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天皇陛下は災害への備えと手助けを私共に呼び掛けておられる
天皇陛下は災害への備えと手助けを私共に呼び掛けておられる
高森明勅
高森明勅 天皇陛下のお誕生日に際してのご会見でのご発言では、 大規模災害に関わる言及に少なくない部分を割いておられた。 それだけ、陛下のご懸念が深いことを示している。 これについても、陛下の視野は国内だけでなく、 自ずと海外にまで及んでいる。 引き続き被災地に心を寄せていく 「東日本大震災の発生から間もなく11年を迎えます。 この震災により、2万人を超える数多くは方が...
天皇陛下のお誕生日に際してのご会見でのご発言から
天皇陛下のお誕生日に際してのご会見でのご発言から
高森明勅
高森明勅 天皇陛下のお誕生日に際してのご会見。 君主としてのスケールの大きさの改めて実感できる内容だった。 優に単行本1冊分以上の中身が詰まっていた印象だ。 「気候変動」という地球規模での問題について、 ごく当たり前のように言及され、オゾン層の回復については 国際的な連携・協力などによって、すでに目覚ましい改善が 見られる事実を取り上げて、将来に向けた勇気を鼓舞して下...
天皇陛下62歳のお誕生日
天皇陛下62歳のお誕生日
高森明勅
高森明勅 2月23日、天皇陛下の62歳のお誕生日だ。 国民の1人として心からお祝いを申し上げる。 又、私ども国民に対し、 常にお優しく御心をお寄せ下さっていることに、深く感謝申し上げる。 今年こそは、長年の懸案である皇位の安定継承に繋がる 皇室典範の改正に向けて、確かな前進を勝ち取ることで、 天皇陛下をはじめ、皇室の方々のご心労をいささかでも和らげたく、 微力を傾ける...
皇室典範が「男系男子」限定を採用したのはサリカ法の影響
皇室典範が「男系男子」限定を採用したのはサリカ法の影響
高森明勅
高森明勅 皇室典範の第1条に次のように規定する。 「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」 ここにある「男系の男子」という皇位継承資格の“縛り”を、 わが国古来の伝統であるかのように錯覚している人が、意外と多い。 しかし勿論、事実ではない。 明治典範「男子」限定の根拠は? それは、明治の皇室典範の規定をそのまま踏襲したに過ぎない。 明治典範の第1条には以下...
皇位継承の安定化に繋がるルールを採用すれば次は「愛子天皇」
皇位継承の安定化に繋がるルールを採用すれば次は「愛子天皇」
高森明勅
高森明勅 皇位の安定継承への探究は、 つまるところ至ってシンプルな“ルールの選択”だ。 次の二者択一。 ①側室不在で非嫡出・非嫡系による皇位継承可能性が 除外された条件下でも皇位継承の安定化に繋がり シナ由来の男尊女卑=男系絶対の影響が拡大する“前から”の わが国本来の「女性尊重」の伝統に立ち返って 現代の価値観とも適合的なルールを選ぶか? ②側室制度と非嫡出・非嫡系...
「中央公論」“私のオススメ新書”に拙著『「女性天皇」の成立』
「中央公論」“私のオススメ新書”に拙著『「女性天皇」の成立』
高森明勅
高森明勅 「中央公論」3月号に「2022 新書大賞」という大きな特集。 その中に「目利き49人が選ぶ2021年私のオススメ新書」という記事がある。 49人の有識者が、昨年に刊行された厖大な数の新書の中から、 それぞれベスト5を選ぶという企画だ。 その中で、社会学者の鈴木洋仁氏が 拙著『「女性天皇」の成立』を第1位に挙げて下さった。 「考えるヒントにあふれています。 『...
くにまもり演説大会、高森稽古照今塾、ゴー宣道場
くにまもり演説大会、高森稽古照今塾、ゴー宣道場
高森明勅
高森明勅 2月11日、くにまもり演説大会。 例年、審査員を仰せつかっている。 今年はハイブリッド形式で開催。 会場参加者838名、オンライン視聴者815名、 合計1653名が参加してくれた。 参加者はほとんど20歳代。 会場は熱気に溢れている。 何しろ演説する弁士8名は、3次にわたる審査を 突破してきたメンバーだ。 期待度は高い。 応募資格は29歳まで。 1514名が...
