小林よしのり

特別永住権は特権ではない

小林よしのり

2014年 10月 26日


戦前、日本に居住して、日本人になっていた朝鮮人は、戦後、

日本国籍を剥奪されたんだから、「特別永住権」を与えるのは

当たり前である。

 

その子孫が韓国籍を取っても、帰化できない事情は各人にある

のだろうし、実際は二世、三世になれば、帰化する状況は

圧倒的に進んでいる。

 

「特別永住権」は在日の特権ではないし、逆差別でもない。

 

橋下徹は歴史を知らないし、市長が永住権の問題などに

取り組む意味もない。

橋下だけでなく、自称保守の馬鹿者どもも、モノを知らない

から在特会ごときのカルト集団のデマにすぐ騙される。

 

わしが子供の頃は、部落民も朝鮮人も身近にいて、差別される

世間・環境の実態をリアルに見てきた。

最近、「幼児化した大人」が増え過ぎて面倒なことだ。