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『安倍改憲は阻止したいけど立憲的改憲論には批判的な人たちへ』@WEBRONZA(中)「リベラル再生宣言」の衝撃!枝野さん読んで!
倉持麟太郎
昨日に引き続き、朝日新聞言論サイトWEBRONZAに、『安倍改憲は阻止したいけど立憲的改憲論には批判的な人たちへ』の(中)がアップされました。 今回の寄稿で一番書きたかったのはここで、コロンビア大学のマーク・リラ教授の『リベラル再生宣言』を取り上げました。 ここでもすこし紹介します。まず、リラ教授の「トランプはリベラルにとって最大の問題というわけではない。彼...
朝日WEBRONZAに『安倍改憲を阻止したいのに立憲的改憲論に批判的な人たちへ』寄稿しました。
倉持麟太郎
朝日WEBRONZAに『安倍改憲を阻止したいのに立憲的改憲論に批判的な人たちへ』寄稿しました。ゴー宣憲法道場の内容にプラスして、コロンビア大学のマーク・リラ教授の「リベラル再生宣言」(早川書房)の議論を参照しながら、立憲的改憲論への批判への応答、リベラルへの喝!そして、安倍改憲の欺瞞について書きました。簡潔に書こうと思っていたのに、長すぎて(上)(中)(下)...
熱かった10月ゴー宣道場と10月28日の「シン・立憲フェス」!
倉持麟太郎
10月ゴー宣道場では男女平等とLGBTについて議論が行われたが、かなり論点が拡散し、とても良い感じに頭の中の混乱も巻き起こして、これまた道場でしかできない議論ができたと思います。 個人的には、頭を整理しながら聞きすぎてしまって、12月はもう少しいろいろと投げかけてみたいと思います。 最後に話た「等しきものは等しく、等しくないもの等しくなく」についてちょっと補...
10月3日18時30~@渋谷COHSAで若新や山尾さんとイベント!
倉持麟太郎
恐ろしく直前の告知ですが、明後日10月3日18時30~ @渋谷COHSAというカフェのようなコワーキングスペースで、ソフトドリンクとお酒飲み放題(常識の範囲内)で、憲法とか政治とかとはちょっと違う視点で「個」で立っている他分野の人を毎回お呼びして参加者の皆さんともゆるく議論するイベントを始めます。毎月やります、もっと増えるかもしれません。ていうか増やします。...
「言論の自由」の皮をまとった「営業の自由」
倉持麟太郎
新潮45が休刊で言論空間がどうのこうのって、これ、本当に真に言論の自由の話なんでしょうか? 違うんじゃないか これ営業の自由の話じゃありませんか? 営業利益最大化するために、言論の持つ人間の尊厳に直結する価値や公平性や民主主義社会への寄与や他者の尊重etc…これらをすべて度外視してとにかく特定のマーケットに刺さることだけ目的に意図的・意識的に自らの視野狭めて...
最近の新しい仕事と次回道場!
倉持麟太郎
最近は本業とは別にコーディネーターとかアンカーとかいう仕事をやらせていただいて、とても新鮮な脳の使い方をしております。 アンカーってなんだかよくわからないんですが、番組を仕切るんですね。コメンテーターよりも好きなタイミングで話せるからやりやすいですね。 ニューズオプエドというネットニュース番組です。 次は9月27日17時からです、大体週二回くらい、アンカーと...
WEBRONZAに寄稿しました『「自由の戦士」として闘う音楽家たち バーンスタイン生誕100周年に寄す』
倉持麟太郎
朝日新聞言論サイトWEBRONZAに寄稿しました。 相変わらず長すぎて(上)(下)に分かれました。 「自由の戦士」として戦う音楽家たち(上) https://webronza.asahi.com/politics/articles/2018090700004.html 「自由の戦士」として戦う音楽家たち(下) https://webronza.asahi.c...
大谷翔平を褒め、反田恭平をくさす
倉持麟太郎
ゴー宣道場の原稿が終わりゲラ直し中だ。やはり長くなってしまった。しかも、執拗な長谷部先生への反論が長い。 最近は弁護士業の書面や契約書等の山の中で、その合間に朝日のWEBRONZAの記事とゴー宣を執筆していた。WEBRONZAの記事も長すぎて上下になったようだ。 スポーツ界は腐りきっているが、世界と戦っているプレイヤーはやはりすごい。 MLBエンジェルスの大...
「正直、公正」と普遍的価値の敵
倉持麟太郎
安倍総理が鹿児島で原稿そのままがんばって覚えました的な総裁選への出馬宣言をした。 事前に出馬宣言をした石破氏と一対一の様相である。 呆れたのが、石破氏が総裁選において掲げた「正直、公正」というスローガンが、安倍総理への個人攻撃を含意するのではないかということで自民党内から石破氏が個人攻撃を受けている。 この問題に関して、二点呆れて物が言えない。 ひとつは、こ...
『立憲的改憲』(ちくま新書)アマゾンで予約開始!!
倉持麟太郎
『立憲的改憲』(ちくま新書/8月8日発売)の書影が出来上がりました! アマゾンでももう予約できるそうです。 https://www.amazon.co.jp/dp/4480071644/ref 8月5日のゴー宣道場では先行販売できるそうなので、条文案も収録された本書を片手に道場を聴いてください!道場に参加していただいた先生も多数登場いたします。
8月5日ゴー宣道場で『立憲的改憲』(ちくま新書)先行販売決定!!
