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悠仁殿下がお1人になってしまう
高森明勅
先日、読売テレビの「そこまで言って委員会NP」の収録に臨んだ際に、 皇位の安定継承を巡る議論の中で、私に対して少し興奮気味に、 「あなたは予言者でもないのに、悠仁殿下が男子に恵まれないと 決めつけるんですか!」と罵倒された、著名なジャーナリストの方がいた。 私は「男子に恵まれるかどうか以前に、結婚できないかも知れないと 心配しているんです」という答え方をした...
「思考停止」の岸田文雄氏
高森明勅
自民党の岸田文雄・政調会長は8月24日の記者会見で、 皇位の安定継承について問われた。 それへの回答は 「男系天皇を維持してきた歴史の重みは強く感じる。 重みを受け止めて考えていきたい」 というもの(共同通信8月24日、20時19分配信)。 事実上の無回答。 今さら「考えていきたい」とは何事か。 これまで、日本の将来にとってこの上なく大切な同テーマについて、...
河野太郎氏の「女系」容認論
高森明勅
河野太郎・防衛大臣。 前に、拡大版ゴー宣道場にゲストとして参加して戴いた。 外務大臣・防衛大臣を歴任され、政治家として一層、輝きを増しておられる。 将来の有力な首相候補のお1人だろう。 その河野氏が、側室の不在を理由に、男系維持の困難さを指摘され、 「男子のお世継ぎがいなくなったときにどうするのか、考えておく必要がある」 「愛子さまをはじめ内親王のお子さまを...
日本書紀の中の「歴史回想」
高森明勅
私らが、歴史を回想しようとする場合、その“原点”となるのが日本書紀。 その日本書紀自体の中に、歴史を回想する場面がいくつも出て来る。 例えば、推古天皇15年(西暦607年)2月条に次のような記事がある。 「9日、推古天皇が詔(みことのり)を下して、 『聞けば、昔、我が祖先の歴代天皇たちは、世の中を治めるに当たり、 天地に身の置き所が無いほど謹(つつし)んで、...
2・26事件と折口信夫
高森明勅
日本の近代史上、最大の「反乱」とされる2・26事件。 民俗学者の折口信夫(おりくち・しのぶ)はどう対応したか。 その最期を看取った岡野弘彦氏の発言が興味深い。 「2・26事件の後ですぐさま、〈おおきみ(大君=天皇)の伴 (とも=側近くに寄り添い従う者、従者)のたけを(建男=強く勇ましい男) と頼みしが、きのふ(昨日)もけふ(今日)も 人をころ(殺)しつ〉 と...
「初孫」LINEスタンプ
高森明勅
私が携帯電話を使い始めたのは14年前。 世間よりはだいぶ遅い。 秋篠宮妃紀子殿下のご懐妊が明らかになり、いよいよご出産も近付いた頃、 テレビ朝日のスタッフから、特別番組を企画しているので、 急な出演依頼を受けて貰えるように、携帯を持って欲しい、と懇願された。 費用は全部、テレビ局が持つ、という話では全然なかったが、 これを機会に、思い切って“携帯”なる新しい...
第1回「気まま的」勤労奉仕?
高森明勅
前に述べたように、9月に予定されていた「皇居勤労奉仕」は、 宮内庁の判断で見送りになった。 これは至極当然の判断だろう。 もちろん、喜んでその判断に従う。 しかし、私が講師を務める事前勉強会は、当初の予定通り行った。 わざわざ大阪から上京してまで、勉強会に参加してくれた熱心な若者もいた。 彼は会社の仕事を調整し、奉仕期間の4日間、東京に滞在して奉仕に当たる ...
昭和天皇の核兵器ご糾弾
高森明勅
人類史上、公文書の中で初めて核兵器を糾弾したのは何か? 一般に見逃されがちだろうが、昭和20年8月14日の「終戦の詔書」に他ならない。 その一節にこうある。 「敵ハ新(あらた)ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ、頻(しきり)ニ 無辜(むこ)ヲ殺傷シ、惨害ノ及フ(ぶ)所、真ニ測ルヘ (べ)カラサ(ざ)ルニ至ル」と。 「残虐ナル爆弾」が広島・長崎に投下された原爆を指すこ...
高峰秀子の「8月15日」
高森明勅
往年の国民的大女優、高峰秀子。 その美貌と演技力から、日本映画史上最高の名女優との評価もある。 代表作は「二十四の瞳」「浮雲」「喜びも悲しみも幾年月」「名もなく貧しく美しく」 など。 彼女が終戦を迎えたのは二十歳の頃。 8月15日は、軍慰問用の映画を撮影する為に、千葉県の館山(たてやま) に入っていた。 同地には館山航空基地があった。 だから滞在中、現地でB...
「8月14日」という日
高森明勅
今から75年前の昭和20年「8月14日」。 日本国の運命を決した1日だった。 既に同月10日、昭和天皇のご親臨を仰いだ最高戦争指導会議 (御前〔ごぜん〕会議)において、ポツダム宣言を受諾して 戦争を終結させる天皇のご意志が示されていた(第1回の聖断)。 ところが、わが国が“天皇統治の不変更を前提に同宣言を受諾する” 旨を連合国に通知したのに対し、アメリカのバ...
高森稽古照今塾、第7期終了
高森明勅
8月8日、高森稽古照今塾の第7期最終日。 ハイブリッド講義だった。 終了後、拍手の中、花束を贈られた。 充実感。 来期も力を注ごう、という意欲が改めて湧き上がる。 何しろ、我が塾生には妙齢のチャーミングな女性が多い。 彼女らの拍手に活力モリモリ(男性諸君の拍手も勿論“それなりに”励みになる)。 我ながら意外と単純。 以下、感想文から。 「実際に学んでみると神...
「王朝交替」という幻想
高森明勅
女系天皇を巡っては、ヨーロッパの王家の例を手本として、 「王朝交替(こうたい)」に繋がるのではないか、という懸念が 一部にあるようだ。 しかし、男系天皇であれ女系天皇であれ、天皇(又は皇族)のお子様、 つまり「皇統に属する子孫」による皇位の「世襲」継承である以上、 王朝交替という話にはならない。 ヨーロッパの王家を一先ず基準に見立てても、 そのように決め付け...
新型コロナによる死者数の推移
高森明勅
この頃、新型コロナウイルスの感染拡大の「第2波」とか、 不安を煽るメディアもあるようだ。 しかし、PCR検査陽性者を一括りに「感染者」呼ばわりするのは感心しない。 又、分母になる検査数の変化や、検査対象者の属性などの情報が抜けていては、 実態を見誤ってしまう。 そもそも、肝心な今回の検査の感度・特異度に、 キチンと注意が払われている気配がない。 新型コロナウ...