高森明勅

男系論者は「民間人の皇室活動」に賛成?反対?

高森明勅

2014年10月26日 11:07

安倍政権の“民間人の元皇族女性による皇室活動”というプラン。

まさに「最も確実かつ穏やかな皇室消滅のシナリオ」
と言う以外にない。

これに対し、
これまで旧宮家系国民男子の皇籍取得を主張してきた人たちは
賛成
するのか、反対するのか。

普通に考えたら当然、反対するはず。

何しろ、すでに民間にいる“男系”子孫の「男性」を差し置いて、
民間人になった「女性」の元皇族が優先的に皇室活動に携わる―
という方策だから。

彼らに言わせれば、そもそも男系子孫男性をさっさと皇族にすれば、
そんな訳の分からないプランなんて端から必要ないはず。

こんなプランが採用されたら、
民間の男系子孫男性の活用策なんて、だらだら延期され、
いよいよその実現は困難になる。

よって当然、猛反発するに違いない。

と思うのだが、果たしてどうか。

もし、ただ単に「女性宮家」潰しに有益との理由だけで
賛成するなら、
彼らは結局、
皇室の存続などもともと本気で願っていなかった、
と判断せざるを得ない。