笹幸恵

風営法で立ち入り? なんですか、それ!!

笹幸恵

日々の出来事
2020年 7月 20日
もくれんさんもブログに書いていたけれど、
夜の街は、風営法の適用で警察官による
立ち入り調査が行われることになった。
一瞬、目を疑った。

なんですか、それ!?

菅官房長官「風営法で立ち入りができる。
そういうことを思い切ってやっていく必要がある」

いったい風営法の第何条で、「コロナ感染拡大防止」の
ための立ち入りができるんですかね?
風営法をあらためて読んでみようと試みたけれど、
パソコン画面の文面がだんだんチラチラしてきて、
目を開けていられなくなった(最近ドライアイがひどい)。
政府は風営法のどの条文を根拠としているのか、
明確に説明してほしい。
政府が行なっていることが、道義的(かつ空気的)に正しいかどうかは
問題ではない。
法律にきちんと基づいているかどうかが問題なのだ。
なぜなら日本は法治国家だから(そのはずだ)。

コロナを不安に思っている人は、
感染源(として騒がれている)夜の街を
警察が立ち入り検査してくれるのなら、
安心だと思うかもしれない。
けれど、それが本当に法に基づいているのかどうかは
厳しくチェックしなければならない。
そうでなければ「権力の暴走」を許すことになる。
少なくとも、その第一歩に手を貸していることになる。

繰り返す。
道義的(かつ空気的)に正しいかどうかは問題ではない!