倉持麟太郎
安倍政権暴政極まれる今国会も閉会した。閉会したとたんに憲法改正の実現について安倍総理は言及しており、やる気満々である。 もうここまでくれば発議はないなどと寝ぼけている人々もいるが、もうそういう人たちは安倍改憲が成立してもいいと言っているのと同じことということで認定することにした。付き合っていられない。 安倍改憲も、護憲派も、自分のマーケット内に向けた発信と自...
国際憲法学会と自民党を狼狽させた大物教授と
倉持麟太郎
私もよく知らなかったのですが、国際憲法学会世界大会というのが、今週からソウルで開催されておるそうです。 約80カ国・地域から計約500人の研究者が参加し、今月22日までの5日間、「暴力的な紛争、平和の構築と憲法」を主要テーマに議論するそうです。 要は世界中から憲法学者が集まって、そこで各国の憲法研究事情や憲政における法と政治の現況をテーマに沿って議論するんで...
モーツァルトと憲法と九州ゴー宣道場
倉持麟太郎
九州ゴー宣道場の締め切り日である。 最近の主要オケのコンサートで、モーツァルトを取り上げることが明らかに減った。 読売日響が出した統計でも激減しているし、N響の2018・2019シーズンではなんとプログラムの中に0。 指揮者や音楽監督の意向はもちろんあるかもしれないが、演奏家にとってモーツァルトは永遠の故郷かつ魔物かつ神秘かつ究極形みたいなもので、い...
6月ゴー宣道場に井上武史先生登場!
倉持麟太郎
去る5月3日のゴー宣道場拡大版も大成功に終わった。枝野代表は「僕は立憲的改憲論ですから」と、「言っちゃった」ことはかなり大きい。 そして、翌日の新聞の一面には、護憲、改憲、そして我々立憲的改憲が「三極」として掲載された。私は運動家ではないのでよくわからないが、はっきりいってこの日に集まった人数なんてどうでもよいと思っている(とはいえこの応募期間で運動家ではな...
「ゴー宣憲法道場おいてますか?」
倉持麟太郎
本日、「ゴー宣憲法道場」発売!ゴー宣道場での白熱の議論はもちろん、鼎談や井上先生のですます調での論稿からお硬い論文まで、あらゆる楽しみ方ができる、下からも上からも憲法をおさえられる稀有な本です。 是非、お買い求めの際は、本屋にいって、本屋においてあったとしても、黙ってレジに持っていくのではなく、入店直後にわざわざ店員さんに「ゴー宣憲法道場おいてますか?」と聞...
伊勢崎賢治先生ー占領統治と戦い方と頽廃的トランペットと
倉持麟太郎
5月3日に登壇される伊勢崎賢治先生は、ジャズマンである。 ジャズとクラシックは実は双子だと思う。フリードリヒ・グルダはジャズを弾いたし、チックコリアやキース・ジャレットはモーツァルトを弾いた(ちなみにチックコリアとグルダのモーツァルトの二台ピアノのためのピアノ協奏曲(アーノンクール指揮)は形式美と自由なスイングが三楽章では何か一つの異世界に向かって突き進むよ...
長谷部東大名誉教授から立憲的改憲への矢
倉持麟太郎
長谷部恭男東大名誉教授の『憲法の良識』(朝日新書)を読みました。 ラズ、ドゥオーキン、バーリンといった政治哲学や思想史をふんだんに取り入れた、私が学生時代に興奮した長谷部憲法学が非常に平易に語られています。 しかし、こと改憲については、どうやらこちらに矢が飛んできています。 立憲的改憲について「自衛隊のできることを「...
井上達夫vs長谷部恭男
倉持麟太郎
5月3日のゴー宣道場にゲストとして登壇される井上達夫先生ですが、近時、報道ステーションや「リベラルのことは嫌いでもリベラリズムは嫌いにならないでください」等のメディアへの登場も活発なため、説明はいらないかもしれません。 私が最初に井上達夫先生に触れたのは、法哲学というよりは憲法学からでした。 何かといえば、憲法学上の『二重の基準』という中心的論...
5月3日に向けて予習しよう
倉持麟太郎
5月3日の憲法記念日に向けて、イベントだけでなく、出版関係が賑やかである。 5月3日の道場にむけて、いくつかこのブログでも以後ご紹介したい。 まず取り上げたいのが、中央公論5月号。ここで注目すべきは、自民党高村正彦氏の自衛隊明記案についての対談記事である。 安倍加憲案が「自衛隊」という「組織」を書くだけで、政府の解釈は「1ミリも変...
本日の朝日新聞オピニオン「護憲VS改憲」を超えて、に山元一先生
倉持麟太郎
本日の朝日新聞朝刊オピニオン欄『「護憲VS改憲」を超えて』に次回道場でご登壇される山元一先生が顔写真入りで取り上げられています。 1.9条改正が社会の亀裂をもたらさぬよう、9条が戦後はたしてきた役割と意義を再確認しながら、「そこからどうするべきか」を考えるべき、としています。その上で、文民統制というブレーキとセットで、どこまでの9条合理的改訂が可能かを考える...