皇室の方々の「家族の一体性」を破壊する政府プランの危険性
皇室の方々の「家族の一体性」を破壊する政府プランの危険性
高森明勅
高森明勅 政府は、先頃の有識者会議報告書をそのまま、 自らの検討結果として国会に伝えた。 しかし、その内容は予想を越えた酷さと言わねばならない。 その中でも、(憲法第1章が“優先的”に適用され、皇統譜に登録される) 皇族と(同第3章が“全面的”に適用され、戸籍に登録される)国民が 夫婦、親子などとして「1つの世帯」を営むという制度設計は、 さすがに無理があり過ぎるだろ...
悠仁親王殿下ご誕生の時点で既に警鐘は鳴らされていた
悠仁親王殿下ご誕生の時点で既に警鐘は鳴らされていた
高森明勅
高森明勅 平成18年9月6日、秋篠宮家のご長男、 悠仁親王殿下がめでたくご誕生になった。 その瞬間を、私はテレビ朝日のスタジオで迎えた。 番組の中で、国民の1人として心からお慶びを表明する一方、 これによって当時、せっかく盛り上がっていた皇室典範改正の 気運が萎んでしまうことへの懸念に触れた。 それは、国民的な祝意に“水を差す”無礼な発言として、強く非難された。 しか...
2月11日「建国記念の日」、天皇陛下は宮中三殿にご拝礼
2月11日「建国記念の日」、天皇陛下は宮中三殿にご拝礼
高森明勅
高森明勅 月刊誌「カレント」2月号から「皇室の春夏秋冬」という 連載を開始した(毎号4ページ)。 大島前衆院議長インタビュー 同号巻頭には前衆議院議長だった 大島理森氏へのインタビュー記事が載っている (インタビュアーは同誌発行元、 潮流社・代表取締役社長の室舘勲氏)。 大島氏は改めて言うまでもなく、上皇陛下のご譲位を可能にした 法整備に当たって、大きなリーダーシップ...
「週刊新潮」の旧宮家取材はどうして肝心な本人を避けるのか?
「週刊新潮」の旧宮家取材はどうして肝心な本人を避けるのか?
高森明勅
高森明勅   「週刊新潮」(2月3日号)のトップに 「旧宮家の『男系男子』皇籍復帰の最筆頭『賀陽家』とは」 という記事。 今、政治の場で浮上している皇族数確保策の1つ、 旧宮家系男子の養子縁組プランの候補者「“最”筆頭」 (そもそも“筆頭”という言葉自体が、改めて言うまでもなく、 ある領域での1番目に挙げられるものを指すのだが)として、 賀陽家を取り上げた記...
男系限定論者が唱える奇妙な論理(?)のいくつか
男系限定論者が唱える奇妙な論理(?)のいくつか
高森明勅
高森明勅 客観的には無理な条件下でも頑固に男系限定を主張する人々がおられる。 そうした人々が唱える奇妙なロジック(没論理)がある。 ちょっとした息抜きとして、そのいくつかを取り上げてみよう。 〇その1 皇室の方々と国民との婚姻を巡る現行制度の在り方が「男尊女卑」的だと言うが、 国民女性は男性皇族との婚姻によって皇族になれるのに、 国民男性は皇族女性との婚姻によっても皇...
旧宮家系男性“養子縁組”プランはやっぱり「門地による差別」
旧宮家系男性“養子縁組”プランはやっぱり「門地による差別」
高森明勅
高森明勅 皇位の安定継承の先延ばしを企てる政府は 旧宮家系男性の「養子縁組」プランを皇族数の確保策の 一つとして持ち出した。 しかし、これは憲法が禁じた「門地(家柄)による差別」に該当する、 との批判が広がっている。 これに対して、保守系の憲法学者の百地章氏は、 有識者会議のヒアリングで「非常に難しい問題」 「法理論的には少しハードルがあるかもしれない」と、 それが無...
