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大嘗祭「庭積机代物」の乾椎茸
高森明勅
大嘗祭では47都道府県から地元の選(よ)りすぐり特産物が数点、 「庭積机代物(にわづみのつくえしろもの)」として、大嘗宮の「庭積帳殿 (にわづみのちょうでん)」に供えられる。 令和の大嘗祭には宮城県から乾椎茸(ほししいたけ)が献納された (他に大豆、林檎、白菜、塩銀鮭)。 仙台市の熊谷(くまがい)農園で栽培された椎茸だ。 12月14日の高森稽古照今塾の時に、...
「すべからく」の誤用
高森明勅
「すべからく」という言葉の間違った使い方が目に付く。 一般には余り使われない語なので、インテリぶった人が少し気取った つもりで間違った使い方をして、逆に恥をかいているケースが多いようだ。 “全て”という意味で使われている場合をしばしば見掛ける。 活字になった文章の中にも見られる。 編集者は仕事をしているのだろうか。 念の為に、最近の辞書からこの語の項目を引用...
上皇后陛下のご快癒を祈り上げる
高森明勅
時事通信が以下のようなニュースを配信した(12月13日、16時15分配信)。 「宮内庁は13日、上皇后さま(85)が9月以降、血が混じる嘔吐(おうと) を数回されていたと明らかにした。 乳がん手術との関連はなく、精神的ストレスが原因とみられるという。 投薬治療の結果、最近は症状がなく、当面は経過観察を続ける。 同庁によると、春以降急減した体重も元に戻っておら...
平将門も「男系男子」
高森明勅
古代の反乱の1つ、「平将門(たいらのまさかど)の乱」。 主役は勿論、平将門。 この人物は「平」姓から分かるように皇統の「男系」の 血筋を引いている。 第50代・桓武天皇の16人の親王の1人、葛原(かずらわら) 親王の子だった高見(たかみ)王の、更にその子の高望 (たかもち)王(天皇の曾孫)が、「平朝臣(たいらのあそん)」 の姓を賜って、皇族の身分を離れた。 ...
麻生太郎氏の改憲論・旧宮家「復帰」論
高森明勅
麻生太郎副総理兼財務大臣。 言う迄もなく、安倍政権の屋台骨を支えて来た有力政治家だ。 その麻生氏が、憲法改正と皇位の安定継承を巡り以下のような 発言をしている(『文藝春秋』1月号)。 「憲法改正は自民党の党是です。 …国政選挙に6連勝した安倍政権が憲法改正をやらなかったら、いつやるのか。 …もっとも、残り2年を切った総裁任期で、憲法改正案を発議し、 国民投票...
大嘗宮拝観に80万人近く来場
高森明勅
12月8日に大嘗宮一般参観が終了。 期間中の18日間に78万2千人余りが訪れたという。 これは、平成の時が同じ18日間で44万人近くだったのを、 大きく上回る。 殆ど2倍近い人出手だったことになる。 国民の関心の高さを窺わせる。 ちなみに、敬宮(としのみや)殿下と悠仁殿下も、 それぞれ期間中にお忍びでご覧になったそうだ。 【高森明勅公式サイト】 https:...
「行啓」と「お成り」
高森明勅
天皇のお出ましを正式には「行幸(ぎょうこう)」と申し上げる。 皇后や皇太子・皇太子妃などの場合は「行啓(ぎょうけい)」。 それ以外の皇族なら「お成(な)り」。 勿論、一般的な場面では、「お出まし」で通用させて特に支障は無いだろう。 しかし、正式な言い方では区別がある事は知っておいた方が良い。 では皇嗣はどうか。 皇嗣はあくまでも皇太子ではない。 なので「お成...
明治天皇の曾孫・アルフレッド稔彦氏
高森明勅
明治天皇の皇女、泰宮聡子(やすのみやとしこ)内親王は久邇宮朝彦 (くにのみやあさひこ)親王の第9皇子で、新設の東久邇宮家の当主になった 稔彦(なるひこ)王と結婚された。 実は、明治天皇のお3方の内親王は、それぞれ“新設”の宮家 (竹田宮・朝香宮・東久邇宮)に嫁いでおられる(他に周宮房子〔かねのみやふさこ〕 内親王は既存の北白川宮家に嫁がれた)。 その事実から...
ボーカル・マジョリティーという造語
高森明勅
つい最近まで「ボーカル・マジョリティー」という言葉は無かった。 私の造語だから。 11月20日のブログ「声なき声を『聞こえる声』に」で使ったのが最初。 「サイレント・マジョリティーは、そのままでは団結した活動的な少数派 (ボーカル・マジョリティー又はノイジー・マジョリティー)に敗ける。 しかし、マジョリティーが“サイレント”ではなく、自覚的に『声』を挙げ 始...
「女系」定義の問題点
高森明勅
「女系」という概念は既に自明な事柄のように思い込んでいる向きがある。 その結果、「国民の理解を深めるための啓発も今後の課題となる」 (産経新聞12月1日付) といった、完全に“上から目線”の記事を平気で書いてしまうことになる。 女系について、法的な立場からは次のように説明される。 「(家系において)厳密には、女子だけを通じた血族関係をいうが、 広く、中間に一...
「男系」「女系」定義の不均衡
高森明勅
よく「女系の意味も知らないで」と上から目線で語る人がいる。 しかし、一般に通用している「女系」概念それ自体が問題を 孕んでいる。 その事実に気付いていない場合が殆ど。 具体的にはこういう事だ。 普通、「(皇統における)男系とは父親を通じて天皇に繋がる血筋」と説明される。 ならば、「女系とは母親を通じて天皇に繋がる血筋」となる。 その場合、「父親でも母親でも天...
自民党議員の勉強会へ
高森明勅
毎日新聞が、自民党の稲田朋美衆院議員の秘書の駐車違反の 反則金1万5千円を政治資金で支払った(議員本人は同乗して いなかった)件を報じている(11月29日18時32分配信)。 事務所では「政治活動中の出来事」なのでそのように処理したとか。 些細な事ではあるまいか。 こうした報道には特定の意図を感じる。 ところで、同議員は随分前、民主党政権時代にゴー宣道場に ...
皇室典範「第1条」どう改正?
高森明勅
このところ、「皇位の安定継承」を巡り、自民党幹部の発言が相次いでいる。 先ず、11月24日放送のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(私もVTR出演)で、 自民党税調会長で安倍首相側近の甘利明氏が、「女系」容認論を唱えた。 「(皇位の継承について)最終的選択肢としては女系(による継承)も容認すべきだ」と。 翌日(25日)には、「積極的に容認したわけでは...
ローマ教皇と勤労奉仕団
高森明勅
11月25日。 天皇陛下には、伊勢の神宮への「親謁の儀」からお戻り(23日にご帰京)の直後、 宮殿で全世界のカトリック教徒の最高の精神的指導者、ローマ教皇とお会いになった。 しかも同日、赤坂御所にて国内の各地からボランティアで参加する皇居勤労奉仕団の メンバーに、ご会釈を賜った。 全国神社の頂点と言うべき伊勢の神宮。 そこでのご親謁から日を空けずに教皇と会わ...