小林よしのり

予想通り、流れは変わってきた

小林よしのり

日々の出来事
2021年 2月 20日

やっぱり早くも流れが変わってきている。
森喜朗・集団リンチ事件の結末が橋本聖子だった
違和感をブログで書いたら、それを日刊スポーツが
報じ、そのコメント欄がわしへの賛意で埋まってしま
っている。

ちぇぶがツイッターの情報を次々送ってくれるのだが、
その日刊スポーツの記事を添付して、「今年は女尊
男卑の出発点だ」というコメントがあり、違和感表明
の意見が続々である。

もはや「ゴー宣道場」の門下生より、世間の違和感の
熱量の方が高い。

「ゴー宣道場」の門下生は「信者」と言われることを
恐れて、なるべくわしの意見から距離を取ろうとして
いる。
自分で考えた独自意見をひねり出そうと意識する
あまりか、金塚・倉持・高森側のリベラル意見に寄り
そう感覚も持っていて、熱量は低い。

だがむしろ世間の方がわしの意見に対する熱量が
高くて、右派と左派の垣根すらなくなっている。
両方とも違和感を持ち始めたのはとてもいいことだ。

わしは「SPA!」『ゴー宣』で森喜朗・集団リンチ事件
のコンテを先ほど描き上げた。
時代は常にわしのために動く。
今後、「女性論」を描いていく素地がようやく整って
きたように見える。