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昭和天皇、上皇陛下のお気持ちを背負われご即位後初の沖縄行幸
昭和天皇、上皇陛下のお気持ちを背負われご即位後初の沖縄行幸
高森明勅
高森明勅 10月20日、上皇后陛下の米寿のお祝い。 上皇・上皇后両陛下の末永いご平安とご健勝を祈り上げる。 10月21日、秋篠宮家のご長女の眞子さまの ご結婚相手の小室圭氏が難関の米国ニューヨーク州弁護士試験 に合格された。 理不尽な逆風を克服されて見事な結果を出されたことは 本当に喜ばしい。 眞子さまのお誕生日を前に最高のプレゼントになった (眞子さまのお誕生日は1...
国葬は今後「大喪の礼」だけにすべし-という明晰な問題提起
国葬は今後「大喪の礼」だけにすべし-という明晰な問題提起
高森明勅
高森明勅 安倍晋三元首相の「国葬儀」を巡って様々な議論が出された。 私自身もプレジデントオンラインの連載 「高森明勅の皇室ウォッチ」で取り上げた(8月26日公開)。 ここでは、私の目に止まった2つの論説を紹介する。 1つは憲法学者で東京大学大学院教授の 石川健治氏の議論だ(「現代ビジネス」10月5日公開)。 「国民の自由や財産、国民の権利義務に関する制約は、 すべて法...
「お前ではダメだ」-敬宮殿下に向けられる残酷な政治の視線
「お前ではダメだ」-敬宮殿下に向けられる残酷な政治の視線
高森明勅
高森明勅 作家の赤坂真理氏が次のような一文を書いておられた。 平成26年の文章だ(『愛と暴力の戦後とその後』)。 「私は、敬宮愛子様の母親である雅子妃のことを、 以前、ちょっと気味の悪い人だと思っていた。 公務を果たせとか鬱がどうのという話ではない。 もし私が小学生だったとして、あるクラスメートの母親が、 毎日わが子を心配して『一人参観』しに来ていたら、 そらちょっと...
英国王室の豊かな資産と占領下に解体されたままの皇室財産
英国王室の豊かな資産と占領下に解体されたままの皇室財産
高森明勅
高森明勅 先頃、エリザベス女王が亡くなられたことから、 わが国の皇室と英国の王室との比較論が語られる機会が 増えたようだ。 その中で、示唆に富む指摘がある (皇室の広報を巡る現状への問題提起など)一方、 両者の経済基盤の違いにも目を注ぐ必要がある。 日本国憲法第88条には次のような規定がある。 「すべて皇室財産は、国に属する。 すべて皇室の費用は、予算に計上して国会の...
特例法「傍系の皇嗣=皇太子の例による」という規定への誤解
特例法「傍系の皇嗣=皇太子の例による」という規定への誤解
高森明勅
高森明勅 「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」 第5条に以下の規定がある。 「第2条の規定による皇位の継承に伴い 皇嗣となった皇族に関しては、皇室典範に定める 事項については、皇太子の例による」 「第2条の規定による皇位の継承」とは、 具体的には上皇陛下のご退位に伴う今上(きんじょう)陛下の ご即位を指す。 だから当然、「(それに)伴い皇嗣となった皇族」とは 秋篠宮...
立太子の礼と立皇嗣の礼における「おことば」の明確な違い
立太子の礼と立皇嗣の礼における「おことば」の明確な違い
高森明勅
高森明勅 これまで、皇太子・皇太孫(直系の皇嗣)と 傍系の皇嗣の違いについて繰り返し述べて来た。 ところが迂闊なことに、天皇陛下の「立太子の礼」(平成3年2月23日) での陛下ご自身のおことばと「立皇嗣の礼」(令和2年11月8日)での 秋篠宮殿下のおことばを自覚的に比較するのを、今まで怠っていた。 先日、私がプレジデントオンラインの連載で書いた “秋篠宮殿下は即位を辞...
皇位継承問題、初めは少数でも信念を持つ者達から道は開ける
皇位継承問題、初めは少数でも信念を持つ者達から道は開ける
高森明勅
高森明勅 昭和天皇のお誕生日だった4月29日は現在、 「昭和の日」という祝日になっている。 その趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた 昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」。 しかし、「昭和」から「平成」に元号が改まった当初、 政府が決めた祝日名は「みどりの日」で、全く別の趣旨の祝日だった (現在、「みどりの日」は5月4日に移動)。 それが「昭和の日」になったの...
