小林よしのり

民進党は自信を失っている

小林よしのり

日々の出来事
2016年 12月 22日


朝日新聞の「民進『皇室典範改正を』特例法への対応は

未定」を読むと、やはり民進党が完全に自信を失っている

様子が分かる。

 

「特例法への対応は未定」

これでは自民党に負けるだろう。

 

党として反対を貫けるのか見通せないような状態では、

マスコミも大きく取り上げても仕方がない。

 

安倍首相がすでに言っている「政争の具にすべきではない」

という攻撃に耐えられないのが、今の民進党の実態かも

しれない。

 

カジノ法案の対処でも驚いたが、執行部についてこない

議員がいて、自民党との対決姿勢を貫けない。

 

「民進党が退位を遅らせているように見られるのはリスク」

だから特例法を認めた方がいいと主張する議員がいるらしい。

 

この弱腰を見ると、もう民進党は自らの存在を主張できる

自信を喪失しているなと感じる。

 

わしは政権交代可能な野党が必要だと思っているが、

民進党はその期待に応え得る政党なのか?

わしは民進党内で影響力を持つ議員に会ってみたいと思う。

このままでは民進党の支持率は果てしなく下がり続ける

だろう。