小林よしのり

理想の宿でカンヅメしたい

小林よしのり

日々の出来事
2018年 6月 5日

最近は必ず睡眠時間が4時間か5時間。
6時過ぎると室内の温度が上昇して、寝苦しくて目が覚める。
自分でクーラーを入れても、いったん目が覚めたら、
仕事のことが頭に入って来て、脳が勝手に起動し始める。
すると時間がもったいないから、すぐ書斎に入って、
仕事を開始する。
そして昼間に眠気と格闘するために、毎日ユンケルを飲ま
ねばならない。
体にいいのかどうか分からんが、眠気が大嫌いなのだ。

今朝も7時前に起きて、『大東亜論』のコンテの続きを
描いていたが、腹が減っても手を止めることができず、
9時過ぎでようやくコマの割り付けが終わり、
今からネームを入れていく。
朝食はまだ採っていない。

夏になると、ホテルでカンヅメしたくなる。
適温でクーラーが効いてるから、朝、暑くて目を覚ま
すことがなく、7時間の熟睡ができる。
起きたら電話一本でルームサービスの朝食がやってくる。

ただし、ホテルのルームサービスはマズくて、毎日、
同じ味がするから、たちまち苦痛になる。
しかも机と椅子の高さがあってないので、背中や腰が
痛くなる。
その上、照明が暗すぎるから、目が悪くなる。

観光客用のホテルばっかり建てないで、わしのような
仕事のために泊まって、一日中、部屋にこもる者の
ためのホテルを作ってくれないものだろうか?

昔の文豪は、温泉地の宿に何日も宿泊して、執筆して
いたようだが、食事はどうしてたのだろう?
宿の人が毎日、3食、違う食事を出してくれたら、
夜は温泉に入って寝られるから最高だろうがな。
机と椅子の按配、照明の明るさ、朝の完全遮光カーテン、
クーラーの適温維持、3食のバラエティー豊かさ、
そして温泉、以上がそろったホテルか旅館があったらなあ。