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『立憲主義とは何か』明日の生放送で話したいこと!&9月のイベント告知
倉持麟太郎
明日はよしりん先生と『立憲主義とは何か』の生放送です! 日経新聞が行っている、各党の憲法の責任者に聞くというシリーズ。下村博文議員から始まり、先日8月15日、立憲民主党の憲法調査会長の山花郁夫衆議院議員の回のサブタイトルに目を疑った。 「改憲案、未来永劫出さず」 うっそん!!「未来永劫」の語義が私の知っている意味から変わっていないとしたら、これはいくらなんで...
ニヒリズムを打破しようweek
倉持麟太郎
毎日新聞の記事で、今回の参院選の当選者アンケートで、立憲民主党17人中16人が「改憲そのものに反対」だそうです。どういうことやねん?!改憲「そのもの」に反対って。「思考停止」に賛成しているのと同じです。 必死に野党を応援してこれでは、と失禁しそうですが、ここで諦めてはいけません。 来週は、気づいてみたら、この絶望とニヒリズムに闘うウィークになっていました。 ...
よしりん先生の胸を借ります
倉持麟太郎
ジメジメした日々が続きますが、明後日15日21時~、よしりん先生と、「意見無い奴は葬るぞ!」じゃなかった、「立憲民主党の疑惑」の生放送でお送りいたします。 私としては、まずは、参院選の選挙分析と野党の戦い方、そして争点設定についてから始まり、憲法改正についての戦後の世論調査をすべてひっくり返した首都大学准教授の境家先生の議論を紹介しながら、9条についての神話...
今週末は国家と法を考える~6月8日:中谷元議員とコクミンテキギロン、6月9日:令和初のゴー宣道場
倉持麟太郎
先日、国会改革等について法制局の方と議論していたときに、憲法53条の臨時国会の召集について、横畠内閣法制局長官のトンデモ答弁に遭遇しました。 憲法53条には「内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。」と規定されており、4分の1以上の議員からの要求があれば、...
憲法のコクミンテキギロンや、堀潤しとの5月20日19時~のイベントについて
倉持麟太郎
憲法の議論をし続けるために、コクミンテキギロンしよう!ということで、4月から月一回、憲法を語れる議員や専門家を呼ぶ企画をスタートしました。第一回は山尾議員にきていただきましたが、第二回は先日5月11日、石破茂議員をお呼びしました。渋谷の小さめなコワーキングスペースに満杯&立ち見で、NHK、フジ、テレ朝のカメラに新聞はほぼ在京メディアすべてきて大盛況でした。 ...
国家の統治に対する”明白かつ現在の危険”~6月ゴー宣道場の重要性
倉持麟太郎
先日、高森先生を講師にお呼びして、若手議員や弁護士たちで議論をした。その後、弁護士同士で話をしていて、もし政治家を含めた現在の男系偏執狂の抵抗で皇位継承が安定的にされない場合、憲法第1章に「天皇」と規定されているにもかかわらず、天皇不在、という事態が起こり得る。 そうすると、まず、国会は召集されない(7条2号)、解散も選挙もできない(同3号、4号)、各国家機...
『「憲法尊重擁護義務」は平成で終わったのか』(下)@朝日新聞『論座』倉持麟太郎
倉持麟太郎
昨日に引き続き、続編です! 『「憲法尊重擁護義務」は平成で終わったのか』(下) 論座に寄稿しました。 日本国憲法は、その規定を守らせる担保機能をもたないのと引き換えに、市民に”お願い”をしました。その発現として、国民へのお願いが12条の「不断の努力」、権力へのお願いが99条の憲法尊重擁護義務。 そして、そのどちらもをその言動で完璧に体現されたのが、今上陛下(...
『「憲法尊重擁護義務」は平成で終わったのか』@朝日新聞『論座』に書いてみました
倉持麟太郎
久々の寄稿です。『WEBRONZA』から『論座』に戻って(新しくなって)すぐの寄稿です➡『「憲法尊重擁護義務」は平成で終わったのか』 平成という時代と日本国憲法について考察してみました。 年末に上げてくれと言われた原稿がやっと先日(!)上げられました。日々の書面と締め切りにに追われ過ぎで、久々にこういう文章書きました。 昭和の病理現象にあて布しかしてこないで...
憲法論議を終わらせないためのシリーズをやってみます:明日4月13日14時~@渋谷COHSA
倉持麟太郎
前回のゴー宣道場は、京大の藤井聡先生、爆笑でした。と同時に、増税もやむなしなのかと考えていたところが、やはり今は減税しかないのではないか、という考えに変わりそうです。 きっとその時代や社会の体力や文脈で経済政策も可変的で、それをとらえる座標軸をたくさん提示していただいたと思います。デフレは声も小さくするし、八木秀次も元気にさせちゃうんですね。 さて、国会では...
2月道場は、アメリカを良く知り自主独立を考える、立憲的改憲と現実の国際政治を接合させる好機
倉持麟太郎
2月道場にお越しいただけるのは、拓殖大学海外事情研究所所長の川上高司先生です。 川上先生は、国際政治、特にアメリカの専門家です。ここで注目していただきたいのが、日本のアメリカ研究者で日本の自主独立を強く希求し、対米追従脱却を掲げている研究者が極めて少ないということです。 そんな中、川上先生は、対米追従を「思考停止」と斬り捨て、今こそ日本の自主独立の道を本気で...
