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野田佳彦元首相が上皇陛下から教わった「熱殺蜂球」とは?
野田佳彦元首相が上皇陛下から教わった「熱殺蜂球」とは?
高森明勅
高森明勅 野田佳彦元首相が首相在任当時、上皇・上皇后両陛下から 直接、お話を伺う機会があった。 「心から感謝の気持ちと尊崇の念を持っています」という野田氏が語る 上皇陛下からの教えを紹介する(『カレント』令和5年5月号)。 「私は東日本大震災が発生した時は財務大臣で、その半年後に 総理大臣に就任しました。 総理として被災地の復旧復興が第一のテーマでした。 私も何度も被...
靖国神社遊就館拝観ツアー、「昭和の日」セミナーなど近況一斑
靖国神社遊就館拝観ツアー、「昭和の日」セミナーなど近況一斑
高森明勅
高森明勅 4月のあれこれ。 4月1日、月刊誌『カレント』4月号に私の連載「皇室の春夏秋冬」 が掲載された。 4月3日に執り行われる皇室祭祀の「神武天皇祭」を取り上げた。 昨年2月号から1年間の連載予定だった。 それが延長となり、取り敢えずもう1年間は連載を続ける。 4月6日、プレジデントオンラインの連載「高森明勅の皇室ウォッチ」が公開された。 このところ週刊誌で集中的...
戦後歴史学のマルクス主義的偏向の実態についての正直な証言
戦後歴史学のマルクス主義的偏向の実態についての正直な証言
高森明勅
高森明勅 日本歴史学会編集の『日本歴史』令和5年5月号は丁度、 第900号なので、「『日本歴史』で振り返る日本史学界」 という記念特集を組んでいる。 古代から近代に至る多彩な業績を取り上げ、 史学史的な再評価を試みている。 興味深い内容が多い。 その中で、戦後歴史学のマルクス主義的な偏向の実態について、 正直な証言が見られる。 歴史学者で九州大学教授の福田千鶴氏の一文...
皇位継承の安定化への議論で土台とすべきいくつかの「数字」
皇位継承の安定化への議論で土台とすべきいくつかの「数字」
高森明勅
高森明勅 目の前に迫る皇位継承の行き詰まり、皇室存続の危機にいかに対処すべきか。 その危機感、問題意識を持たない人とは、残念ながら建設的な議論は 期待できないだろう。 その前提を共有できる人たちの為に、改めて議論の土台とすべきいくつかの “数字”を、おさらいしておく。 まず、過去の皇位継承の事例の中で、正妻以外の女性(側室)から 生まれた方々が占める大きさについて。 ...
皇位の安定継承を巡る最もシンプルな〇×クイズ
皇位の安定継承を巡る最もシンプルな〇×クイズ
高森明勅
高森明勅 皇位の安定継承を巡る“正解”を探る最もシンプルな 〇×クイズを試みよう。 ①天皇・皇室への敬愛の気持ちを抱き、日本の国家・社会にとって 欠かせない大切な存在だと考えている。 〇なら②へ。 ×なら、基本的な感性・思想上の違いなので仕方がない。 それでも可能なら、わが国における公的秩序の緩やかな (自由と規律がバランスよく保たれる状態での)維持と、 国民の無理の...
本居宣長『直毘霊』「神道」論のキーワードは「天照大神」
本居宣長『直毘霊』「神道」論のキーワードは「天照大神」
高森明勅
高森明勅 本居宣長『直毘霊』「神道」論のキーワードは「天照大神」 近世国学の大成者、本居宣長。 その代表作は改めて言うまでもなく、35年もの歳月をかけて 完成させた文字通りのライフワーク、『古事記伝』(全44巻) に他ならない。 その「一之巻」末尾に「直毘霊(なおびのみたま)」と題する 神道論が収められている。 この部分だけでも独立の書物として刊行されている。 私の手...
皇位継承の安定化へ向けて女性天皇・女系天皇以外の対案は?
皇位継承の安定化へ向けて女性天皇・女系天皇以外の対案は?