いわゆる旧宮家に関わる東京五輪汚職をめぐる近頃の動き
いわゆる旧宮家に関わる東京五輪汚職をめぐる近頃の動き
高森明勅
高森明勅 神武天皇の子孫だからといって、それだけで皇位継承の資格を 持ち得るわけではないということを、これまで繰り返し指摘してきた。 そのことは、歴史上の著名な人物を思い起こせば、 たちどころに理解できるはずだ。 平将門、平清盛、源頼朝、足利尊氏など皆、 神武天皇の血筋を引いた「男系男子」だ。 しかし、だからといって、これらの人物に天皇になる資格が あったなどと考えて...
昭和天皇の「大喪の礼」における弔問記帳の人数など
昭和天皇の「大喪の礼」における弔問記帳の人数など
高森明勅
高森明勅 既にプレジデントオンラインの連載 「高森明勅の皇室ウォッチ」の先月の文章 「何もかも『大喪(たいそう)の礼』とは大違い… 皇室研究者が指摘する安倍元首相『国葬』の大疑問」 (8月26日公開、繰り返すがタイトルは編集部)で紹介したが、 念の為に昭和天皇の「大喪の礼」関連の基本的な数字を 改めて紹介しておく(『昭和天皇実録』第18巻のデータによる)。 ■参考ペー...
安倍元首相「国葬儀」で秋篠宮殿下より上位の待遇の4人は?
安倍元首相「国葬儀」で秋篠宮殿下より上位の待遇の4人は?
高森明勅
高森明勅 去る9月27日、日本武道館で安倍晋三元首相の「国葬儀」 が執り行われた。 これに伴って様々な報道が行われたものの、しっかりと 取り上げられなかったと思われる事実を紹介しておく。 開式に先立って、会場に入った参列者は立ったまま、 喪主の安倍昭恵夫人以下のご遺族を待つ。 ご遺族が入って席まで来ても、立ったまま秋篠宮殿下以下の皇族方を待つ。 ところが、皇族方が席ま...
皇位の尊厳を汚す神武天皇の子孫なら継承資格ありという錯覚
皇位の尊厳を汚す神武天皇の子孫なら継承資格ありという錯覚
高森明勅
高森明勅 神武天皇の男系子孫ならそれだけで皇位の継承資格を 持ち得るはずだ、という錯覚が一部にあるようだ (いわゆるY染色体論も含めて)。 しかし、国民の中にはそのような子孫が数多く含まれる。 このことは、例えば太田亮氏『姓氏家系辞典』 (同氏『姓氏家系大辞典』全6巻よりコンパクト…と言っても 1530ページあるが、各項目の初めに“出自”を明記してあるので、 同大辞典...
エリザベス女王の国葬にお出ましの天皇・皇后両陛下のご様子
エリザベス女王の国葬にお出ましの天皇・皇后両陛下のご様子
高森明勅
高森明勅 天皇・皇后両陛下には英国のエリザベス女王の 国葬にお出ましになられた。 その時のご様子を新聞記事から紹介しておく (産経新聞、9月24日付「皇室ウイークリー」)。 「両陛下は現地時間17日午後、ロンドン郊外の スタンステッド空港にご到着。 宿泊先のホテルでは、在英邦人らが歓声とともに出迎え、 両陛下はにこやかに手を振って応じられた。 天皇陛下は18日、チャー...
皇室関連で大切なのに見落とされている「神代三陵」とは?
皇室関連で大切なのに見落とされている「神代三陵」とは?
高森明勅
高森明勅 神様にもお墓がある。 と言うと、驚く人が多いのではないか。 神の実在を真正面から信じている人がどのくらいいるか 分からないが、神を信じる人でもその“お墓”となると、 ちょっと付いて行けない感覚になるのではないだろうか。 ましてや、21世紀の現代にその“神様のお墓”を 国の役所が管理し、お守りしているとなると、 ますます唖然、呆然とするのではあるまいか。 これ...
皇統譜上の初期の天皇の実在を巡る歴史学的アプローチとは?
皇統譜上の初期の天皇の実在を巡る歴史学的アプローチとは?