天皇・皇室=憲法1章適用、国民=同3章適用という区別
天皇・皇室=憲法1章適用、国民=同3章適用という区別
高森明勅
高森明勅 私は先日、 「憲法における皇室と国民の“区別”についてシンプルに整理する」 というブログを公開した(1月17日)。 https://www.a-takamori.com/post/220117 「皇室の方々(天皇・上皇・皇族=皇統譜に登録)は 憲法第1章が“優先的”に適用される。 よって、第3章に禁止規定がある『門地による差別』や 『性別による差別』(第14...
自民党の茂木敏充幹事長は皇室に悪意を抱いているのか?
自民党の茂木敏充幹事長は皇室に悪意を抱いているのか?
高森明勅
高森明勅 去る1月24日、自民党は皇族数の確保などについて 検討する初めての懇談会を開いた。 その会合後、茂木敏充幹事長は以下のように述べた。 「ある意味、ご意向をお持ちの皇族方がいらっしゃらない状況で、 急に皇室典範の改正なり、また、特例法を作る ということはなかなか想定しがたい」と (TBS NEWS1月24日、21時20分配信)。 これは驚くべき発言ではないか。...
政府の「男系」養子縁組プランにはトリックが隠されている?
政府の「男系」養子縁組プランにはトリックが隠されている?
高森明勅
高森明勅 「皇位の安定継承」を先送りして「皇族数の確保」に 論点をすり替えた政府の検討結果。 そこでは、未婚の女性皇族(内親王・女王)が婚姻後も 皇族の身分を保持される一方、 「配偶者と子は皇族という特別の身分を持たず、一般国民としての 権利・義務を保持し続ける」(報告書10ページ)というプランが 示されている。 それがいかに無理筋であるかは既に指摘して来た。 又、憲...
皇位継承を巡る国会全体会議で政府と衆参議長の無責任さ露呈
皇位継承を巡る国会全体会議で政府と衆参議長の無責任さ露呈
高森明勅
高森明勅 政府は去る1月12日、皇族数の確保策(?)をまとめた 有識者会議の報告書を、ろくに検証・吟味もしないで、 そのまま衆参両院の議長に手渡した。 こうして、国会が附帯決議として政府に求めていた 皇位の安定継承という課題への検討が、「白紙回答」として 国会に戻されたことになる。 これに国会がどう対処するか、注目する必要がある。 早急?それともゆっくり? 国会側の“...
「皇位の安定継承」を先送りした有識者会議の驚く理由付け
「皇位の安定継承」を先送りした有識者会議の驚く理由付け
高森明勅
高森明勅 皇位の安定継承を巡る諸課題の検討を求められていた有識者会議が、 平気で白紙回答を提出した。その“理由付け”に驚く。 「次世代の皇位継承者がいらっしゃる中で その仕組みに大きな変更を加えることには十分慎重でなければなりません」と。 これは本気で言っているのか。 継承者ゼロまで放置? 「次世代の皇位継承者がいらっしゃる」と言っても、 実際には秋篠宮家のご長男、悠...
憲法における皇室と国民の“区別”についてシンプルに整理する
憲法における皇室と国民の“区別”についてシンプルに整理する
高森明勅
高森明勅 1月14日、立憲民主党の「安定的な皇位継承に関する検討委員会」 (委員長・野田佳彦元首相)の第1回会合。 各メディアで報じられた。 例えば― 「検討委事務局長の馬淵澄夫国対委員長は会合後、 今後の皇室のあり方に関する政府の検討結果について 『皇位の安定継承について事実上の白紙回答だ』と批判。 政府の検討結果に盛り込まれた旧宮家の男系男子の養子縁組による 皇復...
有識者会議報告書の「男系」養子縁組プランも残念な“穴”だらけ
有識者会議報告書の「男系」養子縁組プランも残念な“穴”だらけ
高森明勅
高森明勅 12日、岸田文雄首相は衆参両院の正副議長と会談し、 無理筋で現実味がない皇族数確保策でお茶を濁した 有識者会議の報告書を手渡した。 岸田氏は、報告書を「政府として尊重する」と伝えるにとどめ、 両院議長は以下の談話を発表した。 「今後は、天皇退位について検討した際と同様に、 各党・各会派の代表者が参加する全体会議で政府から検討結果に関する 詳細な説明を受けた後...