小林よしのり

『男はつらいよ』を見た

小林よしのり

日々の出来事
2020年1月4日 09:42

昨日は『男はつらいよ お帰り寅さん』を見に行った。
大学の頃に3本立ての映画館で見てから寅さんの
ファンになり、それ以後は新作が封切られるたびに
必ず見に行くようになり、最後まで見た。

数年前にiPadで映画が見られるようになってから、
仕事をしながらもう一度、全作を見てしまい、
渥美清が亡くなったことが日本の大損失だと思って
いる。

グローバリズム・成果主義・新自由主義の世界とは
真反対の世界が寅さんの世界だ。

新作では、やっぱり渥美清がいないから、冒頭の
クサくて楽しい夢のシーンが作れず、満男の不穏な
夢から始まるのが、大丈夫かなこれ?と不安になり、
さらに桑田が出てテーマ曲を歌っているのに、
渥美清の歌声じゃなきゃ嫌だと思い、若干の抵抗感
でスタートしたのだが、話が展開し始めると一気に
引き込まれてしまった。

寅さんを回想シーンでうまく出して、寅さんの表情や言動で、やっぱり笑えるし、そして大いに泣けた。
幸いなことにリリーが生きているので、回想もより
自然になる。
寅さんが恋した女優たちの演技の上手さに目を見張り、その女優たちの若き日の美しいこと!

やっぱり女って若い時は本当に美しいね。
女優は圧倒的に美しい人たちだが、一般的な女性
たちだって、若いってだけで美しいと思う。