高森明勅
高森明勅 皇統譜上の初期の天皇の実在については 歴史学から疑問が投げかけられて来た。 それへの私の目下の考え方の一端を簡単に記しておこう。 まず、戦後歴史学による初期の天皇の実在への 批判的な見方については、新編日本古典文学全集 『日本書紀①』の「解説」(直木孝次郎氏執筆)によって、 初心者でもそのアウトラインを知ることができる。   「世襲王権」は6世紀初...
今上陛下が「第126代」の天皇とされている理由は何か?
今上陛下が「第126代」の天皇とされている理由は何か?
高森明勅
高森明勅 現在の天皇陛下は「第126代」の天皇とされている。 天皇の“公式の代数”はもちろん「皇統譜」に基づく。 その皇統譜は政令である「皇統譜令」(昭和22年5月3日)による。 ところが、その皇統譜令の第1条は以下のような条文になっている。 「この政令に定めるものの外、皇統譜に関しては、 当分の間、なお従前の例による」 つまり、大幅に旧皇統譜令(大正15年、皇室令)...
「女性天皇」反対派はエリザベス女王の治世をどう見るのか?
「女性天皇」反対派はエリザベス女王の治世をどう見るのか?
高森明勅
高森明勅 「女性天皇」反対派はエリザベス女王の治世をどう見るのか? 女性天皇を認める皇室典範の改正に、 様々な理由を挙げて強く反対する人が、僅かながらいる。 何故か、女性君主の場合“だけ”、配偶者やその一族に 政治利用されるとか、何とか…。 彼らは英国のエリザベス女王の治世をどう評価するのか。 オランダも今の国王の前に3代の女王が続いていたが (次の代も女王が予定され...
英国「女系」新国王が即位されても王位の正統性に揺るぎなし
英国「女系」新国王が即位されても王位の正統性に揺るぎなし
高森明勅
高森明勅 去る9月8日、日本の皇室とも縁が深かった 英国王室のエリザベス女王が崩御(ほうぎょ)され、 同国で久しぶりに(ヴィクトリア女王の後に即位した エドワード7世〔在位期間は1901年~1910年〕以来、 この時は男系によりハノーヴァー朝から ザクセン=コーブルク=ゴータ朝に交替) 「女系」の君主が即位された。 新国王・チャールズ3世だ。 果たして王朝が交替し、そ...
旧宮家の意思を巡り安倍元首相と別の男系論者の言い分が対立
旧宮家の意思を巡り安倍元首相と別の男系論者の言い分が対立
高森明勅
高森明勅 皇位継承問題を巡って男系限定維持論者は 唯一の方策として旧宮家プラン(旧宮家系国民男性が 養子縁組又は何らかの法的措置で皇籍を取得できるように 制度を変更する)を唱えて来た。 しかし、憲法違反で一発アウト。 それでおしまいなのだが、(私がかねて指摘して来た) 同プラン実現へのいくつもの難関の“最初”に位置する、 そもそも皇籍取得の意思を持つ該当者がいるのか、...
憲法が要請する安定的な皇位継承への望ましい在り方とは?
憲法が要請する安定的な皇位継承への望ましい在り方とは?
高森明勅
高森明勅 皇位の安定継承を目指す方策を巡って、 “現実的な”(=妥当かつ実現可能な)検討を行う場合、 最も基礎となる条件は何か。改めて言うまでもなく、 憲法上の要請に他ならない。 では、皇位継承の在り方への憲法の要請とは 具体的にどのような内容か。 そのポイントはおよそ以下の通り。 〇天皇が「日本国の象徴」であり、「日本国民統合の象徴」 であられることを憲法が規範とし...
安倍元首相の発言から皇位の安定継承を探るとどうなるか?
安倍元首相の発言から皇位の安定継承を探るとどうなるか?
高森明勅
高森明勅 故・安倍晋三元首相は亡くなられてからも、 「保守」系の人々から熱烈な支持を受けておられるように見える。 そこで、安倍元首相の生前の発言から皇位の安定継承への道を 探るとどうなるか。   〇「(被占領下に)皇籍を離れた(旧宮家の)方々はもう既に …70年以上前の出来事でございますから今は民間人としての 生活を営んでおられる…それを私自身がまたGHQの...