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捨てよう!政治家性善説
切通理作
切通理作 僕はこれまで憲法は「きまり」である、という意識しかありませんでした。どうしても考えなければならない問題が出てこない限り、そこを再検討する意義もわかりませんでした。   しかし小林さんが「言葉は命」と言うのに触れて、政治家が憲法や憲法の解釈の「ささいな文言」に変更を加えようとした時には、必ず国民もまた、そのことの理由を考えてみる必要があると思うように...
ささやかな提言
切通理作
切通理作    いまゴー宣ネット道場の「切通理作のせつないかもしれない」では「ネットってこわいね」と題し、身内だけに向けて公開しているつもりでも、全世界の人が見られるネットは本来怖いものなのだということを再認識しようという内容で話しています。   狭い世界では常識だったり、それが当たり前だという「空気」があっても、そのまま外に出していいの...
崖っぷちに気づかない世の中を作っているのも自分?
切通理作
切通理作 今日発行の「小林よしのりライジング」読んで、ベビーシッターに子を殺された母親の実態に驚きました。 ある程度の周囲の手助けが見込まれていた環境なのに、自ら安易に手放してしまった側面が強い。   必要なら、無理筋に食い下がってでも、子どもに必要なものをぶんどってくるのが母親だと思っていましたが……これは、生きるための本能、母として子どもを守るという本能...
主婦とネトウヨの相関関係
切通理作
切通理作  先月の道場に、専業主婦の人たちが何人か来られ「いまの自分はこれでいいのか」という不安を持っていると語っておられたのが印象に残っています。   いまや世間一般では専業主婦が出来るということは「恵まれている」部類に入ります。 しかし、その立場だって、たとえば夫の給料が下がったり、失職したりと、状況は不安定で、いつ失われるかわかりません。 &...
保守こそこの問題を考えよう
切通理作
切通理作    次回、久しぶりのリアルゴー宣道場のテーマは『専業主婦が女のあるべき姿なのか?』  長谷川三千子さんの暴言というホットなニュースがあったとはいえ、このテーマを聞いただけでは、もう既に問い尽くされたテーマだと思う人もいるでしょう。 昔「アグネス論争」というのがありました。職場に託児所を作れというアグネス・チャンの意見に、林真理子が噛みつきました。 あの当時...
『永遠の0』は傑作か愚作か?
切通理作
切通理作      前回私のブログの最後で予告した、高森明勅さんとの動画『時事楽論』での「『永遠の0』は傑作か愚作か」が、実はその日の内にUPになりました。 http://www.nicovideo.jp/watch/1390377273  僕と高森さんの意見がどう違い、どこが共通しているのか、ご覧になってくだされば幸いです。   そして、よろしかったらぜひ...
映画で「戦時下の日本」を描く限界と可能性
切通理作
切通理作   明日、25日から全国松竹系劇場で公開される山田洋次監督作品『小さいおうち』は、昭和39年生まれの作家・中島京子が直木賞を受賞したベストセラーの映画化。昭和10年代の日本を舞台に、六十年前の戦前にも、東京郊外には、中流家庭のそれなりにモダンな暮らしがあったということを、赤い三角屋根の下で働く女中さんの側から見つめるという内容。  女中さんがいる中流家庭は、...
本当の危機はそこまで来ている
切通理作
切通理作                               ...
あべちゃん
切通理作
切通理作     方や、英霊を参拝することがなぜ政治的案件にならなければならないのか、そんなことまでいちいち諸外国のご機嫌を伺わなくてはならないのかという、理不尽な思い。   方や、参拝したはいいけれど、かつて批判していたはずの戦後レジームそのものの声明を出し、たとえ自衛でも日本人が戦争をすることは過去から未来にわたって罪であると認めてし...
小林よしのりさんの<眼福>に教えられた
切通理作
切通理作  先日の道場終わって以来、僕は、自分のメルマガを新たに作ろうと準備していました。 日本の映画をなるたけ全部見てレビューしようというもので、「映画の友よ」という題に決まり、無事創刊号出せました!   よろしければ読んでくだされば幸いです。http://yakan-hiko.com/risaku.html 試し読みOKです。 毎回僕の長編評論が冒頭に載...
