小林よしのり

講演が苦手な理由

小林よしのり

日々の出来事
2014年 2月 12日

講演はあとで自己嫌悪に陥る。
何度もやってりゃ慣れるのかもしれないが、
一年に一回くらいしかやらないから、
しゃべりながら名詞や単語を度忘れしてることに気付く。

文章で書くときなら、いちいち調べて正確を記すのだが、
しゃべるときは立ち止まることが出来ないから、
うろ覚えの単語を発してしまう。

しゃべりながら間違いに気付くこともある。
先日は「岸田里美」と口に出してしまって、客席の一名が首を
傾げていたので、「ミスったな?」と気付き、
また話しの流れで「里見岸雄」と言い直した。

他にもあやふやな単語を発していたことに気付いたから、
文章にするときはチェックしなければならない。

まったく記憶力の悪さにうんざりする。
先日は「ダボス会議」という単語がどうしても出なくて、
終わったらすぐ思い出した。
やはり書くのと話すのは大違いだ。