小林よしのり

ポケモンGOで議論する気などない

小林よしのり

日々の出来事
2016年 7月 27日


やくみつるがポケモンGOを批判したことで炎上したらしい。

やくみつるは流行に迎合せずに親父くさいことを言うので

見直した。

親父は親父の役割りをすればいいのであって、子供や若者に

迎合する必要はない。

『民主主義という病い』を読めばその理由が分かる。

古代ギリシャの時代から変わらない大人の堕落だ。

 

時浦から、かつて『戦争論』を批判した「と学会」の山本

とかいう馬鹿が、ポケモンGOをウザいと言ったわしを

批判していると連絡があった。

 

ポケモンはわしの『おぼっちゃまくん』の担当編集者だった

久保ちゃんがプロデュースした商品で、『おぼっちゃまくん』

で学んだノウハウを参考にしたとおべっかで言っていた。

 

ポケモンは好感を持っていたが、ポケモンGOは危険だと思う。

子供が歩きスマホで視野狭窄になって、事故に遭う心配をして

しまうし、例えば目に障害があって白い杖で歩いている人に、

ぶつかってケガさせたりしないだろうかと心配になる。

 

だからと言って排除する気はない。

半年以上、子供が事故に遭わず、飽きもしないで、社会に迷惑

をかけないで流行が続いていたら、わしもやってみるかも

しれない。

『おぼっちゃまくん』のネタになるかもしれんので。

 

わしが例え子供や若者に厳しいことを言っても、わしの

読者には子供や若者もいっぱいいるし、「ゴー宣道場」には

1415歳の子供も来るし、優秀な大学生も来る。

媚びを売らないが、子供や若者が好きというわしの本質を

見抜いているのだろう。

 

ポケモンGOなんかで、真剣に議論する気などない。

ウザいということくらいは言っておくというレベルの話だ。