ  オーストラリア海軍中佐の三者による「日本と諸外国の防衛法制の比較研究」 という論文が収められている。 これは注目すべき研究だ。 《自衛隊の特殊性》 「令和2年10月の時点において日本政府が国家として承認する 1...
河野太郎衆院議員は「皇室への認識の甘さを露呈した」のか?
河野太郎衆院議員は「皇室への認識の甘さを露呈した」のか?
高森明勅
高森明勅 河野太郎衆院議員は「皇室への認識の甘さを露呈した」のか? 産経新聞(9月10日付)にこんな記事があった。 「河野(太郎)氏は8日…記者団に皇室観について 『125代男系で続いているのが、日本の天皇の1つのあり方だ』と語った。 …ただ、天皇陛下は第126代で、皇室への認識の甘さを露呈したとの指摘もある」 「1つのあり方」とは、なかなか巧妙な言い方だ。 それにし...
自民党の総裁選の後に有識者会議の答申はどう扱われるか?
自民党の総裁選の後に有識者会議の答申はどう扱われるか?
高森明勅
高森明勅 菅義偉首相が自民党総裁選への不出馬を表明した。 それによって、皇族数の目先だけの確保に“後退”した 有識者会議の存在感も、いささか微妙になって来た。 衆院選後までに行う予定だった議論の取り纏めを、 菅首相の在任期間を睨んで前倒しし、今月中にも 区切りを付けるとか(TBS NEWS 9月6日19時47分配信)。 しかし、前内閣の“置き土産”になってしまう同会議...
パラリンピックと障害者スポーツを応援し続けられた上皇陛下
パラリンピックと障害者スポーツを応援し続けられた上皇陛下
高森明勅
高森明勅 東京パラリンピックが多くの人々に感動を与えて閉幕した。 東京オリンピックの開会式に対してボロクソに批判していた 私の身近な人物が、パラリンピックの閉会式については絶讚していた。 私自身は改めて、上皇陛下の障害者スポーツへの 長年に亘るご支援を、想起させられた。 《全国障害者スポーツ大会の起点》 昭和の東京オリンピック・パラリンピックの際(昭和39年)、 上皇...
上皇陛下が記録の確かな歴代天皇の中で最長寿となられた
上皇陛下が記録の確かな歴代天皇の中で最長寿となられた
高森明勅
高森明勅 上皇陛下におかれては、去る9月3日、記録の確かな歴代天皇 (およそ推古天皇〔第33代〕以降)の中で最長寿となられた (3万2千32日)。 心からお祝いを申し上げる。 これまで最長寿だったのは昭和天皇(第124代)。 昭和天皇は、昭和60年7月13日にご誕生より3万757日を迎えられ、 それまで最長寿だった江戸時代の後水尾天皇(第108代)より 長寿となられて...
秋篠宮家のご長女、眞子内親王殿下が年内にもご結婚との報道
秋篠宮家のご長女、眞子内親王殿下が年内にもご結婚との報道
高森明勅
高森明勅 秋篠宮家のご長女、眞子内親王殿下が、既にご婚約が内定している 小室圭氏と結婚される見通しとの報道が、複数のメディアによって なされている。 まだ、関係者からの情報というレベルにとどまっているようだ。 しかし、もし報道の通りなら、一般の結納に当たる「納釆の儀」だけでなく、 天皇・皇后両陛下にお別れのご挨拶を申し上げ、 両陛下から祝福を受けられる「朝見の儀」も行...
天皇陛下が伊勢神宮を重んじられるのは「神社本庁」の画策?
天皇陛下が伊勢神宮を重んじられるのは「神社本庁」の画策?
高森明勅
高森明勅 本郷和人氏『空白の日本史』(扶桑社新書)は、 校閲の大切さを“裏側から”学べて、教訓が多い。 こんな記述がある。 「今の伊勢神宮を頂点とする神社本庁という組織自体も、 作られたのは明治以降です。 そして、この神社本庁と不即不離の関係にあるのが、国民会議です。 両者によって議論が磨かれ、天皇陛下が伊勢神宮を極めて 重んじる姿勢がとられるようになりました。 それ...
どうやら校閲を経ないで出版されたらしい呆れた歴史書の一例
どうやら校閲を経ないで出版されたらしい呆れた歴史書の一例
高森明勅
高森明勅 出版への信頼性を保つ為に校閲というプロセスは欠かせないはずだ。 しかし、時間と手間とコストがかかる一方、目先の売り上げには 必ずしも直結しない。 そこで、しばしば校閲が軽視されることになりがち。 それが結局、読者からの信頼を失い、長期的には出版文化の 衰退を招くことが分かっていても、なかなか歯止めがかからないようだ。 ここに、どうやら校閲という手間を惜しんだ...