小林よしのり

砂澤陣「北海道が危ない!」を読め

小林よしのり

お知らせ
2016年9月2日 04:56


天才彫刻家・砂澤ビッキの息子であり、アイヌ系日本人の

砂澤陣が本を出したのを知っているか?

『北海道が危ない!』(育鵬社)である。

 

砂澤陣は「個人」でアイヌ利権と戦っている。

わしがアイヌ問題を取り上げたら、運動家どもが狂ったように

バッシングしてくる。

わしはアイヌの血が入ってないので、真実を言うと、差別者に

されてしまう。

わしはもううんざりしてしまった。

 

だが砂澤陣はアイヌ系であり、当事者である。

差別者にでっち上げるのは無理である。

だから運動団体や運動家は困るだろうし、恐いだろう。

砂澤陣だって、どれほどの中傷・罵詈雑言に晒されたか想像が

つく。

 

だが砂澤陣はくじけない。

このような男を見るとき、逆に「アイヌ系日本人」への敬意が

芽生えてしまうのだから面白い。

弱者のふりして利権に依存するのではなく、砂澤陣は「個人」

で「集団」に立ち向かっていく。

 

メディアも砂澤陣を無視し続けるのだろうか?

しかし恐ろしいものだ。

メディアはどうしても抗議団体に弱くて、「個人」を封殺する。

彼の孤独な戦いを応援しよう!

 北海道が危ない!