高森明勅
高森明勅 次の世代の皇位継承資格者がたったお1方しかおられない。 そのような現実のもとでは、畏れ多いが、ご結婚も至難と ならざるを得ないだろう。 にも拘らず、危機感が余りにも乏しいのではないか。 勿論、皇室の存続を望まないのであれば、危機感が無くても理解できる。 しかし、そうでないとすれば、どう受け止めたらよいのか。 私は長年、女性天皇・女系天皇を速やかに認める以外に...
北畠親房『神皇正統記』「神国」論のキーワードは「天照大神」
北畠親房『神皇正統記』「神国」論のキーワードは「天照大神」
高森明勅
高森明勅 戦乱が続いた南北朝時代の人物で、南朝方の重臣であり、 中世における「神国」思想の大成者とされる、北畠親房。 その代表的な著書が『神皇正統記』だ。 同書の冒頭が「大日本は神国なり」で始まることは有名だろう。 では、日本は何故、「神国」なのか。 それは「天祖(=国常立尊〔くにのとこたちのみこと〕)はじめて 基(もとい)をひらき、日神(=天照大神)ながく統を伝へ給...
「女帝」のご婚姻相手として「5世王」と「凡人」が同じ扱い
「女帝」のご婚姻相手として「5世王」と「凡人」が同じ扱い
高森明勅
高森明勅 先に紹介した『令集解』に書き込まれた注釈 (新訂増補國史大系本〔第2〕、519ページ)では、 「女帝」が(継嗣令「王娶親王」条に違反して)「5世王」や 「凡人」と婚姻されていた場合、そのお子様は親王・内親王ではなく 「凡人」となるのか、という疑問がわざわざ取り上げられていた。 これに関連して、先日のブログ(「『研究史断片』について 私見を補強する貴重な指摘が...
「研究史断片」について私見を補強する貴重な指摘が届いた
「研究史断片」について私見を補強する貴重な指摘が届いた
高森明勅
高森明勅 先日「古代律令制下における『女帝(女性天皇)』を巡る研究史断片」 という文字通りの断片的なメモを公開した。 これを読んで、少し立ち入った問題について、 興味深い指摘をして戴いた方があった。 『令集解』に書き込まれた注釈で、「女帝」が「5世王」(天皇から血縁が 5世離れて“王”の称号は名乗れても皇族〔皇親〕とはされない)や 「凡人」(庶民)と婚姻されていた場合...
古代律令制下における「女帝(女性天皇)」を巡る研究史断片
古代律令制下における「女帝(女性天皇)」を巡る研究史断片
高森明勅
高森明勅 日本古代の律令制下における「女帝(女性天皇)」の制度上の位置 付けを巡る研究史の一側面について、以前に紹介したものも含めて、 改めてここに掲げておく。 「(大宝・養老『継嗣令』に見られる)『女帝子亦同』とする記述は… 女帝の所生子の身位についての注記であり、律令本来の父系帰属主義 からすると、子は父の身位を継ぐものであった。 ところが、母が帝位にあることで、...
男系論者が公然と敬宮殿下の「政略結婚」を画策する時代錯誤
男系論者が公然と敬宮殿下の「政略結婚」を画策する時代錯誤
高森明勅
高森明勅   4月6日、プレジデントオンラインの「高森明勅の皇室ウォッチ」が公開された。 同記事が公開されると毎回、同日に少し遅れてYahoo!ニュースでも配信される。 このところ相次ぐ、敬宮殿下の「お相手」候補をめぐる無責任な週刊誌報道の 信憑性と背景を、取り上げた。 ここでは、字数の関係などでそこに盛り込めなかった記事を、 いくつか紹介する。 男系限定論...
皇位継承を安定化させ、皇室の「聖域」性を保つルールとは?
皇位継承を安定化させ、皇室の「聖域」性を保つルールとは?
高森明勅
高森明勅 皇位継承を安定化させ、皇室の「聖域」性を保つルールとは? 予断と偏見を排して、皇位継承のルールはいかにあるべきか? 普通に考えると、次の2つの条件を兼ね備えたルールが求められるだろう。 ①皇位の継承をより安定化し得る(→憲法第2条の要請に応える条件)。 ②皇室の「聖域」性が守られ、国民の敬愛と信頼の気持ちを大切にする (→憲法第1条の要請に応える条件)。 端...
