笹幸恵

『日本が売られる』を読みました。

笹幸恵

日々の出来事
2019年 1月 18日
小林先生の正月の膨大な読書量の中で
おススメされていた『日本が売られる』を
読みました。
いや、もう、まったく、ページをめくることすら
腹立たしくなるくらい、売られっぱなしじゃないか!
水も、土地も、食糧も、仕事も、何もかも。
グローバリズムとか新自由主義などといった
美名のもとに、私たちの生活を支えるもの全てが
切り売りされている。とくにアメリカ資本の企業に。

情けないのは、切り売りされた結果の弊害を知る国とは
逆行した政策を日本が次々打ち出していること。
知らせないマスコミ、知ろうとしない国民、
やっぱり無関心はダメだ!!
と、つくづく思い知らされた。

とはいえ、あまりの惨状に、頭の中では
トカトントンが鳴り響く。
最後にちょこっと希望が持てそうな感じで
終わってはいるんだけど、
それも私たちが現状をどう自覚するかに
かかっている。誰かが都合よく
動いてくれるわけではない。

私は、この国の未来に無責任な国民でありたくない。

まずは知ることから。

この本は、それを教えてくれました。