いま、僕たちの居る時代は・・・・
切通理作
切通理作    「天皇の政治利用」という言葉、すっかり有名になってしまいました。   山本議員が手紙を届けられるんなら、僕たちも天皇陛下に手紙を書けるの?なんていうことが言われているようです。   「天皇陛下はサンタクロースじゃないんだから」と言いたくなります。   天皇陛下も、山本議員の身の安全を慮っておられるので、皇室について語れる敷居の低さのムードが出来ているの...
「血まみれ結婚式」まで一週間!
切通理作
切通理作       小林よしのりさんが昨晩登壇したと同じ新宿ロフトプラスワンでは、奇しくも次週4日月曜日、「血まみれ結婚式」が行われます。  『せつないかもしれない』に出てくれている女優衣緒菜さんと新鋭監督田代尚也さんの公開結婚式です。   以下は、田代監督によるプロポーズ全文です!・・・・・・・・・・・・・・・・・...
そのせつなさを返せ
切通理作
切通理作     コンビニでブブカタブーという雑誌が『あまちゃん』は駄作だっていう見出し載せてたんで気になって読みました。   僕は『あまちゃん』は2、3週目ぐらいから見て最終回まで一日も欠かさず見てしまった人間。普段朝ドラそんなに見ない方なので、駄作だとかつまらないと思っていたら途中でやめてます。   けれどもその記事は一理あると思った。  それは震災で北...
『風立ちぬ』に立ち合いたい
切通理作
切通理作     小林よしのりさんから「今度のゴー宣道場で、『宮崎駿の<世界>』販売してもいいですよ」とメールを頂きました。    左のアマゾン欄で紹介いただいてる拙著『宮崎駿の<世界>』は、2001年に『千と千尋の神隠し』までの内容で新書として初刊行、2008年『崖の上のポニョ』の時にそこまでの作品について増補した文庫版を刊行しました。...
『風立ちぬ』で日本人の矛盾にブチ当たれ!
切通理作
切通理作       「宮崎駿は一九四一(昭和十六)年生まれ。子どものころは戦争中。だから、宮さんの言葉を借りれば、物心ついたときに絵を描くとなると、戦闘機ばかり。でも、一方では大人になって反戦デモにも参加する。相矛盾ですよね。 もしかしたら、それは彼だけの問題じゃなく、日本人全体が、どこかでそういう矛盾を抱えているん...
宮崎駿は「おくれて来た戦時下の少年」
切通理作
切通理作  『風立ちぬ』映画評のみならず、先の大戦という<負け戦>体験を抱えた日本人の一人としての「宮崎駿のどうしようもない矛盾を語ろうではないか!」という小林さんの呼びかけ。  それを受けて、私は、二年前の8月6日、当ブログに書いた記事を、以下に転載します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 原子爆弾を天罰と捉え、戦前の日...
安易な成長神話の宮崎駿批判
切通理作
切通理作  『AKB48論』で「アイドル好きなやつはロリコンだ」「日本の男はロリコン」という言い方に対して、小林さんが反論しているのが興味深かったです。  宮崎駿も、もう三十年前からずっと、ロリコンロリコンと言われ続けてきた<ロリコン呼ばわり三十年男>ですからね。    しかし小林さんが「『ロリコン』という言葉は『マザコン』と同様、1970年代後半から80年...
「本当の話」をしたいのです
切通理作
切通理作  宮崎駿がアニメーターになったのが昭和38年。かつての東京オリンピックの前年でした。   あれから半世紀近く経ち、新たなオリンピックで招致しようといういまの日本の「ふたたび経済成長を」というムードの中で、宮崎駿が引退宣言をしたのには符牒を感じます。  「人口が減っていくから、今後はアニメーションも成り立たなくなりますよ(笑)。でも無理ならやらなくていいんです...
毎日新聞「風立ちぬ」記事の誤謬
切通理作
切通理作  毎日新聞で『風立ちぬ』の記事があって、そこにコメント求められ、校正可の条件で受けました。後にメールで発言をまとめたものが送られてきて、校正後すぐ返送。しかしまったく反映されず記事になった模様。     このURLで全文が読めます。  http://mainichi.jp/enta/news/20130821dde012200009000c2.ht...
「雑談の時間」の大切さ
切通理作
切通理作       明後日は次回ゴー宣道場の打合せで小林さん、高森さん、笹さん、木蘭さんとお会いする日です。    打合せと言っても、いつもざっくばらんに雑談をしながら、気が付いたら当日の進行を話していて、だいたいこの辺でということで解散になります。    毎回、この空気が絶妙で、やはり小林さんが中心に居るからあり得るのだなと思っています。 &n...