医療が届かない先までの看護、政治・法律が届かない先までの…
医療が届かない先までの看護、政治・法律が届かない先までの…
高森明勅
高森明勅 上皇后陛下が「日本看護協会創立五十周年記念式」 (平成8年1月16日)でお述べになったおことばより。 「看護の仕事には、人間体験への深い洞察とともに、 人を不安や孤独に至らしめぬための、様々な心遣いが 求められているように思われます。 身心に痛みや傷を持つ人々、老齢により弱まった人々が、 自分が置かれている状態を受け入れ、それを乗り越え、 または苦痛とともに...
天皇の歴史において女性天皇を排除したのは例外的な出来事
天皇の歴史において女性天皇を排除したのは例外的な出来事
高森明勅
高森明勅 「天皇」というわが国独自の君主の称号が成立したのは 私見では608年。 推古天皇の時代だ(拙著『謎とき「日本」誕生』ほか参照)。 従って、これまでも繰り返し述べて来たように、“最初の天皇”は 女性だったことになる。 その後、前近代において女性天皇の即位が禁止された事実はない。 これについては、私のホームページに今年(令和5年)2月23日に 公開したブログ「前...
Yahoo!コメントで承認欲求を満たすために素早く世論に追随?
Yahoo!コメントで承認欲求を満たすために素早く世論に追随?
高森明勅
高森明勅 わが国最大のニュース配信サービスである「Yahoo!ニュース」。 やや前のデータながら月間230億PV(ページビュー=閲覧回数、 令和3年8月の調査)にも達するという。 同ニュースにはコメント欄が設けられ、毎日、多くの匿名の 書き込みが見られる。いわゆる「ヤフコメ」だ。 時には、目に余る誹謗中傷の類いの書き込みが溢れ、問題を 惹き起こすことがあった(近頃は改...
「旧皇族」という言葉をいい加減に使う人物や文章には要注意!
「旧皇族」という言葉をいい加減に使う人物や文章には要注意!
高森明勅
高森明勅 「元皇族」という言葉がある。 かつて皇族だった方が、皇族の身分を離れられた場合、 「元皇族」と申し上げる。 一定期間、皇統譜に登録された後に、そこから戸籍などに移られる というケースだ(稀に外国籍を取得された事例もあった)。 「旧皇族」という語も、元来は「元皇族」と同じ意味であり、 そのように使われていた。 その場合、元皇族、旧皇族が皇族の身分を離れられた後...
天皇陛下の青春の記録『テムズとともに』の印象的な一節
天皇陛下の青春の記録『テムズとともに』の印象的な一節
高森明勅
高森明勅 わが国の皇室の特徴の一つは、天皇ご自身が和歌を詠まれ、 あるいは歌集の勅撰を主宰され、学問を深められて、更にご著書まで お持ちの例さえ珍しくないという事実だろう。 この事実に基づき、これまで『皇室文學大系』(全4巻。元の書名は 『列聖全集』大正4~6年。大系本は昭和54年)をはじめ、和田英松氏 『皇室御撰(ぎよせん)之研究』(昭和8年、同61年復刻)、 米田...
旧宮家プランは憲法の例外規定の適用を受けないので門地差別
旧宮家プランは憲法の例外規定の適用を受けないので門地差別
高森明勅
高森明勅 男系限定論者が唱えて来た唯一の方策である旧宮家プランは、 憲法が禁じる「門地による差別」に当たり、一発アウト。 この衝撃に男系限定論者がうろたえているようだ。 挙げ句の果てに、窮地から何とか抜け出そうとして、「旧宮家=天皇・皇族と 同じく門地差別禁止の例外」というムチャな混同を敢えて行うケースも 見られる(単に理解できないで混乱しているだけの場合も?)。 そ...
旧宮家プランは後退を重ねて遂に“袋小路”に追い込まれた
旧宮家プランは後退を重ねて遂に“袋小路”に追い込まれた
高森明勅
高森明勅 男系限定論者が唱えて来た唯一の方策だった旧宮家プラン。 元々、旧宮家系国民男性がそのまま新しく皇籍を取得できる制度を 設けようとしていた。 昨日まで国民だった人物が、法的措置だけで今日からは皇族という、 非常識な提案だ。 それを旧宮家の“復活”とか、旧皇族(!)の皇籍“復帰” という不正確な呼び方をしていた。 しかし、問題だらけの有識者会議報告書でさえ、さす...