小林よしのり

参考文献と客観的に見ると・・

小林よしのり

日々の出来事
2016年6月9日 15:48


長谷川三千子さんに『民主主義という病い』を送ったら、

幻冬舎の担当氏に電話がかかってきたらしい。

礼状を出したいからということだが、その際、巻末の参考文献に

自分の著書がないのは、わしが安倍シンパの長谷川さんを批判

しているからかと尋ねられたという。

 

しまった―――――っ!

そうではないのだ。

長谷川さんの『民主主義とは何なのか』はかなり昔、読んでいて、

それはもうわしの教養として身に付いたものだと思っていたので、

今回の『民主主義という病い』を描く上では、読み返すことを

しなかったのだ。

 

参考文献は、直接、作品中で引用したもの、描くにあたって、

机に積み重ねたものを、最後にざっと書き写したのである。

 

けれども、長谷川さんの本も、過去に読んで影響も受けているの

だから、参考文献に書いておけばよかった。

 

参考文献って難しいんだよね。

引用してない本でも、かつて読んだ本ってあるし、机周りに

置いておいたはずなのになくなっていて、書いてない本もあるし。

あっちの部屋にあったり、こっちの部屋にあったりするから、

誰かがわしが読んだ本を片っ端から記録しておいてくれればいい

だろうけど。

整理整頓は大嫌いだし、本当に困る。

 

長谷川さんは、三分の一読んだところで、ひじょうに面白いと

言ってくださってるそうだ。

 

三分の一ってどの辺までだろうと、ペラペラめくりながら流し

読みしていたら、「すんげえ面白いな」と思ったのだが、同時に

こうも思った。

「これって一般人には難しすぎたわい」