「新春 女はつらいよ」は終始楽しかった。
晴れ着も準備からずっと楽しかった。
議論には論理的に整理整頓された言語はもちろん必要なんだけど、話す人の実感、実体験、感性がこもった生きた言葉も必要だと思う。
「女はつらいよ」では、登壇者それぞれの言葉のなかにそういうものがあったし、さらにその上で「自分たちで男尊女卑を粉砕し、愛子天皇を実現するぞ!」という気概を見せられたところが良かったのではないかとも思う。
「首相は女性なんだぞ!」と言って、「女性」を免罪符に、女性首相の批判を許さない、政策分析をさせないなんてふざけているし、そういう態度こそが女性差別に他ならない。
高市早苗が、男性権力に「利用された女」ということなら、男性優位の権力の世界に気に入られる政策を掲げているところを買われて、基盤のぐらついた少数与党の顔として神輿に乗せられ、「バカ女が調子に乗っている」という話になる。
いやいや、あれは男性権力を「能動的に利用してのし上がった女」なのだということなら、男性優位の権力の世界に向かって、「私を担げば、男性優位の世界を守り、男尊女卑を温存してあげますよ」という顔を見せて地盤を固めているクソ名誉男性だという話になる。
どっちにしたって、男性優位の権力社会に媚びて、日本の男尊女卑を温存・強化し、「愛子天皇」を封じ込めるために権力を行使しようとする最高権力者じゃないか!
これを、「女性だから」という理由で擁護しようとする知識人は、皇統問題が、もう残された時間がなく、最重要・最優先で解決しなければならないということが全然わかっていない。
あるいは、わかっていても、権力に迎合するために意識の外に流して、「先送り」しているだけ。
マスコミには世論調査で、「高市首相は、女性よりも男性の血が尊いと考えており、愛子様の立太子を阻止し、男尊女卑の因習を温存する考えですが、支持しますか?」という質問をしてほしいよ。
内閣支持率がいまだ80%近いということだけど、マスコミの高市批判が手ぬるすぎるのが大きな要因ではないの?
だって、「支持する/どちらかと言えば支持する/どちらかと言えば支持しない/支持しない」という4択だとすれば、回答するのに最も意志と知識、情報が必要なのは、「支持しない」でしょう。
「高市は一切悪くない、中国が狂ってるだけ」としか受け取れないようなニュアンスで外交問題を報じ、統一協会の件も強く切り込まず、「女性首相、さすが!」という視線ばかり浴びせかけていたら、「よくわかんないけど、女性首相はいいんじゃないですかねえ」になってしまうのでは?
しっかり批判しなければだめだ!