小林よしのり

文化と社会と政治は切り離せはしない。

小林よしのり

2026年 1月 1日

よしりんバンドの「歌謡曲を通して日本を語る」をこの2年ほどやってきて、ようやく
意義が明瞭に見え始めたと思う。
最初は、もっと繊細に思想するには、右脳と左脳の両方が必要だと言ってきた。
だが、実際に昨晩のわしの「アイドル論の変遷と三類型の分析」によって、それが高市早苗と
どう関連するかを論じたとき、気が付いた視聴者は多かったっと思う。
文化が一人の女性政治家を作り、それが社会に影響を与えている。
一周遅れで男尊女卑が作った上目遣いの媚びが、外交で生かされている危険性に気づかないのは、まだまだ政界と一部男尊女卑社会に慣れ切ったネトウヨ並びにさな活信者が多すぎるからである。
時代はもはや「カワイイだけでいいですか?」の自己中女性と、それを許容する男性社会の劣化に移行
しており、男女共に劣化している。
そんな中で男の視線に媚びない女として、ちゃんみなやHANAの世代が台頭してきたのだ。わしは
この世代に真のフェミニズムの可能性を見る。
だが、肝心のフェミ二ムズの知識人も、もちろん政治学者も、一般国民も、誰もこの女性論の
変化に気づかない。気づかないまま「女性という属性で高市早苗を批判するな、政策で批判しろ」
などというくだらない秀才主義で高市早苗に対する批判を封じ込める全体主義に一役買っている。
実に愚かである。「女性という属性の文化」を見ていないから、そのような時代遅れの感覚を
公言してしまうのだ。
文化は社会にも政治にも影響を与えている。よしりんバンドの「歌謡曲を通して日本を語る」
はやはり意義深いと確信する年末だった。