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12月ゴー宣道場は安倍加憲への宣戦布告
高森明勅
12月ゴー宣道場の応募の締め切りが近づいた。 来年は、憲法制定以来、最大の「危機」が訪れる可能性が高い。 敢えて“危機”と表現するのは、理由がある。心ある国民にとって長年の悲願だった、わが国が一人前の独立国になる為の「憲法改正」が事実上、永久に不可能になってしまうかも知れないからだ。安倍首相が提案している、自衛隊を“今のまま”憲法に書き込む「加憲」がもし実現...
上皇と皇太子だけの日?
高森明勅
重大な事なので繰り返し指摘しておく。 今のところ、私以外に誰がこの件を取り上げているのだろうか。政府は驚いた事に、今上陛下のご譲位と皇太子殿下のご即位を「別の日」にするつもりだとか。 しかし、それは端的に憲法違反だ。まず、前にも紹介した「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」。その第2条にこうある。 「天皇は、この法律の施行の日限り、退位し、皇嗣が、直ちに即位...
天皇ご譲位の翌日に皇嗣がご即位?
高森明勅
不思議な報道が続いている。今上陛下が3月末日又は4月末日に譲位され、その翌日の4月1日又は5月1日に皇太子殿下が即位される、と。5月1日のご即位が大嘗祭との関連で相応しくない事は既に指摘した。 だが、それ以前に、ご譲位とご即位が「別の日」になるという報道自体が、奇妙だ。 これは当然、政府がそのような情報を流しているからだろう。 と言う事は、政府自身も、その奇...
日本教師塾今期3回目
高森明勅
11月18日、日本教師塾。 今年3回目。 テーマは「日本神話」。最初に、東京都内のY先生が自分の授業を動画で紹介。子供たちに日本人として知っておきたい古典を暗唱させている。皆、楽しそうだ。 これは、素晴らしい子供たちへの一生モノのプレゼントだろう。 次に、千葉県のK先生の授業紹介。 子供たちに「神話の即興劇」をさせている。凄い。 何しろクラスの全員が参加して...
FLASH担当者からの連絡
高森明勅
先日、『FLASH』の担当者から連絡を貰った。 恐らく、私が以前に書いたブログを読んだのだろう。 同誌の別の記者達が、山尾志桜里代議士に対しヤクザ顔負けの取材を行った。 これには、さすがに私も珍しく激怒した。 その事への詫びだった。彼自身は何も悪くない。 それでも、同じ編集部の一員として、責任を感じて連絡をくれたのだろう。同誌もあのような行為は二度と繰り返さ...
憲法改正の歴史的パースペクティブ
高森明勅
憲法改正の主眼は日本が「第3」の独立を果たす事。 “第1”の独立は推古天皇の時代。 シナ皇帝を頂点とする国際秩序=冊封(さくほう)体制からの離脱。 「天皇」という称号の登場がその指標だった事は、既に繰り返し指摘してきた。 “第2”の独立は明治44年。幕末に押し付けられた不平等条約の最終的な改正(関税自主権の確立)を成し遂げた。 で、現在はどうか。憲法と日米安...
3回目の関西ゴー宣道場
高森明勅
11月12日、関西ゴー宣道場。 既に3回目を迎える。成功だった。 或いは大成功と言って良いのかも知れない。その最大の要因は、ゲストだった京都大学教授、高山佳奈子氏の「人柄」ではないか。 勿論、一流の学者として豊かな学識を備えておられる。現状への切実な危機感。 それを打開しようとする熱意と責任感。それらもさる事ながら、懐の深さと一種“お茶目さ”を感じさせる独特...
トランプのTwitter
高森明勅
アメリカのトランプ大統領が日本・韓国・中国を訪れた数日間の本人のTwitterを、長男が翻訳して送ってくれた。 読んで唖然とした。中国には繰り返し丁寧に感謝の念を表明。 韓国にも、それなりに感謝の気持ちは示している。 ところが日本“だけ”にはそれがない。 皆無。ただ安倍首相に大量の武器などを売り付けて、アメリカに多くの利益をもたらす事ができたと自慢し、喜んで...
産経新聞にも「正論」
高森明勅
産経新聞(11月10日付)に拉致問題を巡り、 拓殖大学海外事情研究所教授で特定失踪者問題調査会代表 の荒木和博氏の論説が掲載された。 「トランプ大統領が来てどんな約束をしても、 米国に日本人拉致被害者を救出してもらうことはできない。 自分でやるしかない」 「日本政府はこれまでの流れでいけば、 憲法を盾にしてどこまでも米国任せにしようとするはずだが、 それで済...