小林よしのり

民進党よ、特例法施行後じゃダメだぞ

小林よしのり

日々の出来事
2017年 6月 1日


民進党の憲法調査会で話をしてきた。

安倍政権&劣化保守憲法学者と、共産党や左翼知識人が、

共に手を取り嵌り込んでいる、宮沢俊義憲法学の異常さを、

天皇機関説事件や、バジョットの「イギリス憲政学」や、

イギリスのオーディエンスの実態を語りながら、

明らかにする話をした。

一応、話のレジメを配ってきた。

いずれ漫画で描く。

 

午前中の国会中継を見て、退位が「一代限り」ではなく、

「将来の先例」になり得ることを確認した。

 

午後の国会中継を、車の中で音だけ聞いていたら、

社民党のじーさんが眠くなるような声で質問してたが、

内容を聞くと、正論ばかり言っていた。

なんで特例法なんだ?という質問には、わしも頷いた。

 

自由党はあくまでも皇室典範改正と、女性宮家創設の

主張を貫いて、採決を拒否した。

そういう党が、一党あったことも記録されていい。

 

女性宮家のことは施行後じゃ間に合わないと、

山尾志桜里さんは分かっている。

今後は国会で、なんとか突破してくれるだろう。

民進党には大いに期待する。

 

仕事場で『よしりん辻説法』の原稿をピックアップ

してきたので、今日中にわしのペン入れを終えたい。