明日19時~渋谷COHSAで倉持✖山尾✖水上✖許光俊先生で開催!「ホントコ!」#2 希望と絶望のクラシック入門~今日からクラシック音楽が聴けるようになる邪悪なヒント~
倉持麟太郎
「ホントコ!」#2 希望と絶望のクラシック音楽入門~今日からクラシック音楽が聴けるようになる邪悪なヒント~ ホントコ(0回があるので)3回目は、慶應義塾大学教授で音楽評論家の許光俊先生をお呼びして、クラシック入門講座+倉持らコーディネーターと名盤バトル?! クラシック音楽はハイソでとっつきにくい、眠くなっちゃう、そんな風に思っている方は、今回のホントコでク...
今年最後のゴー宣道場と、元気が出るクラシック③サロネン様がサンフランシスコに!!
倉持麟太郎
昨日のゴー宣道場は、本当に論点が濃密かつ広範で、高森先生とも打ちあげ会場に歩く道すがら「今日は善い意味で疲れましたね」と良い疲労感に浸っていました。 グローバリズムの罠と現在の国会や選挙の堕落を横断的に議論した結果、現状の日本のいわゆる「政治」と「経済」の根本的問題点を完全に炙り出した、まさに今年の締めにふさわしい会だったなと思います。それだとだいたい暗くな...
表現の自由を軽く見過ぎているのか?
倉持麟太郎
みなぼんさん、古谷との対談読んでいただいてありがとうございました! とても興味深い感想でした。 いくつか用語や私の見解の誤解があるようなので、説明しましょう。 まず、バリューフリーというのは、いわゆる価値相対主義のことです。そして、表現の自由の文脈で自由を語っていますが、表現の自由は人権です。人権を語るときに、どんな価値もOK、それぞれ否定しちゃだめ、なぜな...
元気が出るクラシック②
倉持麟太郎
元気が出るクラシックシリーズ、もうちょっとほんとに元気がでるやつ教えろよ、ということで、また書きます。 最近は深く考えさせられるような演奏よりも、「いやー明日からもがんばろ!」みたいな演奏を好んでいる。 で、やっぱりラトル。 近年のラトルの録音でベストと思うものを2枚紹介したい。 まずは過去から遡ろう、ラトルが音楽史上燦然と輝く業績はやはりベルリンフィルだろ...
元気が出るクラシック①
倉持麟太郎
最近イヤなことばかりで気が滅入る一方ですが、先日やったもうひとつの立憲フェスで倉持セレクトのCDをかけていただいていてびっくり嬉しかったのですが、せっかくなので、いくつかこんなイヤな世の中を吹き飛ばすクラシックを紹介します。 まずは年の瀬も近いのとなじみ深いので、チャイコフスキー作曲のバレエ音楽『くるみ割り人形』いきましょうか。 現代最高のオーケストラ芸術の...
明日17時~@ニューズ・オプエドで山尾志桜里VS玉木雄一郎「野党の改憲論議」
倉持麟太郎
実は私も風邪気味です。一人森友菌が猛威をふるっていますね。 さてさて、明日、私がアンカーを務めているニューズ・オプエドというネットニュースで、17時から、山尾議員と国民民主の玉木雄一郎代表をお呼びして、「野党から考える改憲論議」を行います。バシバシ突っ込んで、玉木さんも立憲的改憲論議に乗っかってもらえるようにしますので、是非ご覧ください。 https://o...
11月7日18時30~、梅澤高明さんと山尾さんとイベント『東京を遊びつくせ!NEXTOKYOプロジェクトとナイトタイムエコノミーを知ってる?』@渋谷COHSA
倉持麟太郎
憲法や政治だけでなく、文化、アート、スポーツ、食、街づくりについて語り合うイベント、ホントコ!前回の第0回の若新さんに引き続き、第1回はA・Tカーニー日本法人会長の梅澤高明さんと、東京の潜在的魅力を通じて、ナイトタイムエコノミーについて語りつくします!場所は、渋谷COHSA(東京都渋谷区渋谷4ー5ー5 )です。 梅澤さんはWBS(ワールド・ビジネス・サテライ...
”もう一つの立憲フェス”と「京都ゴー宣道場」について
倉持麟太郎
なんだか最近イベント目白押しで、その間に法廷行ったり顧問先と打ち合わせとかいっているので、「弁護士業やられてるんですね」とか言われることもありますが、九割は企業との弁護士業だからね!離婚専門弁護士でもないからね! さて、今週日曜日はもうひとつの立憲フェス!ヘタレ左右の引っ張り合いで空洞化してぽっかりあいた「支持政党なし」40%とったらんかい!の会です。 よし...
『安倍改憲は阻止したいけど立憲的改憲には批判的な人へ』@WEBRONZA、やっと(下)!「安倍改憲の本当の問題」
倉持麟太郎
【安倍改憲は阻止したいけど立憲的改憲には批判的な人へ(下)「安倍改憲の本当の問題とは」@朝日WEBRONZA】 やっと(下)まで来ました。(下)は,「何も変わらない」と嘘をつく安倍改憲提案の本当の問題点を論じました。 キーワードは、自民党の現在の暫定9条改憲案にある「必要な自衛の措置」という言葉。 これは砂川判決以来、軍事的な権能に対する9条による「禁止」を...